こんにちは。『相模六社巡り』の続きです。
今回は、神奈川県平塚市にある四之宮『前鳥(さきとり)神社』と五之宮格『相模國一国一社 平塚八幡宮』の参拝。
一之宮『寒川神社』から『前鳥神社』までは車で10分程度です。ストレス無く、良いテンポで神社巡りが出来ますね。
平塚市は相模川の向こう側にありますので、まずは川を渡っていきます。
前鳥神社
〇御祭神
・菟道稚郎子(うぢのわきいらつこのみこと)
・大山咋命(おおやまくいのみこと)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
〇御由緒
創建不詳ながら、延喜年間(901~923年)の「延喜式神名帳」に「前鳥神社」と記され、相模国の十三座のひとつとして登載されている。
(引用元:前鳥神社HPより)
一の鳥居。表参道はここから始まります。
社殿のすぐ近くにある赤鳥居。
表参道の途中にある鐘楼。御鎮座1600年祭で復元されたとの事。
一の鳥居から程なく、二の鳥居に到着。ケヤキの森の中を抜けていく参道が、何とも気持ちいい。筆者が一番気に入った場所です。
「平塚八景」に選定されているとの事ですが、「平塚八景」とは、市制施行50周年を記念して、市民の推薦のもとに制定された平塚の代表的な8つの景色・景観の事です。『前鳥神社』は「森の前鳥神社」として登録されています。
「平塚八景」には「湘南平」も選定されていますが、広く知られている「湘南平」と同格なんてスゴイですね。
御祭神の菟道稚郎子(うぢのわきいらつこのみこと)は修学・学問の神様。受験生の参拝も多いのかも知れませんね。
奨学神社
百済の王子阿直岐と博士王仁と菅原道真公を御祭神とする境内社の「奨学神社」。受験生にとっては『前鳥神社』参拝とあわせて、100万倍のパワーを貰えそうですね。
『前鳥神社』の参拝を終え、『平塚八幡宮』へ向かいます。車で10分程度です。
平塚八幡宮
〇御祭神
・応神天皇(おうじんてんのう)
・神功皇后(じんぐうこうごう)
・武内宿禰(たけのうちのすくね)
〇ご由緒
仁徳天皇68年(380年)、この地に大地震があり、人々の苦しむ様を見かねた仁徳天皇が社を建てたのが始まりとされる。
(引用元:平塚八幡宮HPより)
大きな社号標。各国に一社ずつ官営で建てられた八幡宮なので、「相模国の一国一社」と呼ばれる格式が高い神社。これが相模国の五之宮格と言う事なのかな。
巨大な「提灯の掛け台」?これだけ大きいのは珍しいかと。鶴の紋章が目を引きます。
一の鳥居
境内はとても広いです。一の鳥居の向こうを走る道路は国道1号。大きな道路に面しているとは思えない程、静かな境内。
青銅の鳥居
参道を進んでいくとまわりに木々が生い茂った青銅の鳥居前に到着。正面に社殿が見えてきました。
社殿
大昔は「鎮地大神」と称されていた『平塚八幡宮』。大地震がきっかけに創建された神社なので、地を鎮めると言う意味で「鎮地大神」?
御潮
「御潮」なるものが置かれていて、左・右・左の順番でお祓いしてから、拝殿の前に立ち、お参りします。この動作をする事で何となく、身が引き締まる感じがしますね。
拝殿の上に灯されている提灯がいい雰囲気。
拝殿に立てかけてあった大きな”しゃもじ”みたいなやつ。絵になりますね。
西御池
『平塚八幡宮』には一の鳥居近くに、東御池と西御池と名付けられた二つの池があります。上の写真は西御池。太陽が水面にあたる様子が綺麗で、写真を一枚。
平塚弁財天社
西御池の畔に御鎮座する、金運・芸能上達・美容祈願などの御利益を授かることができるとされる「平塚弁財天社」。
浄銭池
ここでお金を洗い清めると、金運アップのご利益があるとの事。平塚弁財天社の近くにあります。
『相模六社めぐり』も残り3社。このあと二宮、大磯、伊勢原へと移動して行きます。
基本情報
〇前鳥神社
・住所:神奈川県平塚市四之宮4-14-26
・電話:0463-55-1195
・駐車場:あり
・公式HP:https://sakitori.jp/
〇平塚八幡宮
・住所:神奈川県平塚市浅間町1-6
・電話:0463-23-3315
・駐車場:あり
・公式HP:http://www.hachiman.org/
アクセス
〇前鳥神社
・『JR平塚駅』からバス
「前鳥神社前」バス停より徒歩3分
〇平塚八幡宮
・『JR平塚駅』より徒歩8分
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