ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【小石川大神宮】東京ドームの近くにある「伊勢神宮」の遙宮

こんにちは。今回は東京都文京区にある『小石川大神宮』の参拝録です。
ここはなんと「伊勢神宮」の遙宮(とうのみや)なのだそう。
遥宮と言えば三重県にある「瀧原宮(たきはらのみや)」と「伊雑宮(いざわのみや)」だけかと思いましたが、「東京ドーム」の近くにもありました!

東京メトロ丸ノ内線、南北線の「後楽園駅」から徒歩4~5分の駅近神社です。大通りをそれて路地裏に入ると、まわりを住宅に囲まれたひっそりした場所に鎮座していました。東京に遙宮があるなんて思いませんよね。

大鳥居

なかなか立派な木製の鳥居。玉砂利が綺麗に敷き詰められています。鳥居に向かって右の黒い建物が社務所です。
御祭神は、もちろん天照皇大神。創建は昭和41年(1966年)、伊勢神宮祟敬者総代の故佐佐木勝造氏の熱烈な起請により、天照皇大神を永久に奉斎するため、「伊勢神宮」より皇大御神の特別御神璽(おおみしるし)を奉戴するに至った神社なのだそうです。(小石川大神宮HPより)

伊勢の遙宮

「伊勢神宮」を遥拝できる社は東京各地に多々あり、「xxxのお伊勢さん」と呼ばれる神社もたくさんありますが、”伊勢神宮の遙宮”と呼ばれるのは東京では、ここだけかも知れませんね。

神社のホームページによると、特別御神璽とは、海外公民団などから「天照大神を奉斎して永久に敬神の誠を捧げんがために神受の申請があったとき、詮議の上大宮司の決裁により授与される」定められてる特別な手続きらしい。かなり格式の高い神社かと。

手水舎

フクロウの置物が気になる手水舎。朝早いのでまだ竹の蓋が開いていません。花手水で飾られることもあるようです。

『小石川大神宮』創立者・佐佐木勝造氏の像。「伊勢神宮」に相当貢献された方なんでしょうね。

「伊勢神宮」の宇治橋の絵が境内に飾られています。

社殿

境内も社殿も妙に新しいので調べてみると、令和3年(2021年)に社殿を新しくしたばかりのようで、「伊勢神宮」の古材・御用材を譲り受けて造営したらしい。

野球ボールみくじ

「東京ドーム」がすぐそばにあると言う事で、「野球ボールみくじ」や野球必勝祈願の「野球ボール絵馬」がありました!
「東京ドーム」から徒歩10分ほどの近さ。小さい境内ですが「伊勢神宮」ともかなり繋がりの深い『小石川大神宮』を参拝してみてはいかがでしょうか!

基本情報

・名称:小石川大神宮
・住所:東京都文京区小石川2-6-9
・電話:03-3812-4681
・駐車場:なし
・HP:小石川大神宮公式ホームページ
・アクセス
-丸ノ内線「後楽園駅」徒歩4分
-南北線「後楽園駅」徒歩5分
-都営三田線「春日駅」徒歩5分
-都営大江戸線「春日駅」徒歩5分