
こんにちは。千葉県・市原市にある『高滝湖』周辺の散策録です。
『高滝湖』は養老川に建設された「高滝ダム」のダム湖。ワカサギ・ブラックバス釣りで人気の湖でもあります。今回は「市原湖畔美術館」周辺のパブリックアートを鑑賞しながら湖畔を散策した後、対岸にある『高瀧神社』を参拝します。
高滝湖案内図

『高滝湖』はこんな形をしたダム湖。実は千葉県最大の湖面積を誇る湖なんですね!今回の散策は湖の真ん中あたりに架かる赤い橋「加茂橋」周辺を散策します。
ふれあいの広場駐車場


湖畔近くの「ふれあいの広場駐車場」を利用。看板には「高滝湖第一駐車場」と書かれていましたが、Google-Mapでは「ふれあいの広場駐車場」と出ます。
高滝湖の鳥居



なかなか絵になる”湖上の鳥居”。対岸に『高瀧神社』が鎮座しています。


遠くに見える展望台らしき黒いタワーまで行ってみます。「高滝湖第一駐車場」から徒歩5分程度です。
湖上テラス


まずは湖に突き出た「湖上テラス」と呼ばれる展望台を散策します。


テラスはこんな感じで、ベンチが4つほどありました。駐車場から見た黒いタワーがすぐ近くに建っています。

気持ちのよい「湖上テラス」からの眺め。さきほどの鳥居も遠くに見えます。
加茂橋

鳥居に向こう側に架かっていた「加茂橋」。橋を渡った向こう側に『高瀧神社』があります。
湖上彫刻「かげろう」


重村三雄 作
目を引く巨大な湖上彫刻は、『高滝湖』のシンボル的な存在のパブリックアートです!『高滝湖』の湖畔には「市原湖畔美術館」があるのですが、その関係から湖に設置されたんですかね。美術館のホームページによると、ダム建設によって失われた生命が復活するという「生命の循環」をキーワードにしているとの事。「湖上テラス」のまわりに、同じアーチストの方の3つの湖上彫刻があります。
湖上彫刻「生命の星 やませみ」


重村三雄 作
「かげろう」同様に、存在感のある湖上彫刻。”湖上の鳥居”とのコラボがいい感じ。
湖上彫刻「湖の祭り」

重村三雄 作
残念ながら、近くに寄って鑑賞する事ができない場所に設置されているので、スマホのズームではわかりづらいのですが、よ~く見ると蜘蛛の巣や鳥の巣と卵、カブトムシ、バッタなどのオブジェが水中から突き出た柱の上に載っています。
展望塔

ど~んとそびえる眺めが抜群そうな展望台なのですが、残念ながら現在は老朽化のため立入禁止でした。
藤原式揚水機

大きな水車の正体は、低地から高地に水を送る揚水機の水車。明治13年に建設されたらしく、タービン式揚水機が登場するまで、養老川流域の多くの農民の方々を干害から救ったのだそう。
市原湖畔美術館

もともと観光・文化施設「市原市水と彫刻の丘」のリニューアルにより、市原市の市制施行50周年を記念して2013年にオープンした「市原湖畔美術館」。外壁に長い線や短い線の形をしたものがランダムに貼り付けられていますが、これが「市原湖畔美術館」のシンボルマークで、湖の水面をイメージしているのだそう。
「Watermark」

よ~く見るとシンボルマークひとつひとつに穴があけられており、文字が浮かび上がってくることに気づきます。これは房総にちなんだ詩歌の一節のようです。色部義昭とアートフロントギャラリーの作品。


美術館の前庭に展示されている作品。前庭は湖の散策路と隣接しており、出入りは自由、24時間開放されているようです。なので、この作品もパブリックアートですね。
「飛来」



篠原勝之 作
遥か彼方から光のかたまりが飛来したイメージで製作された大型の作品。
「Wrap」


鈴木ヒラク作
反射板が埋め込まれた彫刻作品。遠くに見える「加茂橋」がアクセントになっています。
「Heigh Ho」

KOSUGE1-16作
土谷亨氏、車田智志乃氏の2人組アートユニットの作品。早朝なので美術館は開いていませんでしたが、ゲートの隙間から中が見えました!
「リンゴを持つ乙女像」



場所変わって、ここは「加茂橋」を渡った「高滝湖神社下」。どなたの作品か不明ですが、「リンゴを持つ乙女像」が橋のたもとでお出迎えしてくれます。乙女像の向こう側に『高瀧神社』の鳥居が見えますね。
高瀧神社


平安時代の9世紀頃に書かれた「日本三大実録」にも記載のある古社で、社伝によれば7世紀の創建。あまり知られてはいないようですが、千葉県屈指のパワースポットなのかも知れませんね。主祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)。


鳥居を抜けると背の高い木々の奥へと進む参道が見えてきます。




参道の両側に杉の古木が生える階段を上っていくと二の鳥居に到着。
手水舎





花で綺麗に飾られた手水舎。


お賽銭?の筒を首から下げた狛犬が可愛らしい。
拝殿




玉依姫(たまよりひめ)と別雷命(わけいかづちのみこと)も合祀されていることから、昔から安産・子育てのご利益があるといわれています。
本殿

寄せ宮

「小湊鉄道」のホームページを見ると、享保12年(1727年)に再建された社殿や、文化9年(1812年)に再建された末社社殿が、市原市の文化財に指定されていると紹介されていますが、これらがそうなのだろうか。随分、綺麗にメンテナンスされていますね!

SLが描かれた絵馬。これは『高瀧神社』近くの「高滝駅」も通る小湊鉄道が走らせている、SLを模した機関車が引くトロッコ列車の絵ですね。「房総里山トロッコ」として人気の観光列車のようです。
底なし袋



『高瀧神社』には「底なし袋」という珍しい信仰があります。ここに掛けられているのは全部、底が縫われていない巾着袋で、妊婦の方が、これを持ち帰って一緒に腹帯に巻いておくと安産のご利益があるとの事。
今回は、東京から車で1時間程度の抜群のアクセスで、電車でのアクセスも可能な千葉県のダム湖『高滝湖』のご紹介でした!
基本情報
・名称:高瀧神社
・住所:千葉県市原市高滝1
・電話:0436-98-0472
・駐車場:あり
・アクセス
-小湊鉄道「高滝駅」徒歩約7分