ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【阿佐ヶ谷神明宮】八難除け祈祷を受けられる神社

こんにちは。今回は東京・杉並区にある『阿佐ヶ谷神明宮』の参拝録です。
天照大御神を主祭神とする伊勢神宮内宮を総本社とする神社のひとつです。「阿佐ヶ谷駅」から徒歩2分ほどの駅近にある神社なのですが、約3,000坪もある広い境内には、背の高いたくさんの木々が生え、東京都内最大級の伊勢神宮勧請の神社として知られています。また『阿佐ヶ谷神明宮』は全国で唯一、八難除け(はちなんよけ)を行っている神社でもあります。

大鳥居

住宅街の一角にあるとは思えない広い境内前に到着。立派な大鳥居です。
創建年代は不詳ですが、建久年間(1190年~1198年)頃と伝えられています。『阿佐ヶ谷神明宮』のホームページによると、日本武尊が東征の帰り、阿佐谷の地で休息したとされ、後に日本武尊を慕ったこの地の村人が社をつくったのが始まりで、また土豪横井兵部という方が伊勢神宮に参拝した折、神の霊示を受け、霊石を持ち帰り神明宮に安置したのだそうです。この霊石は現在も御神体として本殿にあるとの事。

「八難除け」の神社ということで、厄年・八方塞がりの年令表が大鳥居近くにありました。ご参考に!

手水舎

神明殿(参集殿)

能楽殿

大鳥居をくぐるとすぐ右側に「手水舎」、その向い側に「神明殿」があります。「手水舎」のすぐ先には「能楽殿」。境内が随分と綺麗なのは、2009年に「平成の大改修」が行われたのもありますね。

北野神社(天神さま)

境内末社の「北野神社」。御祭神の菅原道真公の誕生日と命日が25日であったことから、毎月25日は天神様の例祭とされています。社の前にある5角形のものは「合格鳥居」。受験生に人気があるようです。ネットで調べてみると、ウソかホントか5角(ゴカク)と合格(ゴウカク)を掛けている?

猿田彦神社

「道ひらきの神」として知られる境内末社の猿田彦神社。

端祥門(神門)

木々が生い茂る中にある「神門」。「端祥門」と名付けられています。「瑞祥門」に至るまでの石畳の低い階段、背の高い御神木がとてもいい雰囲気!良い気が充満していそうな場所ですよ。

重厚な造りの「神門」。これも平成の大改修の時に建てられたのかな。

「神門」を反対側から。大八車のようなのが気に入ったので写真を一枚。

拝殿

神門をくぐると、荘厳な雰囲気が広がっています。数ある神明神社の中でも相当立派な境内ですな。

八難除け・開運招福の絵馬。
この神社は「神むすび リースブレスレットお守り」が有名のよう。ミサンガのように手首につけたり、バッグの持ち手に巻いたりするみたいですが、通年頒布のものに加えて、季節・期間限定のデザインのものもあり、リピートで参拝される方も多いようです。

参拝したのは6月中旬。境内の隅に、星のような白い綺麗な花弁の紫陽花が涼し気に咲いていました。今回は”杉並区のお伊勢さん”と地域の方に親しまれる『阿佐ヶ谷神明宮』のご紹介でした。

基本情報

・名称:阿佐ヶ谷神明宮
・住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-25-5
・電話:03-3330-4824
・開門時間
-11-12月/1~3月 6時~17時
-4-5月/5時30分~17時30分
-6-7月/5時~17時30分(土日祝日は18時)
-8-9月/5時~17時30分
-10月/5時30分~17時
・駐車場:あり
・公式HP:https://shinmeiguu.com/
・アクセス
-JR中央線「阿佐ヶ谷駅」北口徒歩2分
-丸の内線「南阿佐ヶ谷駅」北口徒歩10分