こんにちは。川崎の王禅寺へ神社仏閣巡りの散歩に行ってきました。
近くにフィッシュオンと言う大きな池の釣り堀があるので、ご存知ある方もいるかもしれませんね。近くには王禅寺ふるさと公園の自然林を活かした散策路もあり、神社仏閣巡りのコースにはピッタリかと。
琴平神社
御祭神
・天照大御神
(あまてらすおおみかみ)
・大物主神
(おおものぬしのかみ)
ご由緒
元亀元年(1570年)より、神明社がこの地に祀られていたと伝えられているが、その後、文政九年(1826年)、同社再建の際、四国金刀比羅宮の御祭神をこの地に勧請し、神明社・琴平社の合社が建てられました。神殿には、右に神明社御祭神 天照皇大神、左に琴平社御祭神 大物主神をお祀りし、二つの神座を斎き奉る、両社相殿の珍しいものです。これが琴平神社の始まりであるとされています。昭和五十五年、崇敬者による金刀比羅神の崇敬の思潮が強く打ち出され、「神明社・琴平社合社」としていた社名を現在の「琴平神社」へと改称との事です。
(引用元:琴平神社HPより)
見どころ
大鳥居
このあたりでは非常に大きな鳥居を持つ神社です。平成三年の天皇陛下御即位を記念して建て替えられたとの事です。
儀式殿
銭洗弁天
文化元年の創建であると伝えられ、元々は王禅寺内に建立されていたそうです。王禅寺の蓮池に建てられていた石宮を、現在の場所へ移し再建したものとの事。
(引用元:琴平神社HPより)
福寿稲荷
群馬県の嬬恋稲荷総社から、文政七年(1824年)に御神霊をお移し、その後、弘化三年の再建で「福寿稲荷大明神」と改称し、三座に多賀大明神・塩釜大明神・稲荷大明神を御鎮座申し上げたとの事。境内奥の緑の囲まれた中にあり、『良い気』が感じられる一角です。
本殿の鳥居
参道と本殿
本殿
本殿は平成23年に再建されたもので、儀式殿から徒歩2分ほどの小高い丘の上に建てられています。見晴らしが良く清々しい気持ちになる場所です。
狛犬が計4体、新しいものと古いもの一対ずつあり、古いものは「天保九戌年十月吉日」の文字が刻まれており、時の王禅寺村名主 志村文之丞により奉納されたもので、新しいものは昭和五十七年のものだそうです。
(引用元:琴平神社HPより)
琴平神社の参拝を終え、王禅寺に向かいます。『王禅寺ふるさと公園』に沿った自然豊かな森の中の散策路を進んでいきます。
王禅寺付近の小道
意外に深い森の中を進んでいきます。王禅寺の近くまで来ると、上の写真のような趣のある石畳の階段、石垣のある場所にたどり着きます。
王禅寺
概要
・山号:星宿山
・宗派:真言宗豊山派
・正式名:星宿山蓮華蔵院王禅寺
・本尊:聖観音
・創建:757年(正確年代不詳)
※延喜21年(921年)に高野山三世無空上人が開山
見どころ
山門
山門はうっそうと木々が生い茂った中にあります。秋の紅葉時期が綺麗そうです。ここは散策していて気持ちが良いので、再訪したくなりますね。扁額が目を引く色と字体で気に入ったので写真を一枚。
観音堂入口
仁王像
観音堂に行く階段を上ったところにある仁王像です。だいぶ古いもののようです。
手水舎
何となくワニっぽく見える龍ですね。変わっています。
観音堂
創建の年代はわかりませんが、安置される『聖観音菩薩像』は1608年につくられたもののようです。
本堂
森の奥深い場所にある、木々に囲まれた静かな境内です。扁額の色と字体がいいですね。本堂前の参道付近まで、後でご紹介する禅寺丸柿の原木の枝が伸びてきています。
薬師堂
本堂前の趣ある庭の薬師堂。
禅寺丸
本堂の脇にある像で『禅寺丸』と書かれた台座の上にあります。何の像なのかよくわかりませんが、『禅寺丸』は柿の名前だし、右手に柿のようなものを持っているので、『柿の精』的なものをイメージしているのでしょうか?
六地蔵
禅寺丸柿の原木
この付近に『柿生』 と言う地名がありますが、『柿生』の地名の由来とも言われている禅寺丸柿の原木が境内にあります。樹齢約450年の古木で登録記念物となっている文化財です。かながわの名木100選にも選定されています。禅寺丸は日本最古の甘柿とも言われている柿だそうです。ちょうど新緑が芽吹きはじめており、太陽の光を浴び、若葉がきらきらしていました。
基本情報
〇王禅寺
・住所:川崎市麻生区王禅寺940
・電話:044-966-5135
〇琴平神社
・住所:川崎市麻生区王禅寺東5-46-15
・電話:044-988-0045
・駐車場:あり
・公式HP:武州柿生 琴平神社
アクセス
〇王禅寺
・小田急線
『柿生駅』南口よりバス
『新百合ヶ丘駅』よりバス
※「王禅寺東三丁目」バス停下車
徒歩3分
〇琴平神社
・小田急線
『柿生駅』南口からバス
『新百合ヶ丘』南口から
※『琴平下』バス停下車すぐ
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