ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

桜の見納めはカーボン山の八重桜【菊名桜山公園】

こんにちは。今回は横浜市港北区にある『菊名桜山公園』の散策録です。
3年振りの訪問になりますが、目的はやはり”桜の見納め散歩”。地元では有名なたくさんの八重桜が植樹された公園で、例年ソメイヨシノが終わった4月中旬ころに見頃を迎えます。

公園案内図

住宅街にある地域の公園なので、大きい公園ではありませんが、100本以上の八重桜が植樹されている公園は珍しいかも知れませんね。横浜市のホームページを見ると、「200本の八重桜におおわれた桜の名所公園」として紹介されています。
この公園は、もともと「第一カーボン」という会社の所有地で、先代の社長さんが50年ほど前に八重桜を植樹、地域に開放していた事もあり、地域の方は「カーボン山」と呼んで親しまれていたらしい。その後、マンション開発会社に売却されかかるも、地域の方を中心に「桜の森を守る会」が結成され、保全活動の努力の末、公園として整備される事になったとのヒストリーがあります。

”お花見散歩”に行ったのは4月19日の早朝。昨晩からの強風によりだいぶ散っていますが、まだ見頃でした!こうしてお花見している間も桜の花びらが舞っていて、風が吹くと”桜のシャワー”を浴びている気分。

この八重桜は「サトザクラ(里桜)」との事ですが、「サトザクラ」は山に自生する「ヤマザクラ」を使い、人間の手で栽培、交配をした栽培品種。日本固有種「オオシマザクラ」をもとに誕生した栽培品種の総称を「サトザクラ」と呼ぶらしい。

満開のピークは過ぎているものの、花の”モコモコ感”は、まだ見応えありますね。

散った桜の花びらが吹き溜まって小川のようになっていました!この光景が思いのほか綺麗で、個人的にはこの日一番の収穫!

公園の花壇に咲いているツツジがちょうど見頃。八重桜とのコラボが綺麗でした。
今回は、マイナーながら八重桜の”隠れた名所”『菊名桜山公園』のご紹介でした。

基本情報

・名称:菊名桜山公園
・住所:横浜市港北区菊名3-11
・営業時間:見学自由
・駐車場:なし
・アクセス
-東急東横線「菊名駅」より徒歩約15分