こんにちは。東京都にある『昭和記念公園』のチューリップ畑についてのレポートです。春は”チューリップの名所”として知られる『昭和記念公園』は昭和天皇御在位50年記念事業の一環として米軍の立川飛行場跡地につくられた国営の公園。春の公園の見どころの一つである「チューリップガーデン」は、200品種25万球が植栽されます。世界最大の花の公園ともいわれるオランダの「キューケンホフ公園」のデザイン+公園独自のデザインを加えたガーデン設計が素晴らしいですよ!
西立川口
『昭和記念公園』は、東京都の立川市と昭島市にまたがる広大な公園で、広さは180ヘクタールもあります。公園への入口は全部で8か所。「西立川口」は、JR青梅線「西立川駅」に直結しており、公共交通機関を使う場合、「チューリップ畑」に最も近い入口になります。
園内案内図
「チューリップガーデン」は渓流広場にあります。水鳥の池沿いに進んで行き、もみじ橋を渡った先にチューリップ畑が見えてきますよ。
入園案内
「西立川口」「立川口」「砂川口」の3ヶ所は、「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」が使えるので便利です。入園料は大人(高校生以上)450円。65歳以上の方は、シルバー割引料金適用なので210円ですが、券売機か窓口でのチケット購入になります。
チューリップガーデン(渓流広場)
「西立川口」ゲートから徒歩10分ほどで「チューリップガーデン」に到着。
散策MAP
こんな「散策MAP」とビューポイントの案内板がありました。渓流に沿って散策路が設けられており、散策路沿いの水辺や木立の中にチューリップが植栽されています。
訪問したのは4月中旬過ぎ。見頃のピークは過ぎて、花が開き過ぎている感じではありますが、カラフルなので、まだ見応え十分。
渓流広場は700mほど、穏やかに流れる水辺を楽しめるエリアです。勿論、一番華やかな季節はチューリップが咲き誇る春です。
青い芝生と渓流、色とりどりのチューリップのコントラストが生み出す絶景。おとぎの国を歩いている気分になりますよ。自然に群生しているように見えるのがいいですね!
あずまや付近。木漏れ日の下に広がるチューリップ畑がいい雰囲気。
大きな木靴
大きな木靴が置かれているフォト・スポット。黄色と赤色の2つがありました。常設展示か期間限定の展示かは不明ですが、小さいお子さん連れで来園されている方は、靴の中にお子さんを入れて記念撮影をされていました。
チューリップ畑のはずれにあった小さなお家。ここも小さなお子さんが出たり入ったりして喜んでいたフォト・スポット。
水辺に咲くチューリップのお花畑はメルヘンの世界。計算されている見事なガーデンですな。
チューリップの間に群植されている「ムスカリ」も可愛らしい。
まぁ、色とりどりのチューリップがありますね。いったいどれだけ品種があるのか。調べてみるとチューリップも開花時期で分けると「早咲き」「普通」「遅咲き」があり、全部で数千種類に及ぶらしい。
とにかく春は公園が花でいっぱいになる季節なので、再訪したくなります。4月下旬から5月上旬はネモフィラ、チューリップの前は菜の花、サクラが素晴らしいです!春の花の開花リレーは見応えがあり、何度も訪れたくなる公園なんですね。
今回は”チューリップ名所”としての『昭和記念公園』のご紹介でした!別の花々が見頃の時期にまたレポートしようと思います。
基本情報
・名称:国営昭和記念公園
・住所:東京都立川市緑町3173
・電話:042-528-1751
・開園時間:9:30~17:00(3月~10月)
※有料エリアの開園時間
※4~9月の土日祝日18時閉園
・休園日:年末年始/1月の第4月曜日とその翌日、悪天候時等
・入園料:大人(高校生以上)450円
65歳以上/210円
小人(中学生以下)無料
※2024年4月時点
・駐車場:あり(有料)
・HP:国営昭和記念公園公式ホームページ
・アクセス
〇西立川ゲート
-JR青梅線「西立川駅」徒歩2分
〇立川ゲート
-JR中央線「立川駅」北口徒歩約18分
-多摩都市モノレール「立川北駅」徒歩約16分
〇昭島ゲート
-青梅線「東中神駅」北口より徒歩約10分
〇砂川ゲート
-西武拝島線「武蔵砂川駅」徒歩約20分
〇玉川上水ゲート
-西武拝島線「武蔵砂川駅」徒歩約25分