ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【神奈川県座間市 座間神社/星谷寺】座間の神社仏閣めぐりVol.1

星谷寺の本堂

こんにちは。神奈川県座間市の神社仏閣巡りお散歩をしてきました。
座間と言うと、米軍基地を連想しますが、今回の散策で湧水の街でも有名である事を初めて知りました。
座間は地下水が豊富で、水道も主な水源は地下水との事。今回は、星谷寺、座間神社、鈴鹿明神社、龍源院の4か所を散策して、湧水場所にも行ってみました。
Vol.1では、星谷寺と座間神社を紹介します。星谷寺は、小田急線「座間駅」から徒歩7分程度、座間神社は、同じく「座間駅」から、徒歩25分くらいのロケーションです。鈴鹿明神社と龍源院は、その中間のあたりにあります。若干運動量の多いお散歩になりますが、暖かな冬の日には楽しい散策かと。
なお、上の写真は、星谷寺の本堂内の彫刻です。

星谷寺

基本情報

・山号:妙法山
・院号:持宝院
・宗派:真言宗大覚寺派
・本尊:聖観音
・札所等:坂東三十三箇所第八番

・場所:神奈川県座間市入谷西3-3538
・電話番号:046-251-2266
・駐車場:あり(参拝者用)
・公式HP:星谷寺|HOME

見どころ

仁王尊

星谷寺の仁王像

星谷寺の仁王像

本堂へ続く参道入り口の両脇にあります。
立派な台座に載っており、比較的新しいものかと思いますが、なかなか迫力があります。

梵鐘(ぼんしょう)

星谷寺の鐘

1227年に鋳造された、東日本最古の梵鐘で、鐘をつくところは普通2つあるのだが、ひとつしかないという珍しいものだそうです。
国指定の重要文化財のようです。

観音堂(本堂)

星谷寺の本堂

仁王像、鐘楼堂を過ぎ、すぐに手水舎に着きます。正面が観音堂(本堂)です。手水舎の斜め右には座間市の重要文化材である宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。なお、上の写真からはわかりませんが、鐘楼堂の近くに、立派な大銀杏があり、秋の紅葉の時期は絵になると感じました。境内はよく整備されており、とても綺麗です。

扁額

星谷寺の本堂の扁額

扁額の色合いがとても良く、立派だったので写真を一枚。

本堂内から見た境内

星谷寺本堂から境内を望む

本堂内

星谷寺本堂

星谷寺本堂

星谷寺本堂

本堂には、スリッパに履き替えて入ります。すぐに目を引いたのは、観音堂内部の色鮮やかな彫刻です。どの程度の年代のものなのか、わかりませんが、なかなか味があります。
大黒さま

星谷寺の大黒様

ずいぶんと年季の入った木彫りの大黒さまもあったので、写真を一枚。
星の谷観音七不思議

星谷寺の七不思議の看板

お寺の名物をめぐるオリエンテーリングのようです。ぜひともCompleteして下さい。
星谷寺庭園

星谷寺

綺麗に整備された庭園です。ちょうど梅が咲いていました。

座間神社

座間神社の鳥居

御祭神

・日本武尊
 (やまとたけるのみこと) 

御由緒

 「相模の飯綱さま」と親しまれている当神社の創祀は神代と云われていますが、一つは欽明天皇の御代(五三九~五七一)に、坐摩郷(座間の古名)に悪疫が流行した折に飯綱権現の化身である白衣の老人が現われ、崖下の森の中に湧く清水を使うようにすすめたので、村人がそのすすめに従ったところ、悪疫はやみました。そこで飯綱権現を祀ったというのです。
別の説(明治十二年編成皇国地誌)では、約八百年前の源頼朝が鎌倉へ幕府を開いたころ、悪疫が流行したした時に白衣の老人が来て、日本武尊を祀れば悪疫が治まると教えたので、日本武尊を祀ったといいますが、その時代は正和二年(一三一三)で、祭神は飯綱権現だという説もあります。
飯綱権現は、江戸時代には防火の神として信仰されていて(本来は伊勢の豊受大神と同じ食物の神様)、長野県の飯綱権現社が本社でした。座間神社と改めましたのは、明治九年で日本武尊が野火で攻撃された時、剱で草を刈って防いで勝ったという神話にもとづき、後世防火の神様ともされていましたので、明治時代になって村社とされるとき、同じくご利益のある日本武尊に祭神が改められました。正和二年、社殿を再建します。
(引用元:座間神社HPより)

基本情報

・住所:神奈川県座間市座間1-3437
・電話番号:046-251-0245
・駐車場:あり
・公式HP:http://zamajinja.or.jp/

見どころ

鳥居

座間神社の鳥居

神社階段前を通る道は、大通りではなく、どちらかと言うと裏道的な感じです。

座間神社の鳥居

米軍基地であるキャンプ座間に隣接する座間公園の中にあるような感じです。
座間神社の奥まで行くと、座間公園の歩道があり、歩道に沿ったキャンプ座間の金網のフェンスを確認することができます。

社殿

座間神社の拝殿

扁額

座間神社の扁額

おひなさま

座間神社のお雛様

座間神社と言えば、ひな祭りが有名で、毎年、神社の77階段に約1000体のひな人形が並べられます。
本日は、まだ期間前なので並べられていませんが、拝殿のお賽銭箱の後ろには、ひな壇があり人形が飾られていました。 

生け花のディスプレイ

座間神社の生け花

座間神社の生け花

社殿横には、大きく見事な生け花の作品がディスプレイされていました。
いつも、季節の花を活けているかどうかはわかりませんが、アートっぽくもあり、特に太い竹に活けられた作品が見ごたえありました。

御神木

座間神社の御神木

座間神社の御神木

樹齢推定300年と言われるシイの御神木です。幹を朝日が照らしはじめて、非常にいい雰囲気でした。御神木は他にも、夫婦さわらと名付けられたものもありました。
なお、座間神社の境内社に、伊奴寝子社(いぬねこしゃ)と言うペットのための神社もあります。ペット同伴での参拝可能で、狛犬のかわりに犬と猫の石像があります。
残念ながら、今回は御神木と生け花のディスプレイに気を取らているうちに、見忘れてしまったので、また次回です。Vol.2へ続く。

burariwalking.hatenablog.com

アクセス

〇星谷寺
・小田急線
『座間駅』より徒歩7分
・JR相模線
『入谷駅』より徒歩14分 

〇座間神社
・JR相模線
『相武台下駅』より徒歩8分
・小田急線
『座間駅』より徒歩25分
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