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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【東京都品川区 荏原神社】早春を告げる満開の寒緋桜(カンヒザクラ)と龍神様をご参拝(神社巡りのお散歩)

荏原神社のえびす様とカンヒザクラ

こんにちは。東京都品川区にある荏原神社に行ってきました。
東京の早咲きの桜の場所として有名ですね。京浜急行線『新馬場駅』より徒歩5分のロケーションです。例年、1月上旬から中旬頃に開花し、1月下旬から2月上旬頃に見頃になるようです。三寒四温のこの時期に、春の予感を感じさせてくれるカンヒザクラを見ると、ほっこりした気持ちになります。
品川の龍神様と称される『荏原神社』は、祈願すれば叶わないことは無いと言われる神社のようですが、冬の暖かい日にお散歩がてらの参拝をお勧めします。 

御祭神

・高龗神
 (おかみのかみ)
・天照皇大神
 (あまてらすおおみかみ)
・須佐之男尊
 (すさのおのみこと)
・豊受姫之尊
 (とようけびめのみこと)
・手力雄之尊
 (たぢからおのみこと)
・日本武尊
 (やまとたけるのみこと)
・大鳥大神
 (おおとりのおおかみ)
・恵比寿神
 (えびすがみ) 

ご由緒

荏原神社は元明天皇の御代、和銅2年(709年)9月9日に、奈良の元官幣大社・丹生川上神社より高龗神(龍神)を勧請し、長元2年(1029年)9月16日に神明宮、宝治元年(1247年)6月19日に京都八坂神社より牛頭天王を勧請し、古より品川の龍神さまとして、源氏、徳川、上杉等、多くの武家の信仰を受けて現在に至っています。また、往古より貴船社・天王社・貴布禰大明神・品川大明神と称していましたが、明治8年、荏原神社と改称。旧荏原郡(品川、大田、目黒、世田谷)の中で最も由緒のある神社であったことから、荏原郡の名を冠した社号になったとの事です。
(引用元:荏原神社HPより) 

見どころ

鳥居とカンヒザクラ

荏原神社の鳥居とカンヒザクラ

荏原神社の鳥居とカンヒザクラ

寒緋桜(カンヒザクラ)は、鳥居をくぐって左側、手水舎の近くに2本ほど植わっています。木の鳥居とのカンヒザクラの組み合わせは、なかなか趣があります。

社殿

荏原神社の拝殿

荏原神社の拝殿と扁額

ちょうど朝日が差し込み始め、拝殿がとても美しいです。やはり『早起きは三文の徳』です。なお、現在の社殿は160年以上前に建てられた歴史あるもののようです。

狛犬

荏原神社の狛犬

荏原神社の狛犬

左右両方の狛犬は、子連れの狛犬で、それぞれ2匹の子供といっしょにいます。狛犬好きの方達からは評判のようです。拝殿屋根からは、龍神様が顔を出し、参拝を見守っているかのようです。

龍神様

荏原神社の龍神様

荏原神社の龍神様

祈願すれば、叶わないことは無いと言われているのは、やはり、この龍神さまのパワーなのでしょう。

えびす様とカンヒザクラ

荏原神社のえびす様とカンヒザクラ

寒緋桜(カンヒザクラ)の下の東海七福神のえびす様が出迎えてくれる、この時期の荏原神社の参拝は格別なものがあります。
東海七福神は、昭和7年に定められ、今日に至っているそうです。(品川神社/大黒天、養願寺/布袋尊、一心寺/寿老人、品川寺/毘沙門天、天祖諏訪神社/福禄寿、磐井神社/弁財天)

鎮守橋

鎮守橋

 品川百景にも選定されている目黒川にかかる鎮守橋です。
風情のある赤い橋と向こう側にある荏原神社の鳥居、寒緋桜(カンヒザクラ)、そして、荏原神社の赤いのぼりが絵になります。静かな早朝は心癒される風景です。 

基本情報

・住所:東京都品川区北品川2-30-28
・電話番号:03-3471-3457
・公式HP:http://ebarajinja.org/top.html

・Google Map:

アクセス

○京浜急行線
『新馬場駅』より徒歩5分 
『北品川駅』より徒歩11分 

周辺のお散歩スポット

○品川神社
 →荏原神社から徒歩9分
  (約600m)