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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【東京ドイツ村】ユリのお花畑が見頃の「花と緑のテーマパーク」へ行こう!

こんにちは。千葉県袖ケ浦市にある『東京ドイツ村』へ満開のユリを見に行ってきました。広い敷地にドイツの田園風景をイメージした、広大な芝生の丘が魅力的なテーマパークです。また、園内各所に四季折々の花々が群植されており、撮影スポットとしても人気があるようです。6月下旬から7月中旬は、ユリが見頃。2024年は3万株9万輪のユリのお花畑が圧巻の景色ですよ!

園内案内図

千葉県にあるのに『東京ドイツ村』と呼ぶのはTDLと同じかも知れませんね。とにかく園内は広く、東京ドーム19個分の広さなのだそうです。なので様々なエリアを自動車でまわるんですね。
入園は季節により異なり、800円~1,000円、駐車場も有料で、季節により1,000円~1,500円。ユリの咲く6~7月は入園料は800円です。(2024年7月時点)入退場ゲートで車に乗ったまま入園料・駐車料金を払います。なおアトラクションは別料金になります。
園内のエリアは4つに分かれており、「レイクエリア」「カントリーエリア」「マーケットエリア」「パークエリア」の4つ。今回お目ての”ユリのお花畑”は「マーケットエリア」の大駐車場前にあります。

牧歌的な園内

園内は一方通行。気に入った場所に車を停めて休憩したり、写真を撮ったり、アトラクションを楽しんだり。小さなお子さんのいる家族向けのアトラクションが殆どですが、本物のゴルフ場のように整備された「パターゴルフ」や「ホールインワンチャレンジ」は大人も楽しめそうですよ。

各エリアの道路脇が駐車場になっており、約3,000台分の駐車スペースがあるのだそう。行きたいエリア間を車で移動していきます。

ゆりのお花畑がある「マーケットエリア」に到着。「マーケットエリア」にはレストランや体験工房がありますが、遠くに見えるとんがり屋根のピンクの建物がそれです。しかし、見事なユリのお花畑ですね!

四季の丘

ユリが郡植されている場所は「四季の丘」。9月下旬から11月下旬はケイトウが丘一面を埋め尽くす風景に変わります。

なだらかな丘の斜面に咲き誇るユリに圧倒されますね!白・ピンク・黄・赤など品種も豊富で数十品種が郡植されているのだそう。首都圏最大級の”ユリの名所”です。

この日の天気は薄曇りでしたが、カンカン照りの日よりも照り返しがなく花が綺麗に見えるような気がします。

お花畑は外周をぐるりと一周できる散策路の他に、お花畑の中にも散策路が一本ありますので、ずいぶんと近くでユリを観賞できます。優雅な甘い香りに包まれていますよ!

調べてみると『東京ドイツ村』がユリを群植するようになったのは、2019年頃からのようで、その頃は10万株30万輪の規模であった模様。球根を掘り起こして他の秋の花に植え替えるのも苦労しますし…その観点から、規模を縮小するようになったのかな。

どの品種もみな花が大きくゴージャス!

丘の上はお花畑の中に大きな石が置かれた、何となく”和風”なエリアもあります。

このボリューム感のあるユリは八重咲きの品種。こんなの初めて見ました!調べてみたら「ローズリリー」という名前らしい。このユリ、花の中から花が咲いているように見えますね。ここはとんがり屋根のピンクの建物と「ローズリリー」とのコラボが絵になる撮影ポイントです!

「ローズリリー」の隣りは、まだこれから咲く白いユリ。これだけたくさんのユリの蕾を見たのも初めて。もうしばらくはユリの観賞を楽しめそうですね。

ファイブセンスガーデン

お花畑の向こう側に、面白い形にオブジェがあるので見に行きます。そこは「ファイブセンスガーデン」と名付けられた手入れが行届いた洒落たガーデンでした!

「メロディールーム」と「ドライルーム」

オブジェの正体は「メロディールーム」。中にピアノ?キーボードが置かれていて、ストリートピアノのように誰でも弾くことが出来るんでしょうね。『東京ドイツ村』のホームページで調べてみると、ファイブセンス=五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚)をガーデンの名前につけたのは、ひとりひとりの感性と、共に共有できる感性が響き合う、そんな庭を目指したいとの想いからのようです。

これは休憩スペース?「ドライルーム」との名前が付いています。洗濯物の乾燥室のような名前ですが、もしかすると雨宿りの場所なのかも知れませんね。

センス良いガーデンで、なかなか憩えます。ただ夏場は暑く蒸し暑いので、ちょっとしんどいかも知れませんが、ユリのお花畑を散策ついでに、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

マルクトプラッツ

帰る前にちょっと覗いてみました。この場所は「マルクトプラッツ(Marktplatz)」。ドイツ語ですね。英語だとマーケットプレイスかな。

ドイツ繋がりという事で「ブレーメンの音楽隊」の像がありました。台座の下にお賽銭箱があり、この像のロバの両足を両手でさわると幸せがおとずれるという言い伝えがあるのだそう。

大きな花手水を発見!「マルクトプラッツ」の入口付近にありました。

「四季の丘」近くの観覧車のエリアに、こんな「千本鳥居」までありました。これってドイツと何か関係があるのかな。

ここは「こども動物園」。見学は無料、エサやり体験は有料です。モルモット、うさぎ、ヤギ、ヒツジなどがいました。
『東京ドイツ村』は冬のイルミネーションイベントも有名で、関東三大イルミネーションにも選定されたことがあるほど大規模にライトアップします。2024年は10月下旬から開催されるようですが、機会があればレポートしようと思います。今回は『東京ドイツ村』ユリが咲くお花畑の散策録でした!

基本情報

・名称:東京ドイツ村
・住所:千葉県袖ケ浦市永吉419
・入園料:800円~1,000円
 ※季節により変動
 ※2024年7月時点
・駐車場:あり(有料)
 ※乗用車1,000円~1,500円(季節により変動)
 ※2024年7月時点
・HP:https://t-doitsumura.co.jp/