こんにちは。今回は『横浜・馬車道』をまったり散歩してみます。
幕末に横浜港が国際貿易拠点として開港し、西洋文化の玄関口になった為、『馬車道』には「日本初」の記念碑、歴史的建造物が点在しています。また、『馬車道』のシンボルマークや馬に関連したオブジェを探しながら散策するのも一興です。
それでは早速行ってみます!
関内駅
「横浜ベイスターズ」のヘルメットのオブジェが目印のJR関内駅。ここからスタートします。
馬車道には、こんな「馬のマーク」があちこちにあります。馬車道のシンボルマークですね。「馬車道」ならば、”馬車(B)”と”道(M)”なのですが、”S”になっているのはSTREETの意味でしょうか?
案内板
パブリックアートや発祥の地の記念碑が多い通りです。
近代街路樹発祥の地の碑
近代街路樹って具体的にはどんなものなんだろうか?
「新風」
ガス灯に似ているのでスルーしてしまいそうですが、パブリックアートを発見。台座に作品名「新風」と作者 小田襄と書かれたプレート。
お店の入口に「馬のマーク」。
花壇のレンガにも「馬のマーク」。
マンホールも「馬のマーク」仕様。
「横浜スタジアム」が近くにあるだけに「横浜ベイスターズ」のマンホール発見。
馬車道にアーチ状にかかるガス灯。真ん中のガス灯の下に「馬のマーク」。
ガス灯の全体像。横浜らしい風景です。
ガス灯の「馬のマーク」。
外灯にも「馬車道」と「馬のマーク」の表示があります。
道路に建っているポールの頭に「馬のオブジェ」。お店の入口付近など、所どころに配置されています。
太陽の母子像
また、パブリックアート発見。日本のアイスクリーム発祥の地として寄贈された記念碑で本郷新 作の「太陽の母子像」。
日本人初の写真師とされる下岡蓮杖が横浜に写真館を開業した事に対する”碑”らしい。大昔の箱型のカメラのオブジェがロケットの先端のようなものの上に載っています。
薬局の看板にも「馬のマーク」。
プランターのカバーにも「馬のマーク」。シンボルマークが至るところに隠れています。
馬車道の歩道の所どころにアンティークな雰囲気のベンチが置かれています。人通りも少ない朝に、ゆったり座って、しばしくつろぐのが気持ち良い。背もたれには勿論「馬のマーク」。
関内ホール
関内ホール敷地に展示されているパブリックアート。マルタ・パン作「平和Ⅰ」。随分と大きな作品です。正面と裏側の両方から眺めてみます。
「ニケと二コラ」
関内ホールの横の通りにあった彫刻。作品の台座も無く、普通に歩道に立っているのが面白い。朝倉響子作「ニケと二コラ」。
別角度から見てみます。どっちが「ニケ」?「二コラ」?
この時計の塔?もパブリックアートらしい。兒玉新憲 作の「浜の時守」。
「日本最初のガス灯」
何となく喫煙所のようなスペースがあるなと思って寄って行くと「日本最初のガス灯の記念碑」。
レンガの歩道に埋め込まれた「馬車」と「ガス灯」のタイル。横浜を感じる図柄ですね。
歩道のあちこちにこのタイルが埋め込まれています。
県立歴史博物館
「旧横浜正金銀行本店本館」として国の重要文化財に指定されている歴史ある建物。重厚な雰囲気が漂っていますね。
馬の水飲み場
歴史博物館の向いにあります。その昔、交通・輸送手段としての馬、牛が使われていた頃の水飲み場です。車道側にまわらないと水飲み場を正面から見れません。
あいおいニッセイ同和損保横浜ビル
このビルは会社のビルなのですが、「馬車道」にマッチするようにしているのがスゴイですね。昔の馬車道写真をビルの壁面に貼っています。
昔の馬車道の写真の横には、馬車の車輪の壁画。
「馬のマーク」も建っています。
ビルの正面に回り込むと、馬のパブリックアートを発見。ベナンツォ・クロチェッティ作「馬の像」。小さな馬の彫刻ですが、近くに寄って写真を撮ると、なかなかの迫力。馬がヒヒーンといなないている時のポーズですね。
これにて『馬車道』散策は終了。
みなとみらい線/馬車道駅から、赤レンガ倉庫まで徒歩約10分。今日はもう少し足を延ばしてから帰ろうか。
アクセス
〇JR京浜東北線
『関内駅』より徒歩2分
〇みなとみらい線
『馬車道駅』より徒歩1分
Google Map
関内駅⇒県立歴史博物館