ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【横浜 日本大通り・山下公園通り】秋本番!イチョウ並木の紅葉を眺めながら散歩

こんにちは。『横浜・日本大通りと山下公園通り』のイチョウ並木を散歩してきました。例年11月中旬から12月上旬に見頃を迎える”街の紅葉”の名所です。
今回は、紅葉のみならず、街に点在するパブリックアートやオブジェも観賞しつつ、深まる秋の中をまったりと散歩します。

横浜公園

今回の散歩は『横浜公園』からスタート。
インスタ映え・記念撮影用に期間限定で、上の写真のような”電飾オブジェ”が設置されていました。
奥に真っすぐ延びる道路が『日本大通り』です。

明治時代にR.H.ブラントンの設計により完成した日本で初めての西洋式の街路。
神奈川県庁などの歴史的建築物が立ち並ぶ通りです。

夜にライトアップされる”鹿のオブジェ”。広い歩道の中央に配置された花壇の中に置かれています。

若干、緑の部分は残っていますが、11月20日時点で見頃です。昨年と同じくらいの色づき具合かと。

横浜港郵便局

『日本大通り』を散歩するたびに立ち寄る「横浜港郵便局」。
お目当てはラッパを吹いている天使が地球の上に乗っているオブジェ。

このポストは、「外国郵便開始八十年」を記念して設置されたポストのようです。
ポストの上に載っている”天使の像”は勿論の事、ポスト本体も石で出来ており、何とも立派。

「神奈川県庁」前のイチョウ並木もいい感じに色づいています。
県庁は何やら工事を行っているらしい。”キング”の愛称で親しまれる「神奈川県庁」の顔とも言える部分に足場が組まれていますね。

「横浜開港資料館」交差点前から『日本大通り』を眺めます。
お馴染み、歩道に埋め込まれた”開港に関連したもの”が描かれているタイルが風情あります。

シルクセンター/シルク博物館前

神奈川県庁から程なく、「シルクセンター/シルク博物館」に到着。その昔、生糸の貿易で栄えた横浜を観光事業発展を目的として建てられた施設です。
1959年、横浜開港百年記念事業として、開港当時に、英国商社ジャーディン・マセソン商会(英一番館)があった場所に開館。何となく、”昭和の香り”が漂うレトロな場所です。
シルク博物館では「かいこ」を飼育しており、観察する事が出来るのが面白い。そういえば「かいこ」なんて、小学生の時以来、見ていない。

英一番館跡

日本に進出した外資系企業の第一号といわれている「ジャーディン・マセソン商会横浜支店(英一番館)」跡の碑。シルク博物館前に建てられています。

「絹と女」

安田周三郎 作

本日、ひとつ目の彫刻・パブリックアート。シルクセンター10周年を記念して設置されたとの事。像の近くに「かいこ」の好きな”桑の木”が植わっているのも面白い。

シルクセンター前にあるショップ「横浜ベイブリッジクラブ」入口付近のオブジェ。
錨とお店のロゴが雰囲気あり、写真を一枚。

日本の道100選

『山下公園通り』は近くの「山手本通り」とセットで”日本の道100選”に選定されています。『山下公園』に沿った、港のすぐ近くを通る道路です。

ヨコハマベイス レストラン街入口

ピラミッドのようなオブジェは、産業貿易センタービルの地下にある「ヨコハマベイス レストラン街」の入口の屋根部分。

「ヨコハマベイス レストラン街」入口付近にある記念碑プレート「HSBC Memorial Plate 2006」。
英国系金融機関HSBCグループの香港上海銀行は、創業2年目の1866年(慶応2年)に日本で初の支店となる横浜支店を開設、日本において銀行業務が開始された場所としての記念碑のようだ。

「風の標識」

大成浩 作
神奈川県民ホール前の広場に設置されている野外彫刻・パブリックアート。イチョウの紅葉とのコラボが抜群。

作品の隙間から道路反対側の紅葉を眺めてみます。

旧英国七番館

大正時代の洋風建築で、横浜市認定歴史的建造物にもなっている、元バターフィールド&スワイヤ商会の建物。現在は、原水爆禁止宣言を記念した「戸田平和記念館」との名称で活用されています。入口前に立つ二本のイチョウがいいですね。

イチョウ並木とガス灯

ちょうど朝日が、通りに差し込んできたので、思わず写真を一枚。早朝の静かなひと時です。

紅葉したイチョウ並木が「ガス灯」を引き立てていますね。

横浜マリンタワー

「横浜マリンタワー」と色づいたイチョウのコラボ。
現在改修により休館中の「横浜マリンタワー」。営業再開は2022年4月以降との事。

ホテル・メルパルク横浜

横浜港を一望できるベストポジションにある「ホテル・メルパルク横浜」。レンガ調の建物と紅葉がよく合っています。

だいぶ太陽が上ってきて、イチョウの葉っぱを照らします。きらきら輝いていて何とも綺麗。葉っぱがモコモコと生い茂っていて、ボリュームたっぷりのイチョウですね。

ポーリン橋

「横浜人形の家」と「山下公園」を結ぶ「ポーリン橋」を通りから見上げます。S字型の曲線をした面白い構造の橋です。「ポーリン橋」の上から見渡す『山下公園通り』のイチョウ並木は絶景。この時期必見の景色です。

横浜人形の家

『山下公園通り』から「横浜人形の家」へ階段を上っていきます。
「横浜人形の家」は、世界100か国以上、1万点以上の人形を収蔵する施設。

建物の脇に立つイチョウの紅葉が見事!

「ポーリン橋」の真ん中から「横浜人形の家」を眺めます。

「横浜人形の家」側から見た「ポーリン橋」。「山下公園」側にS字に曲がっている事がわかります。

「ポーリン橋」からの眺め。
約800mの『山下公園通り』の両側に立ち並ぶ”黄金色”に染まるイチョウ並木が素晴らしい。朝日に照らされる時間帯に眺めるのがお薦め。

青い目の人形像

「横浜人形の家」屋外展示である「青い目の人形像」。イチョウ紅葉とのコラボが絵になっており、写真を一枚。
毎年恒例の紅葉散策コース『日本大通り・山下公園通り』のイチョウ並木を眺めながらの散歩は、これにて終了。来年までしばしお別れです。
(昨年同時期のイチョウ並木の紅葉は以下ご参照)

burariwalking.hatenablog.com

アクセス

〇みなとみらい線
『日本大通り駅』『元町中華街駅』下車

Google Map

横浜公園⇒日本大通り⇒山下公園通り