ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『行幸通り』イチョウ並木の紅葉と『皇居外苑』散歩

こんにちは。
今回は「東京・丸ノ内」周辺の散策。
特に紅葉狩りを予定していた訳ではなかったのですが、予想以上に色づきが進んだ、丸の内の街路樹にビックリ!急遽、紅葉散策をする事に。
首都圏にも秋がやってきましたが、紅葉が例年よりも少し早いような気もします。散策したのは11月11日の午前中です。

東京駅 丸の内口

”紅葉散策”のスタート地点、東京駅前広場。
晴れ渡った清々しい日で、紅葉狩りにはピッタリ。もともと、別件で立ち寄っただけで紅葉を観に行くつもりはなかったのですが…。

東京駅前の街路樹の紅葉の状況が、意外なほど進んでいたのを見て、ちょっと散策してみようと思い立ちました。
「東京駅」近くの紅葉スポットと言えば『行幸通り』のイチョウ並木。ついでに『皇居外苑』にも立ち寄って戻ってくる”弾丸紅葉狩り”へ。

行幸通り

『行幸通り』は、東京駅前の交差点「東京駅中央口交差点」から皇居前の「和田倉門交差点」を結ぶ歩道です。
正式名称は「東京都道404号皇居前東京停車場線」。覚えられそうに無いですね。
昔、天皇が行幸する為、皇居から東京駅までの移動に利用した事から『行幸通り』と名付けられていますが、現在でも歩道兼馬車道らしい。

まだ黄色に色づいていない木もありますが、全体としては随分と紅葉が進んでいる印象を受けます。例年11月中旬以降に見頃になるのですが、今年は1週間くらい早いような気がするな。

『行幸通り』は、東京駅の丸の内口から真っすぐに伸びている道なので、東京駅舎とイチョウ並木のコラボが楽しめる都内の紅葉スポットです。
丸の内のサラリーマンには憩いの場所ですね。今日は天気も良く暖かいので、紅葉を見ながら、ベンチでのお昼が良さげ。

皇居外苑

『行幸通り』から『皇居外苑』を日比谷方面へ歩いていきます。
皇居は強力なパワースポットとして有名な場所なので、エネルギーを充填してから帰る事にしよう。

『皇居外苑』珊瑚樹公衆御手洗近くの大きなイチョウの木も綺麗に色づいてきました。

皇居外苑の松

枝ぶりの良い見事な松を見ながらの散歩が楽しい『皇居外苑』。
約2000本ものクロマツが植えられているらしい。何となく、皇居をイメージする木ですよね。『皇居』のある東京・千代田区の「区の木」が松なのだそうです。

楠木正成像

「東京三大銅像」の一つに数えられ、外国人観光客にも人気の馬に乗った武者像「楠木正成」。『皇居外苑』日比谷濠のエリアにあります。後醍醐天皇に忠義を尽くした人物と言う意味で、この地の銅像になっているようです。台座を含めると高さ8mにもなる大きな銅像で、特に筋骨隆々の馬が力強く、息遣いやいななく声が聞こえてきそうな雰囲気を醸し出しています。

二重橋

さて、ここまで来たら「二重橋」を観ないわけにはいかないので、ちょっと立ち寄り。
橋桁を支えるため、途中に台があり、二重構造である事から「二重橋」との名前がついたようですが、正式名称は「正門石橋」なのだそうです。一般参賀の時しか渡れません。

和田倉門守衛所跡

和田倉門守衛所跡でちょっと休憩しながら、イチョウの紅葉を眺めます。
ここ、観光客はもちろん、結婚式のフォトアルバム用の撮影場所として、ウエディングドレスやら和装姿の方がいたり、何気に人気の場所。石造りの重厚な雰囲気が、人を惹きつけるんでしょうね。

和田倉濠・馬場先濠

「和田倉門守衛所跡」両側のお濠「和田倉濠」「馬場先濠」沿いを通る「日比谷通り」のイチョウ。水面に映る紅葉が綺麗です。

「和田倉橋」を渡り、「和田倉噴水公園」へ。橋の奥の高層ビルは「パレスホテル東京」と「日本生命丸の内ガーデンタワー」。

「和田倉橋」の反対側から和田倉壕のイチョウ並木を遠望。

和田倉噴水公園

二つの噴水とスタバがある都会のオアシス的な公園です。
1961年(昭和36年)に上皇陛下の御結婚を記念して造られた大噴水を、今上天皇の御結婚を機に「継続と新たな発展」をテーマに再整備。噴水がもう一つ新設され、1995年にオープン。

もう一つの噴水施設ですが、このオブジェ、”パックマン”みたいですね!
神殿のような構造物とオブジェの間を水がミスト状に吹きあがり、ちょっと幻想的な雰囲気になりますよ。

こんな感じです。タイミング良く、ミストのスクリーンにかかる虹を見れました!
『和田倉噴水公園』は噴水がライトアップされる夜が綺麗なので、夕暮れ後の散策もおすすめ。

夜景はこんな雰囲気。(2020年撮影)
丸の内界隈は、夜景を見ながらの散歩も楽しい街です。

「はとバス」とイチョウの紅葉のコラボ。
黄色い車体とイチョウの紅葉がマッチしています。思わぬタイミングで、都内の紅葉狩りができた日でした。まだ、もうしばらくの間は、楽しめるかと。

アクセス

〇行幸通り
・東京駅丸の内口すぐ