こんにちは。横浜市栄区にある『本郷台駅』周辺のパブリックアートとオブジェを巡る散歩に行ってきました。
『本郷台駅』は古都・鎌倉にも近い閑静な住宅街。『本郷台駅』隣駅がJR京浜東北・根岸線の終点/鎌倉市『大船駅』と言うロケーションです。1996年に栄区区制10周年を記念して、第四回横浜彫刻展が開催された事もあり、パブリックアートが点在する『本郷台駅』周辺を散策してみました。
本郷台駅前
『JR本郷台駅』前の周辺案内図。今回の散歩はここからスタート。
「栄区」のロゴが目を引きます。人が3人集まって漢字「栄」を形どっているようなデザインがいいですね。
駅前の銀杏は紅葉真っ盛り。
「時」
西川淑雄 作
駅前広場に早速、野外彫刻・パブリックアート発見。改札からは少し離れた広場の隅のほうに佇んでいます。
西川淑雄 作「時」のすぐ近くにあるメッシュのデザインが印象的な時計塔のオブジェ。
この時期の日の出は6時半頃。まだ太陽はビルに遮られ、街に朝日は差し込んできていません。
「木のポートレイト」
大岩オスカール幸男 作
ロータリーのほうへ歩いて行くと、何やらオレンジ色のパブリックアートが見えてきました。広いスペースを使ったなかなかの大作です。
全部で14個の様々な形をした木がモチーフのオレンジ色の金属板。
何となく、空に向かって手を広げているように見えますね。希望に満ちた雰囲気を感じます。
横から見ると、こんなに薄っぺら。
第四回横浜彫刻展の出品作品だそう。1996年開催なので、もう25年も前から設置されているのでしょうか。
14本のオレンジ色の木の作品本体の根元は、それぞれ「A~N」のアルファベットの形がくり抜かれています。それとは別に「A~N」14個の小さな金属プレート片が設置されています。これは、14本のオレンジ色の木は植樹されている木の一本一本と対応している事を意味し、小さな金属プレートのアルファベットは、作品に対応した植樹されている木を指しているとの事。
現在は、枯れて伐採されてしまった木もある為、植樹された木は14本も残っていません。
「出逢」
川上喜三郎 作
『本郷台駅』ターミナルから移動。「あーすぷらざ」交差点付近にパブリックアート発見。
作品のまわりをぐるっと一周します。角度を変えて見ると作品の表情が変わるので面白いですね。
地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
川上喜三郎 作「出逢」の隣にインパクトのある一風変わった建造物が建っています。
何となく、”地球防衛軍”的なSFっぽい建物の雰囲気がありますね。『地球市民かながわプラザ』と呼ばれる建物で、「こどもの豊かな感性の育成」「県民の地球市民意識の醸成」「県民の国際活動の支援」の3つを目的に設置された国際交流施設との事。別称「あーすぷらざ」とも呼ばれています。
早速、周辺を散策してみます。
ベンチらしき?オブジェを発見。
何度見ても建物の外観がユニークですよね。赤い鉄骨の部分が唸ってしまう程、いい雰囲気。調べてみたら、2006~2007年にTV放送された「轟轟戦隊ボウケンジャー」のロケ地になっていたらしい。なるほど。
建物1階前の広いスペースは、水が張られた池のような構造になっています。池の中に”石のオブジェ”が並べられています。
「影」
団塚栄喜 作
建物裏の敷地内の遊歩道にパブリックアートを発見。
光の当たり方によって印象が変わる作品ですね。作品名を「影」とした理由も、ここから来ているのでしょうか。
『本郷台駅』近くを流れる川沿いの遊歩道にもパブリックアートが点在しているのですが、本日はここまで。近々レポートしようと思います。では、また。
基本情報
〇地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
・住所:横浜市栄区小菅ケ丘1-2-1
・電話:045-896-2121
・公式HP:https://earthplaza.jp/
アクセス
〇JR京浜東北根岸線
『本郷台駅』より徒歩3分
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