ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『藤沢』パブリックアートとオブジェをめぐる散歩【神奈川県藤沢市 藤沢駅周辺】

こんにちは。
今回は、神奈川県『藤沢駅』周辺のパブリックアートとオブジェをめぐる散歩。
『藤沢駅』からスタートし、「藤沢市役所」「藤沢市民会館」のあたりを散策します。

藤沢駅前

散歩のスタート地点『藤沢駅』北口。

ヨットの形をした巨大オブジェが目を引きますね。
これは排気塔で「藤沢駅地下通路リニューアル事業」に合わせて、2022年1月にリニューアルされたらしい。描かれているのは、藤沢市の観光名所「江の島」を背景にしたヨットとカモメ。また、”ゆるキャラ”のようなイラストは、藤沢市の公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」。

ふじキュン♡

よく見ると、頭に「江の島シーキャンドル」が載っていて、耳がヨットなんですね。
藤沢の波から生まれた、本命「藤沢キュン」なのだそう。

排気塔の反対側のイラストは、藤沢市の花である”藤”が描かれていますね。お寺のような建物は藤沢市を代表するお寺のひとつの「遊行寺」かな。

駅前広場の正面にあるパチンコ屋さんの屋上には、大きなゴリラのオブジェ。
両手にドル箱を持って微笑んでいますね。巨大なゴリラがご鎮座するビルって、結構ありますよね。「キングコング」を連想してしまう。

北口広場を散策していると、何やら”鳩っぽい”オブジェを発見。
「藤沢市核兵器廃絶平和都市宣言」のモニュメントなのですが、やはり、平和の象徴としての「鳩」なんだろうな。
「地」

高田博厚 作
駅の南口にあるパブリックアート・彫刻。だいぶ肩が凝っているようだ。
さて、駅前広場から周辺の商店街を散策、パブリックアートを探しに行きます。

焼きたてパンの店「ブランジェリーYui」のお店の看板が気になり、しばし観賞。
藤沢に数店舗展開する人気のパン屋さんです。看板に書かれているのは英語と思いきや、”一部英語のローマ字読み”なのが面白い!

何だか、レトロそうな看板を発見。気に入ったので写真を一枚。

サム・ジュ・モール

『藤沢駅』北口の藤沢銀座通り商店街「サム・ジュ・モール」。
ギネス記録にも認定されている”長~い水槽”を使った金魚すくいのイベントで知られている商店街です。
早速、パブリックアートを発見!

「海を望むオーケア二デス」

児玉もえみ 作

イルカの背中に乗った人魚の像。
タイトルの”オーケアニデス”とは、ギリシャ神話に登場する、海や泉、地下水の女神の事です。この人魚が女神様か。

「サムジュモールの波」

児玉慎憲 作

商店街を進んで行くと、銀色に輝くパブリックアートを発見!
この通りには、この作者の方の作品が何点か展示されています。

「サムジュモールの樹」

「サムジュモールの太陽」

児玉慎憲 作

藤沢市役所

藤沢銀座通りから「藤沢市役所」へ移動します。
市役所の建物の周りや前庭に、よくモニュメントが設置されていたりしますが…「藤沢市役所」にもありました!

石林の石

中国・昆明市と藤沢市の友好都市提携15周年を記念して寄贈された石群。
雲南省昆明の有名な観光地である、世界遺産・石林の石との事。

こちらは、韓国・保寧市と藤沢市の姉妹結縁5周年記念のモニュメントのようだ。
「藤沢市役所」から、次の目的地「奥田三角公園」へ移動します。

「待ちぼうけの石」

三角の形をした町の小さな公園「奥田三角公園」のパブリックアート。
作者の方の情報が無く、詳細不明ですが、”おしり”のインパクト大!
「待ちぼうけの石」なんて、タイトルが面白い。待ちくたびれて、お尻だけを残して、石化してしまったのだろうか。

「空」

高田博厚 作

ところ変わって、ここは「奥田三角公園」近くの「奥田公園」。
公園の散策路にパブリックアートを発見。『藤沢駅』南口にあった彫刻と同じ作者の方の作品です。

「平和の像」

熊坂兌子 作
戦後50年の節目として、あらためて平和を祈念し製作された像みたいです。
「奥田公園」正面入口の広場に設置されています。シンプルながら、”母が子を抱いている”ように見える形が印象的。

「貝」

熊坂兌子 作
「平和の像」と同じ作者の方の作品がもう一つありました。

「翔」

親松英治 作

「奥田公園」に隣接する「藤沢市民会館」入口付近の彫刻。
新体操のポーズですかね。

藤沢市民オペラ

何やら記念碑的なものがあります。
「藤沢市民オペラの生みの親 福永陽一郎」と刻まれていますが、藤沢市民オペラは、指揮者・福永陽一郎氏の指導のもとに誕生した、日本最古の市民オペラらしい。

旧近藤邸

「藤沢市民会館」の前庭に「旧近藤邸」と呼ばれる大正時代に建築された”和洋折衷”の古い家屋があります。かながわの建築物100選に選定されているのだそう。よ~く見るとパブリックアートが!

「まごころ」

陶山定人 作

生垣が切れている部分から、写真を一枚。
胸に手をあてたポーズで”まごころ”を与えてくれています。

今回のパブリックアートとオブジェをめぐる散歩は、これにて終了。
ちょっと小ぶりの”ひまわり”が「旧近藤邸」の庭に咲いていました。
残暑厳しい日ではあるも、一時に比べると、暑さもだいぶ和らいできているので、”散歩×パブリックアート巡り”が楽しくなりそう。

ちなみに、藤沢市に点在するパブリックアートをまとめた『あるいて。みつけて。ふじさわパブリックアート散歩』と言う小冊子があり、これを見ながらのパブリックアート散策が面白いかも知れません。
「あるいて。みつけて。ふじさわパブリックアート散歩」|藤沢市アートスペース|Fujisawa City Art Space

アクセス

〇JR/小田急線/江ノ電
『藤沢駅』下車