こんにちは。静岡県にある『久能山東照宮』へ行ってきました。
ご存知、徳川家康を祀る神社で、日光東照宮、滝山東照宮と並んで、日本三大東照宮のひとつと言われています。標高216mの久能山に鎮座する『久能山東照宮』は車で行く事は出来ません。日本平からロープウェイか、久能山下から徒歩で参道を上がって行くかの、どちらか。徒歩で上がっていく場合は、表参道である1159段の階段を上っていくルートで約20~30分程かかります。今回は、表参道を徒歩で上がっていく事としました。
ご由緒
徳川家康公の生前の遺言により、御遺骸を久能山に埋葬し、二代将軍秀忠公の命により、久能山東照宮が創建、東照宮は当初、「東照社」と言われたが、正保二年(1645年)より「東照宮」と称するようになる。
(引用元:久能山東照宮HPより)
見どころ
久能山東照宮入口の鳥居
参拝スタート地点の石鳥居。ここから1159段の長い階段を上っていきます。1159と言う数字から「いちいちご苦労さん」 と呼ばれています。
案内図
案内図を見ると、石鳥居から一の門までが909段。残りの250段は社殿までと言う事でしょうか。
本格的な登りになります。思ったよりも階段の段差が無く、翌日に筋肉痛にはならないかも。坂道のような感じです。
木々の隙間から駿河湾が見える参道を少しずつ上っていきます。
つづら折りの階段が続きます。全部で17曲がりあるそうです。
駿河湾が直接見通せる高さまで上ってきました。ここまで上がるともう一息です。
最後のラストスパート 。
久能山からの眺望
一の門付近からの駿河湾の眺望。上って行くに従い、海側の視界が徐々に開けて、壮大な駿河湾の風景が目に飛び込んできます。絶景を見ながらの上りなので、あまり疲れは感じないかもしれません。
楼門
国指定重要文化財の楼門。楼門手前に社務所があり、拝観料を払い、楼門をくぐり境内に向かいます。
唐門
楼門同様に、国指定重要文化財になっている唐門。
奉納酒樽
神社を参拝する度に、気になってしまう「奉納酒樽」。記念の写真を一枚。
唐門内側からの景色
唐門の内側から楼門を見ます。唐門の扉に施された彫刻が見事。
社殿
国宝の社殿。豪華絢爛と言う言葉がふさわしいですね。日光東照宮の19年も前に造営されたとの事。
社殿正面の極彩色の彫刻が素晴らしい。
社殿側面。『久能山東照宮』は、本殿と拝殿を石の間でつないだ権現造の社殿。権現造のような建築様式は昔からあったが、徳川家康を「東照大権現」としてお祀りする『久能山東照宮』創建により、「権現造」と呼ばれるようになったらしい。
神廟
御祭神である徳川家康公の御遺骸を埋葬し奉った場所。寛永17年(1640年)に三代将軍徳川家光によって建てられたとの事。
家康公お手植の「みかんの木」
社殿脇に生えている、徳川家康公が植えたとされる「みかんの木」。いい感じに実がなっています。勝手にみかんをもいで持ち帰る人?が居るせいか「取るな」との貼紙が。
家康公の手形
楼門前に置いてある「家康公の手形」の見本。多くの方が自分の手の大きさと比べていました。
基本情報
・名称:久能山東照宮
・住所:静岡県静岡市駿河区根古屋390
・電話:054-237-2438
・営業時間:9時~17時
・拝観料:大人500円/子供200円
※2020年11月時点(社殿)
・駐車場:あり
-ロープウェイ利用:日本平(無料)
※ロープウェイ料金/大人往復/1,100円
-久能山下徒歩:民間駐車場(有料)
・公式HP:久能山東照宮|静岡
アクセス
〇車
・ロープウェイ利用の場合
日本平久能山スマートICより日本平まで約20分
・徒歩の場合
日本平久能山スマートICより久能山下まで約12分
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