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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【東京都大田区 穴守稲荷神社】千本鳥居をくぐって「稲荷山」登山!(神社巡りのお散歩)

こんにちは。東京都大田区にある『穴守稲荷神社』へ行ってきました。
環状8号線「穴守稲荷」交差点、ヤマト運輸の物流ターミナル「羽田クロノゲート」の向い側にあります。京浜急行空港線「穴守稲荷駅」からも歩いてすぐの抜群のロケーション。戦後、羽田空港の拡張工事に伴い、現在の地へ遷座後、本殿・拝殿の再建などを経て、2018年には大規模なリニューアル工事を実施。2020年に完成したばかりの「千本鳥居」「稲荷山」は、『穴守稲荷神社』最大の見どころになっています。今回は出来立てほやほやの「稲荷山」を”登山”してみます。

御祭神

・豊受姫命(とようけひめのみこと)

ご由緒

江戸時代、鈴木新田(現 羽田空港内)開墾の際、沿岸の堤防は強風激浪により、しばしば被害を被り、ついに堤防に大穴があき海水が侵入する事態に。そこで住民たちは、堤防に「稲荷大神」を祀ったところ、その後は大きな被害から免れ、五穀豊穣となる。「風浪が作りし穴の害より田畑を守り給う稲荷大神」という心から、穴守稲荷大神と呼ばれるようになる。
(引用元:穴守稲荷神社HPより)

見どころ

表参道

何故か、扁額は”穴守神社”となっています。赤い色の扁額がいい雰囲気。

「ホテルマイステイズ羽田」の脇に表参道があります。 「穴守稲荷駅」から参道入口の社標まで200mくらい。

社殿前に到着。鳥居手前が広場になっており、ここが駐車スペースになっているようです。駐車スペースは比較的広いので、祭事以外は満車になる事は無いのかと。

狛狐

人面っぽい雰囲気のある狛狐。

社殿

現在の社殿は昭和三十九年(1964年)に建てられたものらしい。

拝殿前のスペースが想像していたよりも広く、綺麗に整備されています。よくお寺にあるローソクを立てる台もありますね。

扁額

天水桶と千本鳥居

「天水桶」の色と穴守稲荷のマークが気に入り、写真を一枚。隣に「千本鳥居」。

社殿のすぐ横に、隙間もあまり無くびっしりと並んで建ち並んでいるのが「千本鳥居」。「奥之宮改修工事及び境内整備」工事が2018年に着手、2020年3月に完了したとの事で、「千本鳥居」もこのタイミングで整備された模様。
なお、「千本鳥居」の奥に見える石を積んで建てられたような建造物が「稲荷山」。

千本鳥居

「千本鳥居」は毎回心躍らされる好きな建造物のひとつです。今回は、まだできて間もない鳥居をくぐります。「千本鳥居」の奥に見えるのが「奥之宮」。 

必勝稲荷 

「千本鳥居」の脇には4つの稲荷社が並んでいます。「繁栄稲荷」「開運稲荷」「出世稲荷」と写真の「必勝稲荷」。

奥之宮

御神砂

2020年に竣工したばかりの「奥之宮」。 ここで「あなもりの砂」と呼ばれる御神砂を頂く事が出来ます。お賽銭を入れてセルフサービスで、御神砂を専用の袋に詰めて持ち帰ります。御神砂は、商売繁盛・家内安全の招福には玄関入口、家の新築・増築の際は、家の中心に、病気平癒の場合は、寝床の下に撒くそうです。

狐塚

福徳稲荷

「稲荷山」の横にある「狐塚」と「福徳稲荷」。リニューアルされる前からある神狐像や鳥居がたくさん安置されています。少し”洞窟” っぽい「狐塚」が緊張感のある雰囲気で必見。

稲荷山

「よくこんなスゴイものつくったな」と思うくらい見応え十分の「稲荷山」。まるで、お城みたいですね。2020年に完成したばかりなのだそうです。真下から見上げると中々の迫力。建物の外周に設けられた階段で上がっていきます。

色々な稲荷社

早速、「稲荷山」登山開始。階段を上がると2階部分に到着。2階部分は「狐塚」のある建物の屋上とつながっていました。その屋上に4つの稲荷社が並んで御鎮座しています。「航空稲荷」「末廣稲荷」「幸稲荷」「茶山稲荷」の4社。やはり、「航空稲荷」が気になります。羽田空港と何か関係があるのだろうか。

「狐塚」の屋上部分から「稲荷山」を見上げます。「稲荷山」の頂上は4階くらいの高さでしょうか。

穴守稲荷上社

「稲荷山」頂上に到着。「穴守稲荷上社」を参拝します。

稲荷山からの眺望

頂上から「千本鳥居」を見降ろします。「千本鳥居」を見下ろした風景を見るのはこれが初めて。ずらっと並んだ鳥居は、なかなかの絶景ですね。

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基本情報

・名称:穴守稲荷神社
・住所:東京都大田区羽田5-2-7
・電話:03-3741-0809
・駐車場:あり
・公式HP:穴守稲荷神社

アクセス

〇京浜急行空港線
『穴守稲荷駅』より徒歩3分
『天空橋駅』より徒歩5分
〇東京モノレール
『天空橋駅』より徒歩5分

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