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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【東京都杉並区 馬橋稲荷神社】「双龍鳥居」「願掛け狐」等見どころ多い阿佐ヶ谷のパワースポット(神社巡りのお散歩)

こんにちは。東京都杉並区にある『馬橋稲荷神社』を参拝してきました。
「阿佐ヶ谷駅」からも近いロケーションの住宅街にひっそりと佇む隠れたパワースポットとも言える神社です。
都内3か所にしかない龍の飾りが施された「双龍鳥居」が建つ長い参道は必見。都内である事を忘れさせてくれるような静かで落ち着いた空間が広がっています。 

主祭神

・宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)
・大麻等能豆神(おおまとのづのかみ)

ご由緒

鎌倉時代の創建と伝えられるが詳細不詳。天保二年(1831年)、京都の神祇伯より正式に「正一位足穂稲荷大明神」の御神号を賜る。明治四十年(1907年)、当時馬橋村に点在していた社祠、御嶽神社、白山神社、天神社、水神社を、同村中央にある稲荷神社に合祀。昭和四十年(1965年)、住居標示の改正により、馬橋の地名がなくなったが、「馬橋」の地名を惜しみ、後世に伝えようと、神社名を改め馬橋稲荷神社と改称。
(引用元:馬橋稲荷神社HPより)

見どころ

社号碑

大きく立派な石に『馬橋稲荷神社』と彫られています。当時この地域は馬橋村と呼ばれていたそうですが、住居標示の改正により「阿佐ヶ谷」や「高円寺」などの地名に変更。地域の方は、これを惜しみ神社の名前に「馬橋」の名を残す事としましたが、その時に建立された社号碑との事です。

参道入口と一の鳥居

随分と閑静な住宅街のど真ん中にご鎮座しているのでビックリ。住宅街の細い道を進んで行くと、突然、鮮やかな朱色の「一の鳥居」とその奥の緑豊かな参道がど~んと姿を現します。ちょっと感動的です。 

二の鳥居(龍の鳥居)

鳥居に龍が巻き付いている珍しい「双龍鳥居」。「双龍鳥居」は、東京都内には3か所しかなく、『馬橋稲荷神社』の他に、「品川神社」「宿鳳山高円寺境内稲荷社」にあり、この3か所の鳥居を「東京三鳥居」と呼んでいます。

三の鳥居

静かで緑に囲まれ、小さなせせらぎもある参道に、綺麗に立ち並ぶ3本の鳥居とたくさんの朱色の灯篭。なかなかコンパクトにまとまっている100点満点の参道です。

東参道の鳥居

正参道以外の鳥居もいっしょに紹介しておきます。建物の入口に鳥居が張り付いた何とも面白い構造の「東参道の鳥居」。鳥居をくぐり、トンネルを抜けると社殿のすぐ横に出ます。

狛狐

三の鳥居前にいらっしゃる狛狐。

手水舎

思わず見入ってしまう程、龍の造りが実に見事な手水舎。巨石の頂に御鎮座する迫力のある龍ですね。平成十三年(2001年)に重量が5トンもある自然石を使い新築された手水舎で、水は地下50メートルから汲み上げている天然水だそうです。

随神門

昭和五十年(1975年)に、創建700年を記念して建立された随神門。

随神門の天井中央から吊るされている大きな鈴は、都内最大級とされる「開運鈴」。

社殿

現在の拝殿・幣殿は昭和十三年(1938年)建立、奥の本殿は天保二年(1831年)建立。

扁額

「御嶽宮」「稲荷宮」「天満宮」の3つの扁額。 

狛狐と願掛け狐

狛狐のまわりに沢山の”願掛け狐”が並べられています。よく見ると、ヒゲのある狐とない狐がいますが、ヒゲありが雄、なしが雌だそうです。”願掛け狐”の内部は空洞になっており、願い事を書いた紙を入れます。

境内末社

拝殿の左側にある末社・厳島神社。水神様などが合祀されています。

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基本情報

・名称:馬橋稲荷神社
・住所:東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
・電話:03-3311-8588
・駐車場:あり
・公式HP:馬橋稲荷神社

アクセス

〇JR中央線/総武線
『阿佐ヶ谷駅』より徒歩10分

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