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【大杉神社(あんばさま総本宮)】日本唯一「夢むすび大明神」参拝~境内社は競馬ファンの聖地!

こんにちは。今回は、茨城県稲敷市に鎮座する『大杉神社』の参拝録です。
全国に670社ほどある『大杉神社』の総本宮で、社殿が豪華なことから「茨城の日光東照宮」といわれています。霞ヶ浦の近くにある、かつて「あんば」と呼ばれたこの地域は、常総内湾の交易がさかんに行われたそうで、『大杉神社』に生える大きな杉は常総湾内における交通標識的な目印の役割を果たし、いつしか神様が宿る杉・海河守護の神「あんばさま」として信仰されるようになったのだそう。見どころいっぱいの神社ですよ!

一の鳥居

国道125号線「大杉神社前」の信号横に一の鳥居があります。
『大杉神社』の主祭神は、倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)、配祀神は、大己貴大神(おおなむちのおおかみ)、小彦名大神(すくなひこなのおおかみ)。
神護景雲元年(767年)、日光山の開山の祖として知られる勝道上人が、下野国二荒山を目指す途中、大杉神社に立ち寄った時、病気にあえぐ人々を救うべく、境内の巨木に祈念すると三輪明神が飛び移り、病魔を退散させたところから「大杉大明神」と呼ばれるようになったとの事。「大杉神社ホームページより)

「ねがい天狗」と「かない天狗」

一の鳥居のすぐ後ろ、両側には大きな天狗の顔の石像。鼻が高い天狗は「ねがい天狗」、烏の天狗は「かない天狗」と呼ばれています。
文治年間、源義経の家来ともいわれた巨漢の僧・常陸坊海存が社僧であった頃、大杉大明神の御神徳によって、人々の病を治したり、多くの奇跡を起こしたことから、「海存は大杉大明神の眷属で、天狗である」との信仰へと発展していったらしい。当初は、常陸坊海存の風貌から烏天狗を御眷属としていたが、後に陰陽一対として鼻高天狗も御眷属に加えたのだそう。
日本唯一の「夢むすび大明神」と称されるのは、海存の奇跡に由来しており、天狗は「ねがい天狗」「かない天狗」と呼ばれるようになったとの事。

大きな石灯籠が並ぶ階段を上っていきます。

二の鳥居

何ともゴージャスな鳥居!”天狗のうちわ”がデザインされています。

旧護摩堂

神門

両側に狛犬が安置された「神門」をくぐり社殿へ。

境内

麒麟門

「麒麟門」と呼ばれる楼門。大杉神社社殿は何度も焼失、再建を繰り返すのですが、現在の「麒麟門」は平成22年(2010年)に約280年ぶりに再建されました。豪華な造りですね~!

日光の「陽明門」のようです。確かに「茨城の日光東照宮」。

厄除けの桃

「麒麟門」の中にあった「厄除桃」。
桃には悪疫を退散させる力があるとされている為、厄除けや八方除けなどにご利益があるとされる『大杉神社』では厄難退散の儀式にたくさんの桃が使われるのだそう。後ろの扉にも桃がデザインされていますね!

石の碁盤

健康・健脚を願う石の碁盤なんて面白い!

社殿

日本最古の神社とされる奈良県の「大神神社」に祀られている神様と同じ、主祭神・配祀神の構成なんですね。『大杉神社』の始まりが、三輪明神が飛んできて病魔を退散させてからでしたね。

社殿の造りもカラフルで豪華!

社殿の扉にも桃がデザイン。

中国二十四考の玉垣

社殿を囲う玉垣に「中国二十四考」が彫刻されている贅沢な造りです。

撫桃(なでもも)

拝殿横にも「厄除の桃」がありました!この桃の形をした石を撫でると厄難が解消されるのだそう。

大国神社

ゴールドの鳥居が目立つ境内社「大国神社」への参道。金運アップのパワースポットとして人気のようです。

吊るし賽銭箱

「大国神社」の参拝前に天井から吊るされたお賽銭箱に投げ入れるらしい。金運・財運倍増のため、500円玉を入れるのかぁ…。

そして「大国神社」参拝。

御種銭

金運・財運アップには「御種銭」を授与され参拝するのが良いらしいです。
最初は『大杉神社』で銀の小判を賽銭箱の横に置いて参拝したあと、小判を財布に入れ、「大国神社」では金の小判を『大杉神社』と同様の参拝したあと、小判を財布に入れ、金銀小判をいっしょに持ち帰ると金運パワー倍増?

絵馬

これは「夢むすび絵馬」と「開運招福絵馬」。

境内社

神楽殿

三郎杉

社殿の奥には御神木「三郎杉」が祀られています。もともと大杉は「太郎杉」「次郎杉」「三郎杉」の3本だったのですが、「太郎杉」は1778年に焼失したため、現在は「次郎杉」「三郎杉」の2本。「次郎杉」は境内から少し離れた大駐車場の奥にあったので、見逃してしまいました…。樹高40mほどある巨木みたいです!

龍華山 安穏寺

「大国神社」などの境内社がある場所に隣接したところに、延暦二十四年(805年)に『大杉神社』の別当寺として開基した「安穏寺」があります。常陸坊海存が僧として仕えたともいわれており、様々な奇跡が起きたことで天狗伝説が生まれた場所なんですね。また、江戸時代になると慈眼大師・天海大僧正が『大杉神社』の住職になったことで、日光輪王寺の直兼帯になったのだそう。

風情ある石灯籠。よ~く見ると”天狗のうちわ”が彫られていますね!

神社の大駐車場近くにある境内社。ここもすごいパワースポットですよ~。この一角には3つの境内社があり、「最勝立身出世稲荷神社」「勝馬神社」「相生神社」の3つ。

入口は2ヶ所あります。メインは「最勝立身出世稲荷神社」ですかね。それにしても”最勝”なんてネーミングがスゴイですね。

最勝立身出世稲荷神社

まずは千本鳥居をくぐって「最勝立身出世稲荷神社」を参拝。なかなか立派な境内社です!

相生神社

子授け、良縁成就、夫婦和合にご利益があるとされ、男神さまと女神さまが一対で祀られている「相生神社」。御祭神は伊弉諾大神、伊弉冉大神。社殿内の男根像には願い紐、お子さんを授かった女陰像に叶い紐をかけるのだそう。

勝馬神社

場所的には「最勝稲荷神社」と「相生神社」の中間にある「勝馬神社」。ズバリ、ストレートに”勝馬”神社とはすごい名前。間違いなく、ここは”競馬ファン”の聖地ですね!神社の近くには、日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターがあるため、騎手や調教師のなど競馬関係者の方々も参拝に訪れるのだそう。
それにしても、社前に生えるシイの木が迫力満点!参拝後に知ったのですが、このシイの木から馬の頭のような枝が生えているらしく、霊験あらたかなパワースポット確定ですね。上の写真でもよ~く見ると枝が馬の頭になっている箇所が確認できます!

ここは貞観4年(862年)に茨城県の別の場所にあった「馬櫪社(ばれき社)」と呼ばれる馬体を守護する神社が、後に『大杉神社』の境内に遷されたらしい。昭和初期まで、毎年4月8日に『大杉神社』の馬場で競馬が開催されていたとの事です。
『大杉神社』と競馬が、こんな風に繋がりがあったなんて知らなかった!

賽銭箱の横には、恐らく”はずれ馬券”がいっぱいの石の入れ物。はずれ転じて、次回は当たりを願う…という事なんですかね。

社の中には、お猿がお馬を引いている像が安置されていました。

馬蹄つきの必勝祈願絵馬も何だか願いを叶えてくれそう!これ本物の馬蹄みたいですよ。

豪華なトイレ

最後に『大杉神社』の豪華絢爛なトイレをご紹介!Google-Map上では”御手洗(豪華絢爛)”と出てきます。これ、トイレの神様・雪隠神をお祀りする御手洗いなんです。利用する際は、お参りしてから用を足しましょうね‼
今回は、見どころいっぱいの『あんばさま総本宮 大杉神社』の参拝録でした。競馬ファンは「勝馬神社」参拝必須かも知れませんね!

基本情報

・名称:大杉神社
・住所:茨城県稲敷市阿波958
・電話:029-894-2613
・駐車場:あり
・HP:http://oosugi-jinja.or.jp/
・アクセス
-JR成田線「下総神崎駅」からタクシー15分