こんにちは。山梨県富士吉田市にある『北口本宮冨士浅間神社』へ行ってきました。
富士五湖方面へプチ旅する時は、よく立ち寄っている神社で、5回以上参拝しているリピーターです。いつ行っても「良い気」溢れる参道、境内で癒される名神社かと思います。樹齢数百年の巨木達のパワーをもらいに行きましょう。
御祭神
・木花開耶姫命
(このはなさくやひめのみこと)
・彦火瓊瓊杵命
(ひこほのににぎのみこと)
・大山祇神
(おおやまづみのかみ)
ご由緒
景行天皇40年(110年)、日本武尊ご東征の折、当地「大塚丘」にお立ち寄りになられ、そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになり、大鳥居が建てられ、大塚丘に浅間大神と日本武尊をお祀りし、創建されたとの事です。
(引用元:北口本宮冨士浅間神社HPより)
見どころ
一之鳥居
車で行かれる場合、社殿に近い大鳥居付近にも駐車場はありますが、一之鳥居近くの駐車場に止め、一之鳥居⇒長い杉並木の参道⇒大鳥居と参拝する事をお勧めします。大きく立派な一之鳥居ですが、それをはるかに超える杉がお出迎えする杉並木が最高に良い雰囲気を醸し出しています。
参道
素晴らしい杉並木の参道です。根がいっしょになり3本まとまって育ったような杉もあります。
大鳥居
巨大な赤い鳥居が目を引きます。威風堂々たる鳥居ですね。そう言えば、北口本宮冨士浅間神社も『富士山ー信仰の対象と芸術の源泉』の構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録されているんですね。
随神門
随神門は、元文元年(1736年)の建立の国指定の重要文化財。
随神門から神楽殿を見る
神楽殿
同じく国の重要文化財に指定されている神楽殿。
手水舎
国の重要文化財に指定されている手水舎です。境内看板によると、建立は1745年、龍の口から流れ出る水は、富士八海のひとつとして数えられた「泉端」から引き込んだ霊水が現在も流れ出ているとの事。立派な手水舎です。
拝殿と神楽殿
手水舎前から撮った写真。拝殿、神楽殿、御神木のバランスが素晴らしい境内です。
拝殿
重要文化財である拝殿は見応え十分です。龍の彫刻、天狗の大きなお面など見どころが多い重厚な雰囲気の拝殿です。
御神木『冨士太郎杉』
拝殿に向かって左側にある、立札には樹齢1000年と書かれいる杉の巨木で『冨士太郎杉』と呼ばれています。樹高約45mもあるそうです。山梨県指定の天然記念物に指定されています。境内にはこのような巨木があちこちにあり、神社の歴史を感じます。
御神木『冨士夫婦檜』
拝殿に向かって左側にある樹高が約33mもある巨木です。富士吉田市の天然記念物に指定されています。二本のヒノキが根元で一本になり、また地上12mで再び合着していることから『冨士夫婦ヒノキ』と呼ばれているとの事。樹齢は300年以上らしい。
御神木『冨士次郎杉』
社殿に食い込むように立っている樹高約30mの杉の巨木で『冨士次郎杉』と呼ばれています。
諏訪神社の大スギ
境内には諏訪神社もありますが、その両脇にも迫力ある、見事な杉の巨木があります。やはり北口本宮冨士浅間神社は「巨木の聖地」に間違いないですね。
基本情報
・名称:北口本宮冨士浅間神社
・住所:山梨県富士吉田市上吉田5558
・電話:0555-22-0221
・駐車場:あり
・公式HP:北口本宮冨士浅間神社
アクセス
〇電車
・河口湖線
『富士山駅』より徒歩約20分
※バスの場合『浅間神社前』下車
〇車
・中央道『河口湖IC』より約3㎞
・東富士五湖道路『冨士吉田IC』より
約3㎞
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