こんにちは。今回は『箱根ラリック美術館』の紹介です。
訪問日は、生憎の雨でしたが、雨でも楽しめるのが美術館。『箱根ラリック美術館』は、ジュエリーとガラス工芸家のフランス人、ルネ・ラリック氏の作品を展示する美術館で、そのラリック氏が室内装飾を施した「オリエント急行」の本物の車両も同じ敷地内に展示されています。
「オリエント急行」の見学はティーセット付で、美術館への入館とは別料金になりますが、鉄道ファンならずとも一見の価値ありです。
見どころ
箱根ラリック美術館/正面玄関付近
入口付近には、カフェレストラン「LYS/リス」とオリエント急行「LE TRAIN/ル・トラン」の受付があり、美術館のチケット販売場所は、もう少し先まで歩いた所にあります。カフェレストラン「LYS/リス」が、開館と同時にモーニングセットをやっているので、それを目当てに、朝から並んでいる方も。
ガーデン/中庭
美術館は敷地の一番奥にあります。途中、芝のガーデンを見ながら進んで行くと、ガラス張りの展示室にクラシックカーが飾ってあります。尚、ガーデンとショップは無料でも利用可能。
美術館入口
美術館の建物入口上にある装飾。美術館の入場券はここで購入します。なお、美術館内は撮影禁止。
オリエント急行/LE TRAIN(ル・トラン)
オリエント急行の車両は、屋根のあるスペースに展示されています。本物です。通常時は、10時~16時まで1時間ごとに定員20名、見学とティータイムの時間は40分で、予約は当日現地での受付。
オリエント急行内装
壁面のあちこちに埋め込まれたガラス装飾が素晴らしく、何とも豪華な内装です。しばし、オリエント急行で旅をしている気分に浸れます。
ティーセット
ティーセットの内容は毎回同じかと思いますが、期間限定のスイーツが出る時もあるようです。筆者が訪問した時に出たのは、こんな感じ。ひとり2200円は少しお高い気もしますが、本物の「オリエント急行」を見学できるし、優雅にゆったりとお茶を飲むなんて、たまにはいいものかも。意外と人気があり、午前中の予約はすぐ埋まってしまうようなので、開館したらすぐに予約した後、美術館に行かれる事をお勧めします。
基本情報
・名称:箱根ラリック美術館
・住所:足柄下郡箱根町仙石原186-1
・電話:0460‐84‐2255
・開館時間:9時~17時
・入館料:大人/1500円
※2020年7月時点
・オリエント急行見学(ティーセット付)
一人2200円(所要時間/40分)
※2020年7月時点
・駐車場:あり
・公式HP:箱根ラリック美術館
アクセス
〇バス
『箱根湯本駅』『小田原駅』よりバス
箱根登山バス「湖尻・桃源台」行きにて
バス停「仙石案内所前」下車すぐ
〇車
『東名高速御殿場IC』から乙女峠経由、仙石原まで約20分
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