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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【横浜 総持寺】鶴見のランドマーク的な存在のお寺へ紅葉を見に行こう

こんにちは。 横浜市鶴見区にある『総持寺』へ紅葉を見に散策してきました。
とても境内が広く、有形登録文化財の立派な建造物が沢山あり、見どころが多いお寺です。元々は石川県能登にあったのですが、火災による焼失もあり、明治44年(1911年)に現在の地に「大本山総持寺」として移転、能登の『総持寺』は「総持寺祖院」と改称したとの事。『総持寺』の紅葉はイチョウが素晴らしく、例年11月下旬から12月中旬に見頃を迎えます。

概要

・山号:諸獄山
・寺格:大本山
・宗派:曹洞宗
・本尊:釈迦如来
・創建:1321年

見どころ

三門

1969年の建造物で、コンクリート造りの大きく立派な三門。これだけ大きな門は、中々お目にかかれません。三門の雰囲気は三門をくぐる前とくぐった後で、だいぶ変わりますね。

境内 

巨石を積み重ねてつくったような石灯篭。なかなか立派です。いいタイミングで住み着いてる?猫が寄ってきたので写真を一枚。

三松閣前の像

雲水群像

三門をくぐった正面に中庭的な広い境内が広がっており、石像などが点在しています。その中でも、矢崎虎夫の作品である「雲水群像」が必見。フランス/パリのバンセンヌ公園にも同様の像が建っているとか。

香積台

総受付の建物で、売店や休憩所もあります。

佛殿

大雄宝殿とも呼ばれ、釈迦牟尼如来が安置されているお堂。

佛殿の前は、広い芝生と林があるスペースが広がっていて開放的です。紅葉が見頃を迎えています。

大粗堂

1965年竣工の大祖堂。お堂も灯篭もかなり大きい建造物ですね。

紫雲臺(しうんたい)

大祖堂の斜め前にある大書院。 

双眸丘(ふたみがおか) 

双眸丘(ふたみがおか) と呼ばれる、三門付近にある小高い丘。『総持寺』の紅葉スポット最大の見どころです。

イチョウはだいぶ散り始めていますが、黄色い絨毯のようで風情があります。

水子地蔵尊

梅壽庵(ばいじゅあん)近くの水子地蔵尊。双眸丘(ふたみがおか)のふもとにあります。

双眸丘(ふたみがおか)の森には散策路が設けられています。紅葉真っ只中の静かな森をゆっくりと歩いて行きます。

穴熊稲荷

双眸丘(ふたみがおか) の森の中にある稲荷社。「千本鳥居」の赤と紅葉がマッチしています。

大梵鐘

横浜市指定文化財である重さが18.75トンの鐘だそうです。この大梵鐘付近のイチョウの紅葉は見応えがあり、大梵鐘とのコラボも絵になっています。

三宝殿

平成救世観音

東日本大震災の犠牲者の慰霊と被災地の復興を祈念し、元々、佛殿横に建てられていた「聖観世音菩薩像」が、双眸丘(ふたみがおか)に移設され、新たに「平成救世観音」と名付けられたとの事。

鶴見事故慰霊碑

1963年に死者161名、負傷者121名の大惨事となった鶴見~子安間の電車事故の慰霊碑。駐車場の奥に建っています。この周辺のイチョウの紅葉も見事です。

基本情報

・名称:曹洞宗大本山総持寺
・住所:横浜市鶴見区鶴見2-1-1
・電話:045-581-6021
・駐車場:あり
・公式HP:曹洞宗大本山總持寺

アクセス

〇JR京浜東北線
『鶴見駅』より徒歩7分
〇京浜急行線
『京急鶴見駅』より徒歩10分

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