こんにちは。静岡県下田にある『伊古奈比咩命神社』、通称『白浜神社』に行ってきました。
海辺に立つ鳥居、境内に生い茂るビャクシン樹林が神々しい雰囲気を醸し出している伊豆最古と言われる風情ある神社です。
御祭神
・伊古奈比咩命
(いこなひめのみこと)
・三嶋大明神
(みしまだいみょうじん)
・見目(みめ)
・若宮(わかみや)
・剣の御子(つるぎのみこ)
御由緒
御祭神、三嶋大明神は今から2400年前、見目、若宮、剣の御子と共に南方より黒潮に乗って北上し、伊豆の白浜に上陸しました。富士の大神様より伊豆の土地を譲って頂き、南伊豆の下賀茂より后神として伊古奈比命を迎え、白浜に鎮まり、後に伊豆七島を造られた神様です。
(引用元:静岡県神社庁HPより)
見どころ
大明神岩の赤鳥居
社殿の裏の駐車場から、海辺の鳥居が見えたので先に行く事に。良い気の流れを感じる気持ちのいい場所です。やはり、海に近い鳥居には何か惹かれるものがあります。『白浜神社』はあの有名な伊豆白浜のすぐ隣にある神社なので、夏場に参拝する方は以外に多いのかも知れませんね。
赤い橋と赤い鳥居のバランスが良く、美しい参道です。これからお参りしようと言うワクワク感が高鳴ります。参道まで枝を伸ばしているビャクシンがすごいです。境内にはビャクシン樹林があり、「白浜神社のビャクシン樹林」として静岡県の天然記念物に指定されています。
拝殿
拝殿は1800年代に創建の古いもののようです。龍の彫り物も見事ですね。
薬師のビャクシン
樹齢推定2000年と案内板に書かれている御神木です。幹が途中で何本かに分かれており、参道側のほうは幹は枯れてしまっていますが、ひとつだけまだ生きている幹があります。幹の穴の中に薬師如来像が祀られ、命を授ける御神木として崇敬されています。
白龍のビャクシン
地中から天に向かって白龍が顔を出したように見えるビャクシンと書いてあります。
枯れてから1300年…だそうです。
三穂ヶ崎
神社とは直接関係ありませんが、おまけの写真。白浜近くにある三穂ヶ崎の見晴広場からの眺望です。 青い海があまりに綺麗なので写真を一枚。
基本情報
・名称:伊古奈比咩命神社(白濱神社)
・住所:静岡県下田市白浜2740
・電話:0558-22-1183
・駐車場:あり
・HP:http://www.ikonahime.com/
アクセス
〇伊豆急行
『下田駅』よりバス10分
〇車
東名沼津ICより136号線を南下、414号から135号に入り、白浜まで約1時間半
Google Map