こんにちは。神奈川県葉山町の『森戸海岸』と『森戸神社』界隈へぶらり散歩に行ってきました。
『森戸海岸』は葉山の中で最も広い砂浜です。また『森戸神社』裏手には雰囲気の良い岩場があり、磯遊びをする事も出来る波風が気持ち良い風光明媚な場所です。
見どころ
森戸神社
県道207号沿いに建っている赤い鳥居が目印。鳥居をくぐって参道を進むと程なく『森戸神社』に到着します。
鳥居の横に『Hayama TIME』なる大きな看板があり、気になったので写真を一枚。どうやら、毎年開催されている葉山芸術祭の作品のようで、タイトルが『Hayama TIME』らしい。
源頼朝公が創建したとされる歴史ある葉山総鎮守の神社です。御祭神は「大山祇命」と「事代主命」。海辺の神社なので、潮風が気持ちよく開放的な雰囲気があります。
参拝を済ませて、おみくじを引こうと思ったら『一年あんたいみくじ』なるものを発見。マグネットのついたおもちゃの釣具で、おみくじを吊り上げます。
千貫松
森戸神社の裏にある海岸の岩場に自生する見事な枝ぶりの松です。源頼朝公が、いたく感銘を受けた松とされています。風情のある風景で一見の価値あり。
石原裕次郎記念碑
故石原裕次郎ゆかりの地である葉山に建てられた三周忌の記念碑。ここから岩場まで降りる事ができます。
磯遊びも十分楽しめそうな岩場です。千貫松の岩場をより近くから見る事ができます。
名島と裕次郎灯台
森戸海岸沖合にある名島(菜島)と呼ばれる岩礁に立つ鳥居と葉山灯台です。石原裕次郎記念碑から遥か遠くに見えます。スマホで目いっぱいズームして写真を撮って見ましたが、スマホでは少しきつい。通称『裕次郎灯台』と呼ばれるのは、記念碑同様、故石原裕次郎の三周忌を記念して建てられた為。
森戸大明神のビャクシン
森戸神社本殿の裏にある海辺の小さな森です。ビャクシンが沢山あり、その中の1本が葉山町の天然記念物、かながわの名木100選に選定されています。早速、鳥居をくぐり、名木を拝みに行きます。
雰囲気の良い階段を上がっていきます。
このビャクシンは天然記念物ではありませんが、枝ぶりに躍動感があり立派。
御神木の石碑
階段の突き当りが崖になっており、鳥居をくぐってから数十メートルしかありませんが、ここで散策路は終了。名木のビャクシンは崖の下に生えています。
推定樹齢800年、樹高15mのビャクシンです。鳥居先の階段を登り切った小高い岸壁から見下ろしたのが上の写真です。天然記念物のビャクシンは岩壁に生えている為、この場所からでは全体が見れない為、神社の対岸の森戸海岸から眺めてみる事に。
みそぎ橋
森戸神社の対岸からビャクシンを見る為に『みそぎ橋』を渡って行きます。 この橋、『かながわの名橋100選』に選定されています。重要な祭事の前に海水で身を清める事を「みそぎ」と言いますが、昔から森戸の海岸で「みそぎ」が行われ、神社と海岸を結ぶ、この橋を『みそぎ橋』と呼ぶようになったとの事。
森戸海岸から神社とビャクシンを見る
森戸神社の対岸からビャクシンを見ます。源頼朝公がこの地に伊豆の三島神社を勧請した際、そこの若木が飛来し、岩壁にに根付いたとされています。
基本情報
〇森戸神社
・住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1025
・電話:046-875-2681
・公式HP:森戸神社(森戸大明神)
〇みそぎ橋(森戸海岸)
・住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1005-36
アクセス
〇JR横須賀線
『逗子駅』よりバス
※バス停「森戸神社」下車
〇京浜急行線
『逗子・葉山駅』よりバス
※バス停「森戸神社」下車
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