ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【静岡県河津町 河津桜並木/川津来宮神社/栖足寺】早春の河津桜を見ながら早朝散歩のプチ旅

河津町

こんにちは。静岡県河津町に河津桜を見に行ってきました。
毎年シーズン中は周辺の道路が大混雑するので、前日夜からの出発。河津町には日の出前に到着しました。日の出と共に、河津川沿いの往復5㎞ほどの早朝散歩です。

見どころ

河津浜の日の出

河津浜駐車場付近から日の出を見る

この時期の河津浜からの日の出は6時25分頃。地平線から太陽が昇り切るのを見届けた後、河津川沿いの散策に向かいます。河津川まで多少、歩く事になりますが、今回駐車した『河津浜駐車場』はお勧めです。シーズン中は、河津駅周辺に臨時駐車場が沢山できますが、早朝には閉まっているので、24時間営業の『河津浜駐車場』は使い勝手が良かったです。

河津桜並木と菜の花ロード

昇ってきたばかりの太陽の光に照らされ、河津桜と菜の花が生き生きして見えます。若干ピークは過ぎた感もありますが、まだ、ピンクのモコモコした花の塊が沢山の木々もあり、全体的には見頃です。

川津来宮神社に向かうため、河津川沿いから少し離れたのどかな小道を歩いていきます。ちょうど、神社の鳥居のあたりに満開の見事な河津桜。 

川津来宮神社

杉桙別命(すぎほこわけのみこと)を主祭神とし、正式名称は、杉桙別命神社(すぎほこわけのみことじんじゃ)との事。創建は不詳。熱海にも来宮神社がありますが、同じ信仰なのでしょうか。河津を川津としているのも気になりますね。

本殿と御神木の大クス

大クス

来宮神社の社殿に向かって左奥にある樹齢1,000年を超えると言われている国指定の天然記念物の大楠です。樹高約24m、幹回り約14mもあるそうです。生命感溢れるその様は必見。

河津桜の原木

河津桜の原木との事で写真を一枚。桜の下に説明の看板があり、その説明によると、河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの交配種と推定され、昭和三十年代に河津川沿いの雑草の中に咲いていた1mくらいに育った桜を偶然見つけて、持ち帰り庭に植えたのがはじまり。その後の調査で新種であることが判明し、昭和四十九年に河津で生まれた桜である事から、『河津桜』と命名されたとの事です。現在、原木は約10mにも育っています。

かっぱのお寺

正式名が栖足寺(せいそくじ)、河童の寺と呼ばれているのは、境内の看板にも書かれている、お寺と河童の言い伝えによるものかと。その言い伝えとは、お寺の裏の淵に悪さをする河童が住んでおり、このあたりの住人から恐れられ、憎まれていた。ある日、河童が住人につかまり、懲らしめられているところをお寺の住職に助けられ、河童はそのお礼に壺を置いていき、この壺はいつしか『河童のかめ』と呼ばれるようになったとの事です。
それにしても『かっぱの像』にお供えしてあるキュウリの数がすごい。

栖足寺は臨済宗建長寺派のお寺。営業時間は9時からで、まだ8時20分なのに十数名ほど並んでいる方がいました。本堂の中を見たかったのですが、今回はパス。

本堂前の水が張られた桶に色とりどりの花が浮かべられていましたが、その両脇に、何とも愛らしいかっぱの置物がありました。

河津川沿いのお店

河津川沿いを散策中、風車がたくさん飾られてあるお店を発見。思わず写真を一枚。

基本情報

〇栖足寺
・住所:静岡県賀茂郡河津町谷津256
・電話:0558-32-0896
・公式HP:かっぱの寺 栖足寺(せいそくじ)

〇川津来宮神社
・住所:静岡県賀茂郡河津町田中154
・電話:0558-32-0800
・公式HP:https://sugihokowakenomikoto.jimdo.com/

〇河津町役場
・公式HP:静岡県河津町役場

アクセス

〇伊豆急行線『河津駅』下車
・菜の花ロードまで:徒歩9分
・川津来宮神社まで:徒歩16分
・河津桜原木まで:徒歩15分
・かっぱの寺まで:徒歩8分

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