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早朝の河津桜 お花見散歩~河津桜まつり【静岡県河津町】

こんにちは。今回は、満開の『河津桜』のお花見散歩のレポートです。場所は「静岡県河津町」。ご存知、『河津桜』発祥の地で、河津川沿いの約3.6㎞の散策路には約850本の『河津桜』が咲き乱れます。
開花期間に合わせて、例年「河津桜まつり」が行われますが、今年は3年ぶりの行動制限のない中での開催。毎年100万人ほどの観光客が訪れる一大イベントの、もの凄い混雑を回避する為、朝一番の”お花見”としました。

河津浜海岸

「河津」には3年振りの再訪。前回訪問時もそうでしたが、河津町の『河津桜』のお花見は日の出と共に行動開始!
写真は「河津浜海岸」からの日の出。湯気のような、霧のような蒸気が発生し始めて、何か幻想的な光景です。
何故こんなに朝早くから「お花見」するのかと言うと、「河津桜まつり」の期間中の週末は、めちゃくちゃ混むし、”想像を絶する”ひどい交通渋滞が発生するからです。早く行動して、早く”撤収”する…混雑回避には、これしかないですね。
川沿い河津桜並木までは少し歩きますが「河津浜駐車場」に朝4時30分頃、到着。海水浴シーズンは有料のようですが、それ以外のシーズンは無料の駐車場みたいです。日の出前まで仮眠して、日の出を拝んだ後、散策スタート!

お花見ウォーキングコース

今回のお花見ウォーキングコースは、海岸に近い「浜橋」から「峰大橋」まで川沿いの散策路を歩いて折り返してきます。片道約3.6㎞。写真の「河津桜まつり」パンフレットを参考にしながら、ゆったりと散歩します!

河津町の『河津桜』は2月上旬から咲き始める早咲きの桜。1955年に河津町で発見されました。河津町での例年の見頃は2月中旬から3月上旬。この日は2月26日ですが、今がちょうど満開。朝7時前なので、まだ人もまばら。

先程「河津浜海岸」で見た日の出が徐々に昇りはじめて、河津桜を照らしていきます。

朝日に照らし出された『河津桜』もいい雰囲気の色合いですね。

コースの中間のあたりの「菜の花ロード」。「菜の花」との「河津桜」のコラボが見られる撮影スポットです。

片道約3.6㎞の”お花見ウォーキングコース”には、8本の橋が架かっています。皆さん、橋の中央まで移動して、川の両岸の咲く『河津桜』を写真に収めていました。

川面に映る『河津桜』がめちゃくちゃ綺麗!立ち止まって、しばらく見入ってしまいました。前回訪問時は、見れなかった風景。ラッキーです。

大島桜(オオシマザクラ)と寒緋桜(カンヒザクラ)の自然交配種で、大輪の花を咲かせる「大島桜」と濃い紅色で早咲きが特徴の「寒緋桜」の特徴を併せ持った『河津桜』。花にボリューム感のある桜なので、お花見の満足度も高いです。

「河津桜まつり2023」は、2月1日(水)から3月5日(日)までの開催。
もともと2月28日迄でしたが、ホームページを見ると3月5日(日)まで延長されているようです。例年より若干、開花が遅かったのかも知れませんね。

河津桜原木

やはり、河津町にお花見に来たからには「河津桜の原木」を見ておかないと!
この家に住んでいた飯田勝美氏が、河津川沿いに咲いていた桜の若木を偶然見つけて、家の庭先に植えたのが始まりで、その後、1974年に新種の桜である事が判明、『河津桜』と命名されたとの事です。

川津来宮神社

もう1か所、河津町に来たからには立ち寄りたい「川津来宮神社」。お目当ては樹齢1000年以上とされる御神木「大楠」です。

正式名称は「杉桙別命神社(すぎほこわけのみことじんじゃ)」で、主祭神は杉桙別命。昔から「来宮神社」として親しまれてきたが、熱海の「來宮神社」と混同される事から、別称を「川津来宮神社」としたらしい。「杉桙別命神社」では、難しくて読めませんからね。

杉桙別命神社の大楠

そして、3年ぶりの「大楠」とのご対面。
国の天然記念物にも指定されている、樹齢推定1000年以上、高さ24mのクスです。
いやぁ~、相変わらずの大迫力ですね。そう言えば、熱海の「來宮神社」にも立派な大楠があるし、やはり、混同されやすいのかも知れない。

河津桜並木の散策路の途中で見つけた看板。「I ♥ NY」の河津版かと思いますが、ハート部分が”桜のマーク”になっているのが可愛らしい。

今年は3月上旬までは見頃の感じ。車での訪問の場合、週末は大混雑・大渋滞を回避するには、午前中のかなり早い時間に現地到着していないと駐車場に入れるのも困難になるので、早めの行動で!

基本情報

・名称:河津川沿いの河津桜並木
・住所:静岡県賀茂郡河津町
・電話:0558-32-0290
 ※河津町観光協会
・駐車場:あり(有料&無料)
・アクセス
 -伊豆急「河津駅」徒歩4分