ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【安房神社】南房総神社巡り②~「金運パワースポット」参拝

こんにちは。今回は千葉県・房総半島の南房総エリアにご鎮座する『安房神社』の参拝録です。前回の「南房総神社巡り①」で参拝した「洲崎神社」から車で15分ほどの場所にあります。
どなたが言い出したのか不明ですが、”日本三大金運神社”のひとつとされている神社らしく、ネット上にも「金運パワースポット」として紹介されている記事も多いです。
(ちなみに、他の2社は、山梨県/新屋山神社、石川県/金劔宮)

境内案内図

駐車場は広いので、停めやすいかと思います。前回参拝した「洲崎神社」同様、『安房神社』も安房国一之宮。館山市には二つの一の宮があります。もともとは『安房神社』が一の宮だったのかと思いますが、江戸時代に松平定信が「安房国一宮 洲崎大明神」の扁額を奉納した事から、「洲崎神社」も一の宮になってしまったとの事。

一の鳥居

大きな白い神明鳥居。駐車場に車を止めた後、ここまで戻り、参拝スタートです。
社号標の文字は、東郷平八郎の揮毫によるものらしい。
『安房神社』の主祭神は、天太玉命(あめのふとだまのみこと)、天太玉命の妃神、天比理刀咩命(あめのひりとめのみこと)も相殿神として祀られています。創建は、今から2670年以上も前、神武天皇の頃、皇紀元年(西暦紀元前660年)と伝えられています。(安房神社HPより)

参道

参拝したのは3月上旬。桜が参道両側に植樹されていますが、桜並木の参道なんて良さげですね。

二の鳥居

桜並木の参道を過ぎたところに二の鳥居。

二の鳥居の先の広い境内。

そして、拝殿が見えてきました。この付近は非常に”気”がいいです。あとで調べてみたら、ここは「イヤシロチ」と呼ばれる気の流れが良い土地らしい。それにしても横たわる手前の岩場が絵になります!

『安房神社』の見どころのひとつでもある巨大な岩のかたまり。拝殿へ上がる階段の左側にあります。海食岸らしく、このあたりはかつて海だったのだろうか。随分と目を引く”岩のかたまり”で、上に「日露戦役記念碑」が建てられています。見入ってしまうほど、味がある岩塊ですよ!

厳島社

巨大な”岩のかたまり”をくり抜いた所にご鎮座する末社の「厳島社」。

社殿

主祭神の天太玉命が、日本の産業創始の神様である事から、事業繁栄、商売繁盛、技術向上などに特にご利益があるらしい。これが「金運パワースポット」とされる所以なのでしょう。また、天比理刀咩命も祀られいるので、夫婦円満、恋愛成就、安産祈願などにもご利益があるのだそう。

色々と調べて判明したのが、日本三大金運神社は、レイライン上に建てられていると言う理論。以前、船井総合研究所の故・船井幸雄氏が金運パワースポットとして紹介した事で有名になった、富士山の麓にある「新屋山神社」を参拝しましたが、「新屋山神社」を中心としたレイラインの両端に『安房神社』と「金劔宮」があります。『安房神社』が金運パワースポットとして知られているのは、ここから来ているのですね。

御神木

樹齢推定500年とされる槙の木の御神木。

御仮屋

例祭の際、出祭してきた近くの神社の神輿を納めるための建物らしい。随分と規模が大きな「御仮屋」ですね。全てのスペースに神輿が納まっている所を見てみたい。

イチョウの木の根っこがスゴイ事になっていますね!神々しい雰囲気が漂っています。

御神水

参拝の帰りに見つけた御神水を汲み取る場所。無料ではなさそう…。

館山野鳥の森

『安房神社』の裏山は「館山野鳥の森」なる散策路・ハイキングコースがあります。展望台も何ヶ所もあるようですし、次回参拝時には、少し足を延ばしてみよう。

burariwalking.hatenablog.com

基本情報

・名称:安房神社
・住所:千葉県館山市大神宮589
・電話:0470-28-0034
・駐車場:あり
・HP:安房神社 一之宮 延喜式名神大社
・アクセス
 -JR内房線「館山駅」下車
 JRバス「神戸経由 安房白浜行」乗車
 「安房神社前」下車