こんにちは。神奈川県秦野市にある『泉蔵寺』へ参拝に行ってきました。
「チューリップ寺」と呼ばれる『泉蔵寺』は「東国花の寺・百ヶ寺」のひとつに選定されています。西洋的な雰囲気の花「チューリップ」とお寺の組合せもなかなか新鮮。青空の下、境内にたくさんのチューリップが咲き誇る風景が印象的でした。
泉蔵寺の駐車場付近
『泉蔵寺』の駐車場は、本堂から少し離れた場所にあります。石仏と満開の黄色いチューリップがお出迎えしてくれました。よ~く見ると、チューリップを見やる石仏の眼差しが、優し気ですね。
駐車場から坂を上って、本堂へ向かいます。
チューリップ畑
途中、綺麗なチューリップ畑が広がっていました。ここも『泉蔵寺』の敷地のようです。
チューリップ畑は、山間の静かな場所にあります。朝7時過ぎなので、まだチューリップ畑には太陽の光は差し込んでいません。日の当たる日中に開くのかな。
密集して植わっているので見応えがあります。花弁のふちが黄色く彩られた赤いチューリップが気に入りました。チューリップの花は、概ね10℃前後だと花を閉じており、15℃を超えると開き始めて、20℃前後に到達すると大きく花が開くとの事。
『泉蔵寺』の入口に到着。お寺の寺号標の横にも赤、白、黄色のチューリップ。
階段を上がると正面に本堂があります。
『泉蔵寺』の山号は萬年山、曹洞宗のお寺です。開山は足柄上郡松田惣領延命寺の末寺として、本寺二世行室良順大和尚によって文明十三年(1481年)に開山。なお、御本尊は、南無釈迦牟尼佛。(引用元:泉蔵寺ホームページより)
ちゅ~りっぷまつり
毎年開催していた地元のお祭り「ちゅ~りっぷまつり」もコロナの影響により、3年間中止だった模様。今年は久しぶりの開催、地域の春の風物詩の復活です。
本堂
本堂前にも、やはりチューリップ。『泉蔵寺』の参拝は、今の時期がベストタイミングですね。
本堂を見るなら、このポジションからが良いです!「チューリップ寺」と呼ばれるだけあって、境内にはチューリップ花壇があります。写真を撮っていたら、お寺の住職の方がいらして、にこやかな笑顔で「満開ですね!写真いっぱい撮って、ゆっくり参拝して下さい」とのお言葉を頂きました。週末に行われる「ちゅ~りっぷまつり」も4年振りだし、うれしいんだろうなぁ。
境内のチューリップ花壇
境内の隅のチューリップ花壇はこんな感じです。赤いチューリップを中心に植えられています。
日当たりの良い場所から花が開き始めていますね!高台にある境内から山間の集落が見える長閑な場所です。
赤いチューリップの中には”キティちゃん”。
黄色いチューリップの中には”ドラえもん”。
ちゅ~りっぷの丘
「ちゅ~りっぷの丘」と名付けられた歴代住職のお墓に行ってみます。
お墓までのアプローチの両側にチューリップが植えられており、お墓に彩りを添えていました。「ちゅ~りっぷの丘」なんて、いいネーミングですね。
秦野市のマイナーなお寺ですが、チューリップ畑が見られる穴場的な存在とも言えます。御朱印帳も『泉蔵寺』限定のチューリップの絵が描かれたもので、人との縁を大事にしたいとの考えから、ネット等での通販は行っていないのだそう。4月上旬のチューリップの季節の”秦野観光”には、参拝に立ち寄りたいお寺です。
基本情報
・名称:泉蔵寺
・住所:神奈川県秦野市千村503
・電話:0463-87-7278
・駐車場:あり
・HP:http://www.senzouji.net/
・アクセス
-小田急線「渋沢駅」徒歩25分
バス利用(渋沢駅南口/神奈交バス)
「千村台入口」下車徒歩15~20分