こんにちは。埼玉県秩父市にある『三峯神社』へ参拝してきました。
”関東一のパワースポット”と呼ばれるのに相応しく、標高約1100mの山奥に御鎮座する神社です。最寄りの駅である秩父本線「三峰口駅」から遠く、アクセスしづらい所ではありますが、三峯神社までハイキングを兼ねたコースもあります。登りは休憩時間を含めて3時間くらいかかるようですが、コース途中には滝もあり、ゆったり歩きながらの参拝もいいかもしれませんね。今回は、早朝の参拝だった為、神社近くの村営駐車場へ車を止めて行ってきました。
主祭神
・伊弉諾尊
(いざなぎのみこと)
・伊弉册尊
(いざなみのみこと)
ご由緒
景行天皇の命を受け、日本武尊が東征時、碓氷峠に向かう途中、三峯山に登り、国産みを行った伊弉諾尊、伊弉册尊を偲んで仮宮を建てお祀りしたのが始まりとされる。また、この時、日本武尊を道案内したのが狼であったとされ、神様の使いとして一緒に祀られている。
(引用元:三峰神社HPより)
見どころ
二瀬ダム
山深い『三峯神社』に行く為には、二瀬ダムの上を通り、反対側へ渡って行きます。ダムの上の道は、車1台分の道幅なのですが、信号によって「こっち側」と「向こう側」が交互に通る、片側相互通行となっている面白い道路です。
秩父多摩甲斐国立公園
『三峯神社』は秩父多摩甲斐国立公園内の山深い場所にあります。上の写真は『三峯神社』駐車場付近から撮ったもの。まわりはこんな感じの山で囲まれています。「随分と深い山の奥まで入ってきたなぁ~」と実感できる所です。
なお、駐車場は第一駐車場と第二駐車場の二つがあります。両方の駐車場ともに営業時間は8時から18時となっていますが、雲取山などへの登山の際にも使われる駐車場の為、第二駐車場は時間外でも入庫可能らしい。但し、筆者が行った時、朝7時前に到着しましたが、第一駐車場、第二駐車場共に入庫する事が出来ました。利用の際は確認されたほうがいいかもしれません。
三ツ鳥居
「三ツ鳥居」と呼ばれる珍しい形をした鳥居。明神鳥居の両側に小さな2つの鳥居を組み合わせた形をしています。
お犬さま
狛犬では無く、オオカミがお出迎えしてくれます。三峯神社は、日本武尊の道案内をしたとされる狼が神のお使い。「御眷属(ごけんぞく)さま」「お犬さま」などと呼ばれ、害獣除け、火防、盗賊除け、災難除けにより信仰を集めているとか。
随身門
存在感十分の随身門。”神域”を前に緊張した雰囲気が伝わってくる場所です。
色々な「お犬さま」
随身門の両脇にいる「お犬さま」
苔が生え始めた若干古い「お犬さま」。
比較的新しそうな「お犬さま」。眼が怖い。見た目は、オオカミと言うより犬に近いように見えます。
参道
随身門をくぐった後も、杉や檜の中の静かな参道が続きます。
青銅鳥居
上下に龍が施された何とも立派な扁額。
拝殿
拝殿へ到着。駐車場からは徒歩10分弱くらいです。寛政十二年(1800年)建立の古い建物。
天水桶
随分と古そうな天水桶が気に入ったので、写真を一枚。
手水舎
豪華な彫刻が目を引く手水舎。良く出来ているので見ていて飽きませんね。果たして龍が何匹いるのか。
御神木
樹齢800年と云われる御神木。 皆が御神木からパワーをもらう為、手をあてている部分だけ表皮が黒光りしているような気がします。
基本情報
・名称:三峰神社
・住所:埼玉県秩父市三峰298-1
・電話:0494-55-0241
・駐車場:あり(有料/村営駐車場)
-開門時間/通常8時~18時
-利用料金/普通車520円、二輪車210円
※2019年7月現在
・公式HP:三峯神社
アクセス
〇秩父本線
『三峰口駅』よりバス
※西武観光バスで三峰神社へ
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