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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【群馬県赤城山 赤城神社】湖畔に建つ郡馬県屈指のパワースポット

こんにちは。今回は群馬県・赤城山山頂のカルデラ湖「大沼」の畔に鎮座する『赤城神社』の参拝録です。関東を中心に全国に数百社あるといわれる『赤城神社』の総本宮といわれるうちの一つで、他の赤城神社と区別するために「大洞赤城神社」ともいわれていました。他に赤城山山腹にある「三夜沢赤城神社」、ふもとにある「二宮赤城神社」の3社が論社とされています。創建不詳ですが、赤城山を御神体とする山岳信仰に端を発する神社です。

参拝者駐車場

「大沼」湖畔に『赤城神社』参拝者専用駐車場がありました。ちょうど本殿の裏あたり。未舗装ですが広い駐車場です。まだ朝早いのでゲートが閉まっていました。開門は9時、閉門17時のようですが、開門前にどこかに駐車したい場合は、近くにある「黒檜山登山口駐車場」を利用するのが良いかもしれません。どちらの駐車場も利用は無料です。

前回の記事でもご紹介しましたが「大沼」周辺の紅葉が綺麗でした。上の写真は本殿横の参道から見た風景です。

「大沼」沿いの参道。参拝者駐車場から続いています。赤い建物は『赤城神社』の社務所。木々の向こう側に本殿がありますが、その横を抜けて、まず鳥居に向かいます。

啄木鳥橋(きつつきばし)

『赤城神社』は「大沼」に突き出た半島のような「小鳥ヶ島」という場所にあるので、「大沼」に架かる「啄木鳥橋」と呼ばれる橋を渡って、参拝するのが良さげなのですが、老朽化に伴い2019年から橋は通行止め。2024年10月時点、橋の上部が撤去されています。時期未定となっていますが新しい橋の建設を検討中らしい。

取り壊される前はこんな雰囲気の橋でした。新しい橋もこのような神橋みたいになるのかな。

境内には湖畔のすぐ近くにベンチもありました。憩えますよ!

鳥居と社号標

『赤城神社』の主祭神は赤城大明神。赤城山に伝わる伝説によると、高野辺大将家成という公家の3人娘が美しく成長したことを継母が嫉妬し、殺害を計画、3人娘のうちのひとりである「赤城姫」が赤城山に逃げ込んだところ、赤城の沼に住む龍神が現れて赤城姫を救い、姫はその後、龍神を継いで「赤城大明神」になったとの事。伝承には諸説あるようですが、この説がよく知られているらしい。

鳥居を抜けると目の前には「大沼」。湖のほとりを進んで社殿に向かいます。

対岸に見える山は「地蔵岳」です。標高は1674m、山頂には電波塔が設置されています。

手水舎

ごく普通の手水舎も背景が湖だといい雰囲気ですね!

苔むした岩に乗っているのは「大沼」に棲む「龍神様」かな。

ここが「大洞赤城神社」と呼ばれるのは、大同元年(806年)に、大沼の畔に神社を遷宮した事にちなんだものなのだそう。もともとは「大沼」の南側湖畔に建っていたらしく、今でも「旧赤城神社元宮跡地」が残されています。

拝殿

姫様が龍神を継いで神様になったという事で、女性の方が願掛けをすると願いが叶うとされる群馬県の人気パワースポットです。

本殿

周囲を赤城山の1500mから1800m級の山々に囲まれたカルデラ湖「大沼」の畔に鎮座する『赤城神社』は気の流れが良い場所にあるパワースポットでした。
秋の紅葉の季節も綺麗ですが、レンゲツツジが咲き誇る6月上旬も素晴らしい風景に出会えるようです。赤城山周辺をドライブがてら、ぜひ『赤城神社』の参拝にいってみて下さい!

基本情報

・名称:赤城神社(大洞赤城神社)
・住所:群馬県前橋市富士見町赤城山4-2
・電話:027-287-8202
・駐車場:あり(利用時間9~17時)
・HP:赤城神社 -群馬県赤城山-
・アクセス
-車:関越自動車道「赤城IC」から約1時間
-JR「前橋駅」からバス(約1時間10分)