ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

森林浴と湖畔散策と神社参拝のウォーキング 【箱根 九頭龍の森/九頭龍神社/箱根神社】

こんにちは。今回は箱根の神社参拝を兼ねたウォーキングの紹介をします。
『箱根九頭龍の森』の散策と『九頭龍神社』『箱根神社』の2社めぐりです。
何度となく参拝しているのですが、定期的に再訪したくなる神社ですね。芦ノ湖畔の緑豊かな自然に囲まれたふたつの神社を森林浴を楽しみながらウォーキングします。 

箱根九頭龍の森・九頭龍神社本宮

セラピーロード

『箱根九頭龍の森』に行くには「ザ・プリンス箱根芦ノ湖・箱根園」の駐車場に止めるか、「湖尻ターミナル」付近に駐車し、歩いて行きます。
このふたつの区間は「箱根九頭龍の森 セラピーロード」と呼ばれる約3kmの遊歩道でつながっています。『箱根九頭龍の森』までは、「ザ・プリンス箱根芦ノ湖・箱根園」駐車場からのほうが近いです。「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」の脇に「箱根九頭龍の森 セラピーロードの起点」があります。ここから『箱根九頭龍の森』の入口まで徒歩20分くらいです。

神山通り

「神山通り」との名前が付けられている道。「箱根園」の施設である日帰り温泉/龍宮殿本館前のあたりから続いています。「龍神様」のイラストが気になり、アップの写真も一枚。
なお、『九頭龍神社本宮』までの遊歩道はきれいに整備されているので、運動靴でなくても何とかなります。木々の隙間から見える「芦ノ湖」を感じながら、進んで行きます。
『箱根九頭龍の森』への入園は有料。大人600円です。(2021年7月時点)
ほとんどの方の目的が『九頭龍神社本宮』の参拝かと思いますが、入園料と言うよりも拝観料なのかも知れませんね。

箱根九頭龍の森 入口付近

『箱根九頭龍の森』へ到着。料金を支払い、園内に入ると一面に芝生の広がる開放感ある景色が目に飛び込んできます。

案内板

「九頭龍の森」入口から『九頭龍神社本宮』までは徒歩10分程度。芝生の広がるエリアから森の中の遊歩道へ入って行きます。

森林浴と湖畔散策

遊歩道はきれいに整備されていますね。森林浴をしながら気持ちよく歩けます。

湖畔のすぐ近くに遊歩道が通っており、湖の岸辺まで下っていける場所も点在。湖面ぎりぎりまで伸びた木の枝が風情ある雰囲気を醸し出しています。

『九頭龍神社本宮』へ到着。「九頭龍の森」の中に御鎮座しています。

社殿

遊歩道を進んでいくと社殿横に到着します。
『九頭龍神社本宮』は、九頭龍大神を御祭神として祀っている神社。芦ノ湖に棲む龍が、暴れるのを鎮めて、守護神として祀ったと云われる伝説があり、金運、開運、商売繁盛、縁結びなどのご利益で知られるパワースポットです。

社殿前にある階段を下って、湖畔近くの手水舎へ。手水舎や境内社は、小さな”岬”のような湖へ少し突き出した地形のところにあります。

『九頭龍神社本宮』には鳥居が3本あります。1本は湖の上にあり「水中鳥居」と呼ばれています。残り2本は”小さな岬”のような地形をしたこの場所に建っていますが、そのうちの1本が、この白い鳥居。

”小さな岬”のような地形をした場所にある”もうひとつの鳥居”。鳥居の向こうにさん橋があり、モーターボートが着岸できるようになっています。モーターボートで『九頭龍神社』『箱根神社』を参拝するプランがあるみたいです。

水中鳥居

「水中鳥居」と呼ばれている湖の鳥居です。湖面スレスレのアングルで写真を撮れるポイントがあります。人ひとり分くらいの幅の石段を下っていくと湖面近くにまで行く事ができます。

どなたかが「水中鳥居」の写真を湖面スレスレから撮っています。くれぐれもカメラやスマホを湖に落とさないように。

境内社/弁財天社

市寸島比売命を御祭神としてお祀りする社。

白龍神社

白龍大神を御祭神としてお祀りする神社です。『箱根九頭龍の森』入口のすぐ近くに御鎮座されています。

『箱根九頭龍の森』を後にして、『箱根神社』に向かいますが、その前に、「箱根園」と「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」を散策します。

箱根園/ザ・プリンス箱根芦ノ湖

芦ノ湖畔

蛸川温泉「箱根 湖畔の湯」に向かう途中の木立を抜けると、芦ノ湖畔が目の前に広がります。ザ・プリンス箱根芦ノ湖のガーデンなのですが、なかなかの絶景。開放感たっぷりの気持ちいいところです。

ヤマユリ

木立の中に自生している”ヤマユリ”が見頃でした。辺りに漂うほのかな香りにリラックス。

湖畔の一本桜

春の「箱根園」のシンボル的存在「湖畔の一本桜」と呼ばれる樹齢100年の大島桜。毎年4月中旬から下旬頃に花を咲かせる遅咲きの桜です。枝が地面に沿って長く伸びているのが何とも趣があります。枝張り22m、周囲70mもあるそうです。

箱根神社

第一鳥居 

正月の箱根駅伝でも目にする『箱根神社』の第一鳥居。この付近の駐車場に車を止めて、芦ノ湖畔の散策をします。

杉並木

立派な杉並木。箱根の見どころのひとつですね。

芦ノ湖湖畔

元箱根港に停泊する遊覧船。遠くに見える山は、駒ケ岳です。

”芦ノ湖と富士山と鳥居”のお馴染みの撮影スポット。 

平和の鳥居

いつ見ても絵になる「平和の鳥居」。休日には多くの人が記念撮影に列をつくります。

第四鳥居と矢立の杉

「かながわの名木100選」にも選定されている樹齢推定1200年、樹高約35mの御神木「矢立の杉」。樹高が高すぎてなかなかカメラのフレームに収まりません。今回は、「第四鳥居」をくぐる前に「矢立の杉」の上部の写真を一枚、「第四鳥居」をくぐった後に全景を一枚。

杉並木の参道

杉の巨木が立ち並ぶ参道。『箱根神社』の見どころのひとつです。”神々しい”と言う表現がピタリとあてはまる参道ですね。

第五鳥居

参道の階段を上ったところにある、最後の鳥居「第五鳥居」。鳥居のまわりを囲む立派な杉の木には、ただただ感嘆するばかりです。

神門と社殿

〇御祭神
箱根大神
・瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)
・木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)
・彦火火出見尊 (ひこほほでみのみこと)

〇ご由緒
孝昭天皇の時代に、聖占上人が箱根山の駒ケ岳より、同主峰の神山を神体山として祀ったのが始まりとされ、古来より関東総鎮守箱根大権現と呼ばれ尊崇される。

苔むす狛犬

『箱根神社』に参拝する度に見入ってしまう”苔むす狛犬”。風情抜群です。

安産杉

樹齢推定1000年を越えると言われる御神木「安産杉」。この大樹を健全な母胎の象徴とみなし、子孫繁栄を祈る子授け安産の杉として敬仰するようになったとの事。

九頭龍神社新宮

龍神水

『箱根神社』に隣接した『九頭龍神社新宮』。『九頭龍神社本宮』からの御分霊を、お祀りする神社です。 それにしても”9匹の龍からご神水が流れ出る手水舎”は相変わらずインパクト大。

社務所で購入した「龍神水」を入れる容器。自分で用意したペットボトルなどで持ち帰る事も可能です。今回は記念に「箱根神社の龍神水」のラベルが貼られた専用容器を買ってみました。

社殿

成就水盤

”9匹の龍の手水舎”の隣りにあり、龍神水が流れ込んでいる「成就水盤」。誓願符と呼ばれる紙に願い事を書いて流し納めます。紙は水に溶けながら、「成就水盤」の穴の中へ吸い込まれていきます。 

burariwalking.hatenablog.com

基本情報

〇箱根九頭龍の森・九頭龍神社本宮
・住所:足柄下郡箱根町元箱根110
・電話:0460-83-1112
・営業時間:9時~17時
 ※季節により変更あり
・入園料:大人/600円、子供/300円
 ※子供 4才~小学生
 ※2021年7月時点 
・駐車場:あり(有料)
   ※ザ・プリンス箱根芦ノ湖駐車場利用
  →九頭龍の森入口まで徒歩20分
 ※湖尻駐車場(無料及び有料)からも
  アクセス可能
  →九頭龍の森入口まで徒歩30分
・公式HP:箱根九頭龍の森 | 箱根ナビ

〇箱根園
・住所:足柄下郡箱根町元箱根139
・電話:0460-83-1151
・営業時間:9時~17時
・駐車場:あり(有料)
・公式HP:箱根園

〇箱根神社
・住所:足柄下郡箱根町元箱根80-1
・電話:0460-83-7123
・駐車場:あり
・公式HP:http://www.hakonejinja.or.jp/

アクセス

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九頭龍の森・九頭龍神社⇒箱根園⇒箱根神社