こんにちは。今回は、横浜みなとみらい地区に点在している『パブリックアート』をめぐる散歩です。
色んな所に『パブリックアート』作品やオブジェがある横浜みなとみらい。普段何気なく歩いている道にも、実はひっそりと作品が佇んでいたりします。作品は、全部で60個以上もある事にビックリ。一度に全部は回り切れないので、今回はその一部を紹介します。
見どころ
「モクモク ワクワク ヨコハマヨーヨー」
最上 壽之 作
「横浜ランドマークタワー」と「クイーンズスクエア横浜」の間に位置するグランモール公園「ヨーヨー広場」にあります。ご存知の方も多いユニークな形をした巨大オブジェですが、作品名の「モクモク ワクワク ヨコハマヨーヨー」を知っている方は少ないかもしれません。流れる雲をイメージした作品との事。
「ランドマークタワー」の真下にあります。
オブジェを真下から見上げるとスゴイ迫力。ジェットコースターのようにも見えますね。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気になります。
横浜ランドマークタワー
パブリックアートでは無いかもしれませんが「横浜ランドマークタワー」のマークが美しく、写真を一枚。
ハードロックカフェ
お馴染み「ハードロックカフェ」の巨大ギター看板。パブリックアートと呼びたいくらいの立派なオブジェですね。
「ハードロックカフェ」の看板近くにある船をロープで括りつけておくやつ?
クイーンズスクエア
「横浜ランドマークタワー」の隣にある「クイーンズスクエア」。この周辺にも沢山のパブリックアートがあります。
「a place beyond dawn」
マリナ・カレラ 作
クイーンズパークにある大きな翼が印象的なオブジェ。大観覧車「コスモワールド」と青空をバックに羽ばたいて飛んで行ってしまいそうな雰囲気です。
巨石のオブジェ
クイーンズパークにあった石のオブジェ。作者は不明です。
「結婚式」
牛島 智子 作
クイーンズパークにある何ともカラフルな椅子のオブジェ。実際に座ってくつろぐ事もできます。
「家族」
エステル・アルバルダネ 作
犬と家族が戯れているところでしょうか。クイーンズパークの作品「結婚式」のすぐ近くにあります。
グランドインターコンチネンタルホテル
クイーンズスクエアを抜けて横浜グランドインターコンチネンタルホテルへ到着。もう少し足を延ばして「臨港パーク」のパブリック・アートも見に行ってみます。
ぷかり桟橋
パシフィコ横浜 国立大ホール
途中、「ぷかり桟橋」と「パシフィコ横浜 国立大ホール」の前を通って「臨港パーク」へ。
「歴史と未来への讃歌 虹空間'95」
豊田 豊 作
日本とブラジルの修好100周年記念オブジェ。「臨港パーク」内にあります。
「フルーツ・ツリー」
チェ・ジョンファ 作
スイカやぶどうなどの色々な果物、野菜が、たわわに実ったポップな木のオブジェ。「横浜トリエンナーレ 2001」の出品後、臨港パークに移設されたとの事です。
「STAR GATE」
N.スクレコ・マーティン 作
鉄棒と子供の遊具が合わさったような作品ですね。クイーンズスクエア けやき通り沿いにあります。
「PLANKTON」
長谷川 仁 作
プランクトンをモチーフにした作品らしい。みなとみらいグランドセントラルタワー前の広場にあります。いちょう通りの「美術の広場前」信号のあたりです。
グランモール公園
グランモール公園を通って、けやき通りへ向かいます。「横浜美術館」の正面にある公園です。夏日に涼し気に咲く花が綺麗で、写真を一枚。
MARK IS
グランモール公園に面した場所に建つ「MARK IS みなとみらい」。建物のつくりが少しアートっぽいですね。
「平和の若い騎手」
ヴェナンツォ・クロチェッティ 作
横浜美術館横にある像。「横浜美術館」は現在、大規模改修工事の為、休館中で、2023年再開予定。
三菱重工 横浜造船所跡
横浜美術館の隣には三菱重工横浜ビルがありますが、そこにある横浜造船所跡の記念碑。明治24年(1891年)発足、昭和58年(1983年)にみなとみらい21計画に沿い、この創立の地から本牧と金沢へ移転したとの事。
この三菱重工横浜ビルのまわりにもパブリックアートが何個かあります。
「美しき広場像」
冨永 直樹 作
会社を支えるのは社員、社員を支えるのが家族と言う意味が込められているとの事です。
「友情」
般若 純一郎 作
小学生くらいの男の子と女の子の像でしょうか。三菱重工横浜ビル前にあります。
「なかよし」
清川 宗翠 作
幼い子供ふたりの像。「友情」の近くにあります。
「水面の鳥」
高田 洋一 作
巨大で見応えのある作品です。風が吹く事によって回転する構造のようですが、一体どんな感じで回転するのだろうか?「横浜ランドマークタワー」に向かって伸びている感じがいいですね。
次は「横浜ランドマークタワー」周りのパブリックアートを鑑賞しに行きます。
「人々への賛歌」
富田 眞州作
二体の像が手に取っているものは、鳩でしょうか。
「愛の変容」
工藤 健 作
「無限(飛翔)」
名知 富太郎 作
見る向きによって、だいぶ印象が変わりますね。 「みなとみらい21彫刻展ヨコハマビエンナーレ'86」受賞作品だそうです。
「人々への賛歌」「愛の変容」「無限(飛翔)」共に、横浜ランドマークタワーのけやき通り側にあります。
日本丸
国指定重要文化財である「帆船日本丸」を展示している公園「日本丸メモリアルパーク」。展示ドック側の広場とタワー棟の裏側付近に、パブリックアートとオブジェがあります。まずは、展示ドック側から。
「海鳥達の風」
峯田 義郎 作
海鳥の躍動感が伝わってくる作品ですね。海鳥2羽の像の尾と羽根が一点で繋がっているのが面白い。 「みなとみらい21彫刻展ヨコハマビエンナーレ'86」受賞作品との事。
「白い花」
新宮 晋 作
風が吹くと動くパブリックアート。「みなとみらい21彫刻展ヨコハマビエンナーレ'86」大賞受賞作品だそうです。
日本丸メモリアルパーク
「帆船日本丸」の反対側にある公園の芝生エリア。開放的な場所です。
ヤシのような木と船の大きな換気口のオブジェがマッチしています。
タワー棟
ちょっと目を引く建物です。右側が「タワー棟C」、左側が「タワー棟D」と呼ばれています。オブジェは「タワー棟C」裏のあたりに展示されています。
「青少年の像」
垣内 治雄 作
大観覧車「コスモワールド」がちょうど手をつないだ像の輪の中に入ります。絵になる眺めです。
色々なオブジェ
何故か狛犬。
横浜港と大連港の友好港提携5周年を記念して、大連港より寄贈された天女の像。
カナダ・バンクーバー港と横浜港との姉妹港10周年を記念したトーテムポール。
大きな錨。ドイツ・ハンブルグ港から、姉妹港提携10周年を記念として寄贈されたものらしい。
ドック用の排水ポンプカバーで、横浜船渠株式会社(現 三菱重工)が創業時にイギリスから購入したもの。
横浜港にまつわるオブジェが沢山ありますね。
基本情報
〇ランドマークタワー
・住所:横浜市西区みなとみらい2-2-1
・電話:045-222-5015
・公式HP:https://yokohama-landmark.jp/
〇クイーンズスクエア
・住所:横浜市西区みなとみらい2-3
・電話:045-682-1000
・公式HP:https://qsy-tqc.jp/
〇日本丸メモリアルパーク
・住所:横浜市西区みなとみらい2-1-1
・電話:045-221-0280
・公式HP:https://www.nippon-maru.or.jp/
アクセス
〇みなとみらい線
『みなとみらい駅』下車
〇JR京浜東北線/横浜市営地下鉄
『桜木町駅』下車
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