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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【京都 龍安寺】枯山水の石庭とふすま絵が素晴らしい世界遺産の禅寺

こんにちは。京都市右京区にある『龍安寺』の参拝録です。
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているお寺のひとつで、「石庭」が有名な国内外の観光客に人気の観光スポットです。「石庭」以外にも見どころの多いお寺なので、拝観時間に余裕を見てじっくり観て回るのが良いかと思います!

山門

「きぬかけの路」竜安寺前の信号の先の坂道を上っていくと、程なく「山門」に到着。『龍安寺』参拝者駐車場から徒歩1~2分ほどです。
『龍安寺』は臨済宗妙心寺派のお寺で、大本山妙心寺の境外塔頭。徳大寺公の山荘を譲り受けた細川勝元が宝徳2年(1450年)に建立。

案内図

意外と広い境内。特に境内の1/3ほどを占める大きな池が回遊式庭園になっており、ここも『龍安寺』の見どころのひとつ。「石庭」だけでなく四季折々の景色が楽しめるお寺ですね!

鏡容池(きょうようち)

参拝したのは1月末。冬なので華やかさは無いものの水面にうつる木々がいい雰囲気の庭園です!『龍安寺』は紅葉の名所でもあるので秋は良さげ。

「鏡容池」周りの木立の中には大きな石がところどころに配されています。池を一周できる散策路がありますので、「石庭」を拝観後、ぜひ歩いてみて下さい!

庫裡

「石庭」の入口。拝観料は大人600円(2025年9月時点)

「石庭」へと続く割と広めの廊下。

石庭

そして「石庭」に到着。オフシーズンかつ春節前だったので観光客はだいぶ少なめで、ゆったりした雰囲気。観光客の7割くらいは外国人観光客でした。
「石庭」の大きさは横が約25m、縦が約10m、白砂が敷き詰められたその中に15個の石が5つのグループ(苔の島)に分けられて配置されています。「枯山水」の最も代表的な庭園なのですが、誰がいつ作庭したかなど詳細不詳。石は無造作に置かれているように見えるのですが、15個の石はどこから眺めても、必ず1個の石が他の石に隠されて配置されているので14個しか見えないつくりになっているのだそう。これは「不完全さ」を表しているともいわれているのだとか。

それにしても、この景観は「わび・さび」の極みですね~。
眺める場所を変えて色々な角度から「石庭」を見て石を数を数えるのは、なかなか面白い。よ~く見ないと15個の石を見つけられないんですね!

知足のつくばい

茶室前の庭園に置かれた”つくばい”。『龍安寺』のは「知足のつくばい」と呼ばれています。水戸光圀の寄進といわれていますが、一般公開されいるものはレプリカで、本物は非公開の茶室に置かれているらしい。このつくばいには「五・隹・疋・矢」の4字が刻まれているのですが、真ん中に空いた四角の穴を「口」の文字を見立てると「吾唯知足(われただたるをしる)」と読むことができます。これが「知足のつくばい」と呼ばれている理由。「知足=足るを知る」、ひたすら欲を追求するのではなく、現状満ち足りていることに感謝する心の在り方を示した言葉なのだそう。

ふすま絵(雲龍図)

『龍安寺』の襖絵も見どころのひとつ。参拝した日は40面のふすまに9頭の龍が描かれていました。この襖絵は、通常非公開の第79代総理大臣 細川護熙さんが描かれた「雲龍図」。特別展示期間だったようです!

どの龍もふすまから飛び出してきそうな迫力!細川勝元の創建の『龍安寺』は、細川家にとってはゆかりの菩提寺との事で、細川勝元の550年忌に合わせて、 細川護熙さんが奉納することになったようです。龍の誕生から成長、老いていくまでの生涯が描かれた思わず見入ってしまう襖絵です。2019年から製作を本格化させて、最終的には全92面の「雲龍図」を奉納したらしい。才能ある方ですね!

ミニ石庭

最後に「石庭」に配置された15個の石の簡単な見つけ方について。「石庭」に入る前の廊下に「ミニ石庭」が展示されています。目の不自由な方のために製作されたらしいのですが、これを見ると苔の島に何個の石が配置されているかすぐわかりますよ!

今回は枯山水の「石庭」が人気の『龍安寺』のご紹介でした。オフシーズンや平日の朝一など観光客の少ない日、時間帯で参拝するのがおすすめ。”わび・さび”の空間にゆったりと浸れますよ!

基本情報

・名称:龍安寺
・住所:京都市右京区龍安寺御陵下町13
・電話:075-463-2216
・拝観時間:8時~17時(3/1-11/30)
      8時30分~16時30分(12/1~2/末)
・拝観料:大人600円,高校生500円,小中学生300円
・駐車場:あり(拝観者に限り1時間無料)
・アクセス
-京福電鉄「龍安寺駅」徒歩7分