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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【横浜 みなとみらい】『横濱ゲートタワー』散策とパブリックアート巡り

こんにちは。今回は、2022年3月に開業したばかりで、プラネタリウムのあるオフィスビル『横濱ゲートタワー』散策とその周辺のパブリックアート巡りに関するレポートです。
「みなとみらい」には、70点を超えるパブリックアートが点在していますが、『横濱ゲートタワー』に「パブリックアート・インフォメーションセンター」なる場所が整備されたとの事で、早速行ってみました。

横濱ゲートタワー

ビルの正面にど~んと居座る”球体”。直径19.1m、高さ16mもある巨大な建造物ですが、これは、「コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMA」のプラネタリウム。
3月24日にオープンしたばかりで、みなとみらいの新たな人気スポットになりそうですね。

アートな空間を意識したようなビルの造り。いい雰囲気で光が差し込んでいます。

アート・スタート

「ART START(アート・スタート)」と名付けられた「みなとみらい」のパブリックアートを紹介するインフォメーションセンター。ビル1階にある入館無料、無人の施設です。

室内はこんな感じ。

室内中央には、スライド式の移動可能な沢山のフラッグ。フラッグ1枚に二つのパブリックアートが紹介されています。街全体に多数点在するパブリックアートは立派な観光資産でもあるので、こういう施設が誕生した事は意義があるのかと。

街に点在するパブリックアートの案内図。鏡の上が地図になっている贅沢な造りです。これをスマホで撮れば、散策するのに使えそうです。

START GALLERY

ショーウィンドウに「スタート・ギャラリー」と書かれており、ビルの外の歩道から作品を鑑賞できるようになっています。この日の作品は、前田哲明氏の「UNTITLED 22-S1」。

「みんなでSDGsアート共同制作」作品

日本の伝統技法「木目込み」を取り入れたアーティスト・イワミズアサコ氏(岩水亜沙子)の作品。3月末に開催された「横濱ゲートタワーまちびらきイベント」で、参加者が持ち寄った古着や布切れでつくりあげた作品なのだそう。

「Untitled D2021」

前田哲明 作

ビルの開業に合わせて、設置されたばかりの新しい「パブリックアート」。
作品の中に入って、空を見上げてみます。複雑な形状の金属が生きているように見えますね。

『横濱ゲートタワー』の散策を終え、周辺のパブリックアート巡りの散歩へ。

「水の行方」

家住 利男 作

「LGイノベーションセンター」の前庭に設置されたパブリックアート。大理石の上に、巨大なエメラルドみたいなものが置かれていますが、これはベンチも兼ねている作品のようです。ライトアップされる夜が綺麗そう。

「Hello(手型)」

鎌田 恵務 作

次はビルの屋上に巨大な電波塔のある「横浜メディアタワー」のパブリックアートを観賞します。
過去記事でも取り上げた、大きなオレンジの手型が目を引く作品。この作品と一対になっているパブリックアートが、「横浜メディアタワー」内にあります。

「Hello(円盤)」

鎌田 恵務 作

鏡面仕上げの円盤の両面に、沢山の手型のデザインが施されています。よ~く見ると手型に何か、文字が刻まれていますね。

これは面白い。手型には世界各国の「こんにちは」を意味する言葉が刻まれています。上の写真は「ボンジュール」と「アロハ」。

「Message to the sky(空へのメッセージ)」

矢島 路絵 作

2階のエスカレーター付近のパブリックアート。見落としてしまいそうな場所にありますね。「横浜メディアタワー」に電波塔が建っている事もあり、「電波を通して人々がメッセージを交換する情景を表現したい」との作者の考えからイメージされたデザインなのだそうです。

「微港音」

米林 雄一 作

2Fエスカレーター付近に設置された作品。最初は石かと思いましたが、材質は木。
作品タイトルが難解なのですが、もし「横浜メディアタワー」の電波塔を意識してつくった”造語”なのであれば、みなとみらい=港、微かな音=微音=電波と言う理解になるような…。作品の円弧の形は、電波を表しているのかも知れませんね。

「PLANKTON」

長谷川 仁 作

「みなとみらいグランドセントラルタワー」前、創造の広場に設置されたパブリックアート。過去記事でも一度掲載しました。

こういう作品は、必ず、中に入って空を見上げた景色を見たくなるんですね。
遠くに見えるは「横浜メディアタワー」の電波塔。

お決まりの「ランドマークタワー」の眺望。

みなとみらいセンタービル前 広場

最後に「みなとみらいセンタービル」前にあるパブリックアートを観賞します。

「メガホン プロジェクト」

マドレーヌ・フリン&ティム・ハンフリー作

遠くから見ても目立つ”赤いラッパ”。一方から声を発すると、もう一方から音がゆがんで出てくる”音の変化”を楽しむ作品で、観賞者が参加するインタラクティブアート。こういうアートは子供にも人気なんでしょうね。

今回の散策はこれにて終了。陽気のいい日の「みなとみらい」のパブリックアート巡りはお薦めです。

burariwalking.hatenablog.com

基本情報

〇横濱ゲートタワー
・住所:横浜市西区高島1-2-5
・電話:045-228-7096

〇横浜メディアタワー
・住所:横浜市西区みなとみらい4-7-3
・電話:0120-72-73-74

アクセス

〇横濱ゲートタワー
・みなとみらい線
『新高島駅』出口1番より徒歩1分
・JR/東急線/京浜急行線
『横浜駅』から徒歩6分
・相鉄線/市営地下鉄
『横浜駅』から徒歩10分

Google Map

横濱ゲートタワー⇒横浜メディアタワー⇒みなみらいグランドセントラルタワー⇒みなとみらいセンタービル