ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【箱根町 彫刻の森美術館】広大な敷地の散策が楽しい箱根観光・定番の美術館へ行く

こんにちは。今回は箱根の『彫刻の森美術館』の紹介です。
箱根観光の王道とも言える『彫刻の森美術館』ですが、神奈川県にお住まいの方なら、子供の頃に家族と行ったり、友達と行ったりと何度かリピート訪問している方も少なくないかも知れませんね。
120点もの野外彫刻が広大な敷地に展示されており、見応え、歩きごたえ共に十分です。基本的には屋外展示品メインの美術館なので、天気が気になるところですが、小雨程度なら傘をさして、ゆったり散歩するのも楽しく、霧がかかっていると幻想的な雰囲気も味わえます。

見どころ 

入口付近 

『彫刻の森美術館』の英語表記は「OPEN-AIR MUSEUM」=屋外美術館なんですね。  

案内板

とにかく広い敷地です。美術館の敷地は少し谷間にあるので、チケット売場のすぐ脇のエスカレーターで下って行きます。下ったあと美術館連絡口であるトンネルを進んでいくと、美術館に到着します。

「翼を持ったキメーラ」

マルチェロ・マスケリーニ作 
美術館入口からエスカレーターで降りたところに展示されています。

「横たわる像:アーチ状の足」

ヘンリー・ムーア作

館内風景

開放感抜群の屋外展示スペース。

「風の刻印」と「交叉する空間構造」

「風の刻印」流 政之 作
「交叉する空間構造」後藤良二 作

「交叉する空間構造」

昔、テレビの天気予報のバック映像にも流れていた有名な作品。

「風の刻印」と「住まい」

「風の刻印」の向こうに見えるのが、「住まい」オシップ・ザッキン作

「シュトルム」

マッチンスキー=デニングホフ 作

「16本の回転する曲がった棒」

伊藤隆道 作
この作品も、良く知られているやつ。

「偉大なる物語」

ジュリアーノ・ヴァンジ作

「ボクシングする2匹のうさぎ」

バリー・フラナガン作

「神の手」

カール・ミレス作

「ふたつの形」

バーバラ・ペップワース作

「ミス・ブラックパワー」と「音の世界」

「音の世界」猪熊弦一郎 作
「ミス・ブラックパワー」ニキ・ド・サン・ファール作

「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」

「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」ガブリエル・ロワール 作
「足跡(海抜530-551メートル)」有田暁子 作
道路にペイントされた「足跡」も作品です。塔の中まで続いています。

塔内部のステンドグラスが見事。らせん階段を上っていくと屋上に出られます。

「展望台」

ジム・ダイン作

「うつろひ Utsurohi」

宮脇愛子作

「網目の球体」

フランソワ・モルレ作

ピカソ館

お馴染みの外観の「ピカソ館」。内部での撮影は禁止。

「歩く花」

フェルナン・レジェ作

ネットの森

ネットの森の手前の彫刻は「山野を歩くヴァン・ゴッホ」オシップ・ザッキン 作

「ハイッ」

山本 信 作

「浮かぶ彫刻」

マルタ・パン作

円形広場にて

筆者が『彫刻の森美術館』の中で、一番気に入った作品群。円形広場と呼ばれる場所にあります。作品の躍動感がすごいです。

「人とペガサス」と「風韻」

「人とペガサス」カールミレス作
「風韻」土田隆生 作 

「眩驚ーV」

土田隆生 作 

「嘆きの天使」

フランソワ=ザビエ、クロード・ラランヌ 作
この作品もお馴染みですね。はなが垂れているようなのは意図的なんだろうか。

「弓をひくヘラクレス」

エミール=アントワーヌ・ブールデル 作
力強さを感じる作品です。それにしても、奥に見える「人とペガサス」がすごいですね。”人”の部分が足のつま先だけで”ペガサス”と繋がっており、本当に飛んでいるように見えます。

burariwalking.hatenablog.com

基本情報

・名称:彫刻の森美術館
・住所:足柄下郡箱根町二ノ平1121
・電話:0460-82‐1161
・開館時間:9時~17時
・入館料:大人1600円
     大・高校生1200円
     中・小学生800円
・駐車場:あり(有料)
・公式HP: https://www.hakone-oam.or.jp/

アクセス

〇電車
・箱根登山鉄道
『彫刻の森駅』より徒歩2分

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