ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【石割神社】巨石が御神体の神社参拝&石割山トレッキング

こんにちは。
今回は、山梨県山中湖村にある『石割神社』の参拝録です。
参拝と言うよりも「石割山」への軽登山と言う方が正しいかも知れませんね。
「石割山」は1413mの山で、その八合目に『石割神社』が鎮座しています。「石割山」は山梨百名山に数えられており、山頂からの富士山の眺望が素晴らしいです。

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山中湖の北側に位置する「石割山」。周辺には色々なハイキングコースがありますね。

コースタイムのパネルがあったので「石割山ハイキングコースガイド」をご参照。
「石割山登山口の鳥居」から『石割神社』まで約45分、『石割神社』から「石割山山頂」まで約20分、計65分のトレッキングです。登頂後は、同じルートで下山します。

石割山登山口 駐車場付近

参拝&トレッキングしたのは、11月上旬。登山口近くの紅葉が綺麗な時期でした。橋を渡ったところに登山口があります。

鳥居

しめ縄が立派な赤鳥居と紅葉のコラボが、風情ある雰囲気。皆さん、ここで記念撮影後、登っていかれます。
なお『石割神社』の御祭神は、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)。創建等詳細は不明で、山梨県神社庁のホームページを見ても、情報があまり出ていませんが、御神体として、真ん中に割れ目の入った巨石が祀られており、「古事記」に出てくる天の岩戸は、この場所であるとも云われています。

鳥居を過ぎて、狛犬のところから階段が続きます。この階段が半端ない…。

石割山の階段

ひたすら長い階段は、何と403段!
一体、どこまで続くんだと思いながら登っていきます。ここが一番の難所かな。

富士見平

長い階段を上り終えると、あづまやの建つ富士見平に到着。
階段はここまでで、ここから先は、登山道を30分ほど登れば『石割神社』です。

403段の階段に比べると、だいぶ楽な登山道がしばらく続きます。

この砂防ダムみたいな壁まで来れば、『石割神社』はもうすぐ。

御神木の「桂(カツラ)」。昔はここで雨乞いをしていたらしい。

石割神社

『石割神社』到着。いやぁ~、スゴイ巨石ですね!高さ約15mもあるそう。立派なしめ縄が掛けられています。

赤い眼の狛犬が気になり、写真を一枚。

巨石には、ぎりぎり人が一人だけ通れるような割れ目があり、その割れ目を3回くぐり通る事により、幸運が開けると云われています。また、割れ目から滴り落ちる水は眼病や皮膚病に効くとも。お社の裏に巨石の割れ目まで行ける道が整備されています。

巨石の割れ目が「石」の字に似ている事から『石割神社』との名前がついたとも云われていますが、どこの部分だろう。

真下から見ると大迫力!

突き当りを右に行くと、巨石の割れ目の中です!

これは狭い!ナイフでスパッと切ったような見事な割れ目。一体どうしたら、このような形になるんですかね。ザックを背負ったままでは通れそうもない。体格がいい人はカニ歩きしないと通れないかも。

無事通り抜けて、割れ目の反対側から観察。何か、不思議な場所ですね。
3周まわって、ご利益を期待します!

さて、『石割神社』が御鎮座するのは「石割山」の八合目。ここまで来たら、山頂を目指さない訳には行きません。あと20分!

頂上直下はこんな感じで、笹を掻き分けながら進んで行くと、急に開けて、絶景が目に飛び込んできます。

石割山頂上

「石割山」山頂到着。

手前に「山中湖」、奥に「富士山」の全景が拝める絶景スポットです。

ちょっと変わった神社参拝と気軽に行ける軽登山が魅力の「石割山」。”山中湖の隠れ観光スポット”かも知れませんね。

基本情報

・名称:石割神社
・住所:山梨県南都留郡山中湖村平野1979
・電話:0555-65-8177
・駐車場:あり(無料)
※約30台ほどのスペース、トイレ有