ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『奥多摩』紅葉ドライブ&散策②【奥多摩湖・小河内ダム】

こんにちは。
前回に続き、『奥多摩』紅葉ドライブと散策。今回は『奥多摩湖』の紅葉狩りです。
『奥多摩湖』は東京の紅葉スポットとしても知られており、見頃は、例年11月上旬~11月中旬。ドライブやサイクリングに最適な観光スポットでもあります。

奥多摩湖

ダム湖百選に選定されている『奥多摩湖』。
東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡丹波山村と小菅村に跨る人造湖で、多摩川を「小河内ダム」でせき止めて建造されました。実は『奥多摩湖』は通称名で、正式には「小河内貯水池」と呼ぶらしいです。

小河内ダム

空に浮かぶ雲が湖面に映りこんでいて綺麗ですね。
「小河内ダム」は”東京のみずがめ”と呼ばれる東京都民の貴重な水源で、水道専用ダムとしては日本一との事。

「小河内ダム」の全景図。これからダムの上からの景色を見に行きます。
なお、駐車場は何ヶ所かありますが、「小河内ダム」に一番近い「奥多摩 水と緑のふれあい館駐車場」に停めるのが良いかと。

ダムと紅葉のコラボを求めて、ダム上の通路をうろうろ。山がだいぶ色づいていますね。

ダムの真ん中から駐車場方面を遠望。

ダムの直下を流れる川は、多摩川。ここから多摩川が、始まっているんですね。

慰霊碑

ダムの上を通って、反対側のダム湖畔へ到着。ダム建設時に殉職された方々の慰霊碑のまわりの木々も綺麗に紅葉。

奥多摩湖いこいの路

慰霊碑の横に奥多摩湖湖畔沿いに整備された遊歩道「奥多摩湖いこいの路」の入口。
この遊歩道を進んで、湖畔の奥の紅葉を見たいのですが、全長12㎞もあるので断念。そのうち歩いてはみたいのだが…。

自転車ゆりーと像

『奥多摩湖』のビジターセンター的な「奥多摩 水と緑のふれあい館」前のモニュメントが気になり、写真を一枚。
このキャラクターは東京都民の鳥「ユリカモメ」をモチーフにした「ゆりーと」と言うスポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会)のマスコットキャラクターだったらしい。
自転車ロードレースのゴールが『奥多摩湖』だったので、その記念に設置したと言う事ですね。

水滴くんと水玉ちゃん

「奥多摩 水と緑のふれあい館」の玄関マットに”ゆるキャラ”発見。
東京都水道局公式キャラクターの「水滴くん」と「水玉ちゃん」なのだそう。

わさぴー

この”ゆるキャラ”は、奥多摩町のイメージキャラクター「わさぴー」。
奥多摩町の特産品「わさび」と「豊かな緑や清流」と言った自然をモチーフにしたキャラクターなのだそうです。

見はらしの丘歩道

「奥多摩 水と緑のふれあい館駐車場」の近くに、高台から『奥多摩湖』を見下ろせる「見はらしの丘歩道」と呼ばれる遊歩道があります。ここを通って「大麦台園地駐車場」まで紅葉散策をしてみました。

雲が広がって、紅葉を照らす太陽の光が遮られているのが少し残念ですが、色づきは、なかなかいいですね。
ここ、歩いていて気持ちの良い場所で、”まったり紅葉散歩”に最適!「小河内ダム」に気を取られて、遊歩道の存在に気づかない方も多いのかも知れませんね。

峰谷橋

さて『小河内ダム』から移動。途中、美しい橋に出会いました。
赤い鉄骨が印象的な「峰谷橋」と橋の上から見た紅葉。「峰谷橋」の黒いネームプレートには”もみじ”がデザインされているんですね!これは映える橋だわ。

麦山浮橋

『奥多摩湖』には、湖の対岸に渡る為の浮き橋が2ヶ所あり、そのうちの一つ「麦山浮橋」。昔はドラム缶の上に板を載せた浮き橋だったので、”ドラム缶橋”とも呼ばれています。紅葉とのコラボも美しく、『奥多摩湖』の名物のひとつです。

留浦浮橋

もう一つの浮橋「留浦浮橋」。ここはイチョウの紅葉とのコラボが綺麗でした。
「麦山浮橋」にしても「留浦浮橋」にしても、もともと、ダム建設に伴い、水没してしまった集落の対岸への通行路の代わりに設置されたものなんですね。
Google Mapで確認すると、今でも集落が何軒か残っていそうですが、東京で最も奥深い場所にある集落なんでしょうね。

『奥多摩湖』ドライブは、特に新緑の季節と紅葉の季節にはおすすめしたいコース。
次回はこの付近のトレッキングにチャレンジしてみよう。

基本情報

・名称:小河内ダム(奥多摩湖)
・住所:東京都西多摩郡奥多摩町原
・電話:0428-86-2211
・駐車場:あり(無料)
・アクセス:「奥多摩駅」からバス
-西東京バス「奥多摩湖」下車、徒歩9分