ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『御岳渓谷』紅葉散歩~駅近の絶景スポット

こんにちは。東京・青梅市の『御岳渓谷』へ、紅葉狩りに行ってきました。
多摩川の上流にある『御岳渓谷』は、東京都内の人気・紅葉狩りスポット。東京とは思えない自然豊かな渓谷には、多摩川両岸約4kmにわたって、遊歩道が整備されています。今回は、紅葉狩りのハイライトである「御岳橋」付近の散策を紹介します!

御嶽駅

神社仏閣風の駅舎が目を引く、JR青梅線「御嶽駅(みたけえき)」。
駅前の交差点は「御岳駅」なんですね。今回の散策は、ここからスタート!

御岳橋からの眺望

渓谷に下りていく前に、まずは駅前にある「御岳橋」の上から『御岳渓谷』を眺望します。『御岳渓谷』の紅葉の見頃は、例年11月上旬から下旬。今年は色づきが遅くなり、11月中旬から12月上旬が見頃のようです。

渓谷入口

「御嶽駅」前の信号を渡ったところに御岳渓谷の入口があります。駅から渓谷までは徒歩3分程度の抜群のアクセスですよ!

「御岳橋」の下を通って、川沿いに整備されている「御岳渓谷遊歩道」へ。

多摩川

まずは、対岸の綺麗に色づいているイチョウの方向に歩いていきます。多摩川の上流まで来ると、清流と言う言葉がピッタリあてはまる綺麗な水ですね!

大きな石を使って”岩登り”の練習をしていますね。どうやら『御岳渓谷』は関東で最も親しまれているクライミング場所らしい。

大イチョウ

『御岳渓谷』のシンボル的な存在でもある「玉堂美術館」前のイチョウ。まずは対岸から観賞、後程、近くまで行ってみます。

遊歩道を歩いて行くと、程なく、”もみじの回廊”のような場所に到着。

御岳渓谷遊歩道の紅葉

少し離れた場所から見ると、”もみじ回廊”のようなエリアはこんな感じ。小規模ではありますが、川のせせらぎを聴きながら、紅葉狩りができる風情ある所です!

透過光で見るもみじは燃えるような赤。

紅く染まったもみじの下から対岸の黄金色に輝くイチョウを観賞。なかなか贅沢な紅葉狩りスポットですね!秋の『御岳渓谷』最大の名所かも知れませんね。

御岳渓流

立派な石碑があったので見に行ってみると「御岳渓流」と刻まれています。その横の文字が読みづらいのですが、「名水百選」と彫られているようです。調べてみると『御岳渓流』は「昭和の名水百選」のほうに選定されているらしい。「名水百選」って「昭和の名水百選」と「平成の名水百選」があり、合わせて名水200選になるんですね。

御岳小橋展望休憩所付近

屋根の下にベンチのある休憩所「御岳小橋展望休憩所」後ろの紅葉も見事。

これは何だろう。記念撮影用のフォトフレームかな?

御岳小橋

「御岳小橋」と紅葉のコラボ。
この橋は、2019年の台風19号による多摩川の増水により損壊したらしく、対岸まで渡れません。部分的に修復がなされた為、現在は橋の先端まで行って、多摩川を眼下に見られる展望台的な役割を果たしています。

遊歩道を多摩川上流の方向に進んでみます。「御岳橋」の反対側に来てみました。

橋の近くで、カヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)を楽しんでいる方達がいらっしゃいました。ラフティングやカヌー教室・SUP体験ができるクラブがあるようですね。こんな気持ちの良い場所でアクティビティなんて楽しそう。

場所変わって「御岳橋」を渡り、対岸から「御岳小橋」付近の紅葉を眺望。

ここは”黄葉”が印象的なエリアです。

先程、対岸から見た大イチョウを間近から観賞。落葉したイチョウの葉っぱは黄色い絨毯のよう。

玉堂美術館

亡くなるまでの10余年を御岳で過ごした青梅市の名誉市民で、近代日本画の巨匠・川合玉堂の作品を所蔵した美術館。散策途中に立ち寄りたい、こじんまりとした美術館です。

遊歩道から河原に下りる小道があったので、行ってみる事に。

御岳橋

やはり、渓谷美の中の立派なアーチ状の橋は絵になりますね。
今回は「御嶽駅」近くの渓谷遊歩道の紅葉狩りを楽しみましたが、JR青梅線の「軍畑駅」から「御嶽駅」間の遊歩道を歩きながら、「澤乃井」の醸造元である小澤酒造・「澤乃井園」やお寺「寒山寺」、美術館(玉堂美術館)を巡るのもおススメ。
駅近の絶景スポット『御岳渓谷』のご紹介でした。

基本情報

・名称:御岳渓谷
・住所:東京都青梅市御岳
・電話:0428-24-2481
 ※青梅市観光協会
・駐車場:あり(有料・無料)
 -タイムズ青梅御岳
 -御岳苑池駐車場
 -青梅市御岳交流センター
 -寒山寺駐車場
・アクセス
-JR青梅線「御嶽駅」徒歩3分
 ※御岳橋周辺散策の場合