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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【秋川渓谷】秋の渓谷散策と寺社巡り(石舟橋~徳雲院~五柱神社)

こんにちは。今回は東京都あきる野市にある『秋川渓谷』の散策録です。
東京都内とは思えない自然豊かな渓谷で、都心からは電車でも車でもアクセスしやすい場所にあります。BBQやデイキャンプ、川遊びに訪れる方も多い観光スポットです。

十里木駐車場

20台ほど駐車可能なスペースのある無料の「十里木駐車場」。今回はここに車を停めて散策スタート。

モアイ像

「十里木駐車場」は、バーベキュー場「十里木ランド」のモアイ像が目印。檜原街道・十里木交差点を曲がって都道201号に入る場合、この像の手前に「十里木駐車場」の入口があります。

吊り橋への近道

まずは、『秋川渓谷』のシンボル的な存在である吊り橋を見に行きます。駐車場の後ろにある階段を上っていけば、吊り橋まで約3分。

里山めぐりマップ

今回の散策は、「石舟橋」付近で紅葉狩りをした後、川沿いにあるお寺「徳雲院」を経由して、「五柱神社」へ向かいます。

石舟橋

『秋川渓谷』と言えば、やはり、吊り橋「石舟橋」。全長96mもある吊り橋ですが、そんなにユラユラ揺れませんでした。ここから眺める紅葉の渓谷が人気。写真を撮った時刻は朝8時少し前。谷が深いので、まだ渓谷に朝日は差し込んでいません。もう数時間待てば、紅葉が色鮮やかに見えるかも知れませんね。

吊り橋に行く階段を下りて行きます。

展望台

途中にある渓谷と吊り橋の展望台。

展望台から見た「石舟橋」。

吊り橋の反対側へ。

吊り橋の上から「秋川渓谷」を眺めます。

やはり、紅葉のシーズンは、赤い橋と黄色に染まったイチョウのコラボが美しいです。今回訪れたのは11月中旬。例年の見頃は11月上旬~12月上旬。既に葉っぱが落葉しているイチョウもありましたが、全体的には、いい感じに色づいていました。

秋らしい風景になってきた里山を見ながら、渓谷沿いの道を歩いて行きます。

徳雲院

養沢川のほとりにあるお寺『徳雲院』。ホタルが生息しており、毎年6月下旬ころには、ホタルが飛び交うのだそう。なお『徳雲院』は山号 龍化山、臨済宗建長寺派のお寺です。

黄金色に色づく境内のイチョウ。

『徳雲院』から歩く事10分程度、民家の裏山のような場所に『五柱神社』がありました。上の写真は、民家の石垣の下に置いてあった看板。”名木百選 大杉”に惹かれますね。なお、神社に駐車場はなく、また、道が細く車では入っていけない場所なので注意。

五柱神社

こんもりとした森の下に鳥居を発見。Googleで検索すると、この地域の地名をつけて「養沢五柱神社」と出てきます。

小さな集落の神社なので、境内に案内板はなく、東京都神社庁にも載っていませんでしたが、あきる野市のホームページで調べると、御祭神は、久々能智命・迦具土命・埴安姫命・金山毘古命・弥都波比売命。由緒など詳細は不明ですが、地域の方には親しまれている神社なのかな。
鳥居の先に、ものすごい存在感の巨木が見えてきました!

五柱神社の大杉

あきる野市の天然記念物「五柱神社のスギ」。推定樹齢は400年前後、樹高約52m、幹回り約8mの古木・巨木です!

社殿前にど~んとそびえる大杉は大迫力。東京都内最大のスギのようです。

御神木の周りをひと回りした後、大杉に手をかざして、パワーを頂きます。スギは長寿の樹木なので、1000年くらいの寿命があるらしいですね。

これにて『秋川渓谷』の散策は終了。天気の良い日に、のんびりと散策した”秋の里山めぐり”でした。お時間に余裕のある方は、散策後、「瀬音の湯」で温泉に浸かってくつろぐ事もできますよ!

基本情報

・名称:秋川渓谷
・住所:東京都あきる野市戸倉
    ※十里木駐車場付近
・電話:042-596-0514
     ※あきる野市観光協会
・アクセス
 -JR「武蔵五日市駅」からバス
〇徳雲院
・住所:東京都あきる野市乙津511
・電話:042-596-2652
〇養沢五柱神社
・住所:東京都あきる野市養沢1392
・電話:042-596-0514
    ※あきる野市観光協会