ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【ギャラリー 乙女通り】横浜駅地下道のパブリックアート『ENLIGHT 2021』

こんにちは。今回は横浜駅西口に直結する「ギャラリー乙女通り」と呼ばれる地下道の壁面に展示されているパブリックアートを鑑賞します。

ギャラリー乙女通り

横浜駅すぐ近く、ヨドバシカメラ マルチメディア横浜の地下1階入口の横に、岩崎学園へ向かう『ギャラリー乙女通り』と呼ばれる地下通路があり、その地下通路の壁面にパブリックアートが展示されています。
地下通路は岩崎学園が管理しており、通学路としても使われていますが、目立たない場所にある為、存在に気づかない方も少なくないのかと。

ENLIGHT 2021

「ギャラリー乙女通り」でのアート作品の展示は、横浜をはじめとする全国3ヶ所で行われた、コロナ禍で先の見えない中においても、パブリックアートを通して、未来を明るく照らそうと言うコンセプトのプロジェクト「ENLIGHT(エンライト)2021」の一環らしい。
株式会社クリーマが運営する、クリエイターの応援に特化したクラウドファンディング「Creema SPRINGS」で公開され、約320万円の支援金が集まり、公募による3人のアーチストと岩崎学園の学生の方達が製作に携わったとの事です。
早速、3つの作品を順番に見て行きます。

「グル・マル」

坂東 工 作

この方、アーチストであり、俳優さんでもある方ですね。結構、色々な映画、ドラマにも出演しており、最近では、Amazonプライム・ビデオ配信の番組「バチェラー・ジャパン」の司会進行役で知られています。
この作品は、手に絵具をつけて描かれたのだそう。

「Conviviality」

akatin(あかころ)作

ちょっと変わったアーチスト名ですね。羊毛フェルト作家との事で、この大きな作品は絵ではなく、日本人形に使われる材料と羊毛(ウール)の手芸で製作されています。
写真ではわかりづらいですが、間近で見るとスゴイですよ!”手芸大作”です。

作品タイトルの「Conviviality」は「共生」と言う意味。
住む場所が違う、獅子、鳥、魚たちが共生している場所を、現実の社会における、これからの世界の在り方のひとつと言うメッセージが込められているみたいです。

「Connection」

福島徹也 作

作品タイトルの通り、”Connection=つながり”、”コミュニケーション”をテーマにしており、デジタルな世界のコミュニケーションの手段である「絵文字」をモチーフにした作品との事。

『ギャラリー乙女通り』のこれら3つのパブリックアートの展示は常設なのかどうか不明ですが、当分の間は、鑑賞できそうです。横浜駅地下街には、まだパブリックアート展示に活用できそうな地下通路がたくさんあるし、ちょうど2024年に向けて西口の再開発事業も進行中なので、アートを意識した街にして欲しいな。

アクセス

〇JR/京急線/東急東横線/相鉄線
『横浜駅』下車

神奈川県横浜市西区北幸1-2-7地下1階 ギャラリー乙女通り