こんにちは。神奈川県横須賀市にある『横須賀しょうぶ園』へ「ハナショウブ」観賞の散策に行ってきました。6月上旬~中旬のちょうど今が見頃です。
約412品種、14万株のハナショウブが、広大な菖蒲田に咲き誇る風景は壮観。全国有数の「花菖蒲の名所」です。
横須賀しょうぶ園入口
『横須賀しょうぶ園』入口に到着。園の駐車場からすぐです。
最寄りの駅はJR横須賀線『衣笠駅』になりますが、徒歩30分ほどかかり、少し遠いです。電車下車後、バスでのアクセスとなります。また、「ハナショウブ」の咲く時期は、京浜急行線『京急汐入駅』から「しょうぶ園」直行バスが運行しているようなので、これが便利かもしれません。尚、車でのアクセスの場合、横浜横須賀道路『横須賀インター』より5分。
案内図
『横須賀しょうぶ園』との名称なのですが、ハナショウブの他に「しゃくなげ苑」や「ふじ苑」もあり、4~6月は公園の一番華やかな季節。その為、1年の中で、4~6月だけは入園有料。ちなみに7~3月は入園無料です。
では、早速、散策開始!
「しょうぶ園」エリアは2つあります。両方とも大きな菖蒲田の中に木道の散策路が整備されています。
色とりどりの「ハナショウブ」が正に見頃!
この日の天気は曇り。若干小雨がパラついていましたが、梅雨の季節に咲く花は、こういう天気のほうが良さげかと。
「水車小屋」と「ハナショウブ」のコラボなんて、定番ながら最強の組み合わせですね!長閑で風情ある雰囲気が楽しめます。
菅笠を冠った女性の方が、咲き終わった花がらを摘んでいる姿が、趣がありますね。6月30日まで開催の「花しょうぶまつり」期間中に、こんな風景を見る事ができます。
これだけ沢山の種類の「ハナショウブ」が大量に咲き乱れる風景は、なかなかお目にかかれません。
雨のしずく残る花弁がいい雰囲気。
とにかく、種類が多いですね。ハナショウブの種類は「江戸系」「肥後系」「伊勢系」「長井古種」に大別されるとの事。品種は数千種にも及ぶらしい。
色々な種類の「ハナショウブ」をアップで1枚づつ。
近くで見ると品種の違いがハッキリわかりますね。「ハナショウブ」に和の雰囲気を感じるのは、やはり、若干淡い色だからなのだろうか。
「ハナショウブ」「アヤメ」「カキツバタ」。皆似ているので、違いって何だろう?と考えてしまいますね。「ハナショウブ」「カキツバタ」は湿地・湿原に生え、「アヤメ」は草原などの乾燥地に生える植物。花弁の特徴からの見分け方は、「アヤメ」と「ハナショウブ」が花弁の根元が白・黄色であるのに対し、「カキツバタ」は花弁の根元が白のみ。こんな感じで覚えておくのが良いのかもしれません。
有料の「しょうぶ園」なのですが、見応え十分で、おすすめしたくなる『横須賀しょうぶ園』。梅雨の時期の楽しい散歩ができました。来年は「しゃくなげ苑」と「ふじ苑」にも行ってみよう。
基本情報
・名称:横須賀しょうぶ園
・住所:横須賀市阿部倉18-1
・電話:046-853-3688
・開園:5~8月/9~19時
9~4月/9~17時
・休園日:
-4~6月/無休
-7~3月/毎週月曜(祝日の場合は翌日)
-祝日の翌日、年末年始
・入園料
-4~6月/大人320円 小中学生100円
-7~3月/無料
※2022年6月時点
・駐車場:あり(有料)
※営業時間/5~21時
・HP:https://www.ryokukazouen.jp/iris/
アクセス
〇JR横須賀線
『衣笠駅』下車、バス利用
-京急バス「しょうぶ園」下車、徒歩2分
〇京浜急行線
『京急汐入駅』下車、バス利用
-2022年6月4日~6月26日間,直行バスあり
詳細、横須賀しょうぶ園HP参照
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