こんにちは。横須賀市にある『横須賀しょうぶ園』の「ふじ苑」のレポートです。
ハナショウブの名所として知られる『横須賀しょうぶ園』ですが、”藤の名所”としても知られています。通常は入園無料の施設で、一年で一番華やかな「藤」と「ハナショウブ」の季節は入園有料となりますが、横須賀市運営なので、リーズナブルな料金で利用できます。
園内入口
駐車場から歩いてすぐ、大きな木の向こう側が券売所と園内への入口。
『横須賀しょうぶ園』の入園料は、藤と花菖蒲の季節の4~6月は有料(大人320円)、それ以外の季節7~3月は無料です。(2023年4月時点)
園内案内図
「ふじ苑」は「しょうぶ苑」の奥、丘の斜面にあります。
ふじまつり
藤の開花期間に合わせて、毎年行われる「ふじまつり」。
2023年は、4月22日(土)から5月5日(金)間の開催です。6月の「花しょうぶまつり」に先だって行われるイベント第一弾。
しょうぶ苑
「しょうぶ苑」はかなり大きく、全国有数の規模を誇ります。例年5月下旬から6月下旬には、400品種以上、約14万株のハナショウブが咲き誇ります。もうあと1か月くらいですね。
ふじ苑
そして、「しょうぶ苑」の向こう側に見えてきたのが「ふじ苑」。
ホームページに開花情報を掲載しているので、それを頼りに訪問しましたが、4月21日時点、ちょうど見頃のようです。やはり、今年は藤の開花も早い。
規模的には12品種約200本。
「黒龍藤」などの紫色の品種が見頃のピーク、早咲きの品種は少しずつ散り始めていました。白藤はこれから咲き始めます。
散策路に沿って、藤が植樹されています。まったり散策しながら”藤の花見”をできるのがいいですね。神奈川県内で、こういった形で観賞できる「ふじ苑」は珍しい。
藤の名所と言うと、東京都の「亀戸天神社」や神奈川県藤沢市の「白旗神社」などの神社境内の藤棚が多いのですが、規模的に『横須賀しょうぶ園』のほうが遥かに大きいです。”しょうぶ園”と言う名前のせいか、知る人ぞ知る”藤の名所”なのかも知れません。
藤のトンネル。これはピンク色の藤ですね!
木の幹が随分と古そうなので、これらの藤が、どの程度の樹齢か気になるところです。
『横須賀しょうぶ園』の開園が1988年と言う事なので、30年以上前。藤の寿命は長いらしいので、開園時にはある程度育った木を植樹したのだろうか。
まぁ、藤もたくさんの種類がありますね。八重咲きの品種なんかは、”ブドウ”のようです。同じ紫色でも、よ~く見ると若干異なっていたりと、藤もなかなか奥が深い。
4月22日から「ふじまつり」が開催していますが、平年よりも1週間ほど開花が早かったので、連休後半まで持つかどうかが気になります。行かれる場合は、なるべく早めが良いかも知れませんね。
基本情報
・名称:横須賀しょうぶ園
・住所:横須賀市阿部倉18-1
・電話:046-853-3688
・開園:5~8月/9~19時
9~4月/9~17時
・休園日:
-4~6月/無休
-7~3月/毎週月曜(祝日の場合は翌日)
-祝日の翌日、年末年始
・入園料
-4~6月/大人320円 小中学生100円
-7~3月/無料
※2023年4月時点
・駐車場:あり(有料)
・HP:https://www.ryokukazouen.jp/iris/
・アクセス
〇JR横須賀線
『衣笠駅』下車、バス利用
-「しょうぶ園」下車、徒歩2分
〇京浜急行線
『京急汐入駅』下車、バス利用
-「池上中学」下車、徒歩15分
※2023年4月22日~5月5日間,直行バスあり
詳細、横須賀しょうぶ園HP参照