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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【日比谷花壇大船フラワーセンター】バラが見頃の園内を散策しよう!

こんにちは。バラが見頃の『日比谷花壇大船フラワーセンター』に行ってきました。
神奈川県鎌倉市にある植物園で、バラの他にも、梅、ハナショウブ、シャクヤクなど四季を通して花々を楽しめる県立の施設。約350品種、1200株が咲き誇る「バラ園」は、JR大船駅から徒歩15分ほどのアクセスで、気軽に行ける事もあり、特に「春バラ」のシーズンの週末は多くの人で賑わいます。

駐車場

『日比谷花壇大船フラワーセンター』の駐車場は、入場口前の道路を挟んだ反対側にあります。比較的、広い駐車場かと。
バラのシーズンの週末は混雑するかと思いますが、平日の9時頃の状況はこんな感じで空いていました。が、お昼頃は平日でも8割以上、埋まっており、さすがにバラのシーズンは人気なのでしょう。園内入口には、横断歩道もしくは歩道橋を利用します。なお、駐車場は有料です。

入園口

正式な名称は「神奈川県立大船フラワーセンター」。愛称が「大船フラワーセンター」または「日比谷花壇大船フラワーセンター」です。1967年に開園した歴史ある「植物園」。入園は有料で、20歳以上(学生以外)400円、中学生以下、障がい者の方は無料です。(2023年5月時点)

案内図

神奈川県農業試験場の跡地を整備して造られた広い園内はこんな感じです。
今回は「バラ園」を観た後、「シャクヤク園」を覗いて、最後に「グリーンハウス」温室を行くルートで散策します。

入口を入ると正面には広場があり、その向こう側に「スイレン池」があります。

花時計

広場の左手には大きな「花時計」。

そして、広場の真ん中にはアーチ形の石のモニュメントがあります。もうすぐ「母の日」と言う事で、”アイ・ラブ・マム”の飾り付けがされています。

石のモニュメント近くの映え撮影スポット。

ここも記念撮影スポットの”ハートの花壇”。

「スイレン池」の向こう側にオブジェを発見。

”顔出しパネル”でした!どうやら、「母の日」用のディスプレイみたいですね。

バラ園

そして、お目当ての「ローズガーデン」へ。

ホームページで開花情報を確認した上での訪問でしたが、見事な満開ぶり!例年5月中旬以降が見頃のようですが、2023年は「バラ」も開花・見頃が少し早いです。

バラの壁がすごい!「ウォール オブ ローズ」ですね。これは、横浜の「山下公園」や「港の見える丘公園」のバラ園には無いタイプ。

濃いピンク色のバラのボリューム感に圧倒されますね。「春バラ」らしい豪華な雰囲気です。

散策路沿いの可愛らしいオブジェ。わんこの形をしたアイアンの飾りが目を引きます。

「バラ園」中央にある休憩所。まわりはバラに囲まれています。

神奈川県内の「バラ園」としては中規模くらいの大きさなのですが、鎌倉市の「バラ園」としては「鎌倉文学館のバラ園」と並んで、よく知られています。ちなみに「鎌倉文学館」は現在、大規模改修中で2027年まで休館中。

コンパクトにまとまっており、非常に観賞しやすく、「バラ園」のスペース以上に広く感じる開放的な雰囲気があります。

見た感じは1200株以上の規模に感じる程、見応えがあります。ホームページに、系統ごとの特性を生かしつつ景観を重視した立体的な植栽をしているとされていますが、ボリューム感を感じるのは、これがポイントなのかな。「秋バラ」がどんな感じに咲くのか見てみたいですね。

『日比谷花壇大船フラワーセンター』は、北鎌倉の「円覚寺」や「建長寺」から車で10分程度、「鎌倉大仏殿高徳院」からも車で15分程度の距離で、そんなに遠くないんですね。「春バラ」シーズンは、鎌倉お寺観光に組み入れてみるのも良いかも知れません。

最後に気に入った品種を何枚かピックアップ。「バラ園」を見終え、その奥にある「シャクヤク園」を覗いてみます!

シャクヤク園

花弁が散り始めて、見頃は過ぎてしまいましたが、見事な「シャクヤク」の花々。今回、初めてわかったのですが、約2000株も植栽されている全国有数の「シャクヤク園」なのだそう。そのおかげか、”かながわの花の名所100選”に選定されていました。知らなかったなぁ。来年、満開の時に見に来てみよう。

グリーンハウス

芝生広場の向こう側にあるガラス張りの建物は温室の「グリーンハウス」。最後にここに立ち寄ります。

観賞温室 案内図

温室の内部はこんな感じで、中庭のまわりの部屋をめぐっていきます。

ブーゲンビリア

温室の中で気に入ったのは色とりどりのブーゲンビリア。この花に囲まれたベンチに座って寛いでいたら、だんだん、トロピカルな気分になってきました。

アガベの花

訪問した時には咲いていませんでしたが、100年に一度開花する花らしいです。珍しそうなので写真を一枚。フジテレビが取材で来たみたいですね。

園内には木陰や芝生広場でピクニックできる場所もたくさんあるので、花が綺麗なシーズンは、お弁当とレジャーシートを持って行くのが良いかも知れません。

基本情報

・名称:日比谷花壇大船フラワーセンター
・住所:神奈川県鎌倉市岡本1018
・電話:0467-46-2188
・開園時間:9~17時/3~10月
      9~16時/11~2月
・休館日:第2・4月曜日,年末年始等
 ※月曜祝日の場合、翌日休園
・入園料:20歳以上/学生以外 400円
     学生・20歳未満 200円
     高校・65歳以上 150円
     中学以下・障がい者 無料
 ※2023年5月時点 
・駐車場:あり(有料) 
 ※普通車200円/1時間(以降30分/100円)
  ※2023年5月時点

・HP:神奈川県立大船フラワーセンター
・アクセス
 -JR東海道線/横須賀線
 「大船駅」西口(大船観音側)徒歩16分