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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【成田山 深川不動堂】東京・下町のパワースポット「深川のお不動様」参詣

こんにちは。東京・門前仲町の『深川不動堂』の参拝をしてきました。
「深川のお不動様」とも呼ばれ、古くから親しまれる成田山新勝寺東京別院ですが、開創は元禄十六年(1703年)。成田山の不動信仰は江戸庶民に広く浸透、人気があり、富岡八幡宮の別当寺である永代寺にて、本尊の不動明王像を成田山から運び、江戸の人々に公開された事が「深川不動堂」の始まりのようです。

深川不動堂 赤門

東京メトロ・東西線「門前仲町」1番出口から地上に上がると、参道入口の通称「赤門」と呼ばれる山門のすぐ横に出ます。

人情深川ご利益通り

「赤門」から「深川不動堂」まで続く150m程の参道。”人情深川 ご利益通り"なんて、下町っぽいホッとするネーミングですね。老舗の和菓子屋や漬物店も立ち並ぶ、趣ある参道です。

『深川不動堂』入口に到着。まず参拝。その後、境内を散策します。

旧本堂

・山号:成田山
・宗派:真言宗智山派
・本尊:不動明王

人気のパワースポットと言う事もあり、参拝客が絶えません。

旧堂は、江東区の指定登録文化財。関東大震災、東京大空襲により焼失を繰り返し、現在のお堂は、千葉県印旛沼のほとりにあった龍腹寺の地蔵堂を昭和26年(1951年)に移築したとの事。

旧本殿に向かう階段の両脇の像。八大童子の中の矜羯羅童子、制吐迦童子でしょうか。

本堂

開創310年記念事業として、2011年に建立された新しい本堂。何となくアートな雰囲気も感じてしまう空間ですね。

壁一面の”梵字”が、なかなかの迫力。古代インドのサンスクリット語が起源になっており、一字一字が諸仏諸尊を表現しています。まわりを仏様によって守られた不思議な空間です。

深川龍神

境内に入って、すぐ左手にある深川龍神。
「龍神願い札」に願い事を書いて、水鉢の水に浮かべて祈願、「願い札」は水に溶けて、願い事は龍神様に届き、叶えられるといわれています。
まず「願い札」を水に浮かべる前に、お賽銭を入れて、ドラを叩くのが良いようです。

深川龍神ご真言

ドラを叩く時に、念じる言葉。
「ノウマク  サマンダ  ボダナン  メイギャ  シャニエイ  ソワカ」
”ご真言”は呪文のようなもので、唱える事により、ご利益を享受する効果を高めるらしい。これは龍神様のご真言なのでしょうか。ちょっと暗記してみたい気もしますね。

大きなわらじ

大きなわらじに、沢山の小さなわらじが掛けられている「わらじ守り願掛け」。
足腰の息災、身体健全を願うものです。

開運出世稲荷社

大本山成田山新勝寺境内にご鎮座する出世稲荷を分霊したもの。

「深川開運願掛けきつね」が並んでいます。真ん丸としたお狐さまですね。

太鼓を叩いて祈願。

カラフルな奉納のぼり旗。ずら~っと立ち並んでおり、境内を華やかにしています。
これにて『深川不動堂』参拝終了。「門前仲町」の散策の際は、すぐ近くの『富岡八幡宮』とセットで参拝するのがお薦め。のんびりとした下町情緒を感じながら散策しましょう。

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基本情報

・名称:深川不動堂
    (成田山新勝寺 東京別院)
・住所:東京都江東区富岡1‐17‐13
・電話:03-3641-8288
・駐車場:あり
・公式:成田山 東京別院 深川不動堂

アクセス

〇東京メトロ東西線
『門前仲町駅』1番出口より徒歩2分

〇都営地下鉄大江戸線
『門前仲町駅』6番出口より徒歩5分

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