こんにちは。東京都江東区・門前仲町周辺で開催される『深川花手水 2023春』を見に行ってきました。現在の江東区は、江戸時代に埋立・開拓が行われたエリアで、昔、このあたり一帯は「深川」と呼ばれており、今でも町名として引き継がれています。
「富岡八幡宮」や「成田山深川不動堂」などの由緒ある寺社めぐりが人気のスポットでもあり、下町情緒がのこる町です。
深川花手水
第3回「深川花手水」の開催期間は、2023年5月19日(金)から2023年5月28日(日)まで。イベント期間内、本イベントに参加している飲食店・商店に、このチラシを提示すると値引きやノベルティプレゼントのサービスがあるそうです。
散策まっぷ
チラシ裏面に「花手水」設置場所のマップが描かれていますので、これを見て散策開始。なお、お店の展示する「花手水」については、開店前は、表に手水鉢を出していない店舗もある為、あまり朝早いと見れないかも知れません。
富岡八幡宮
まずは、「富岡八幡宮」の花手水から!
「江戸最大の八幡宮」で、通称「深川八幡宮」と呼ばれ、親しまれています。
東京十社のひとつでもあり、8月の例大祭「深川八幡祭り」は江戸三大祭りに数えられ、多くの人々で賑わいます。『富岡八幡宮』の詳細は以下をご参照↓
しっかりと参拝!
「うさぎの祝勝会」
兎年と言う事で、拝殿横にウサギの大きな絵馬。アーティスト・奥亀屋一慶氏の作品展示のようですね。
富岡八幡宮の花手水
「富岡八幡宮」の見どころのひとつである”ゴールドの鳳凰の手水舎”。鳳凰x花手水の豪華なコラボです。
清々しい雰囲気の「花手水」!初夏を感じさせるような雰囲気ですね。
最近、「花手水」イベントを行う所が増えたような気がしますが、コロナ禍の初期の頃、行事などが中止になり、売れ残ってしまった花の有効的な活用方法として、考えついたのが「花手水」だった…との話も聞きます。
横綱力士碑
「富岡八幡宮」に立ち寄ったからには、「横綱力士碑」を見ない訳には行きません。
歴代横綱すべてのしこ名が刻まれた、重さ20トンもある巨大な石碑です。迫力ありますよ~。社殿奥、駐車場の隣りに設置されていますが、この存在に気が付かない方も多いかと。参拝時には必見ですよ。一見の価値あり!です。
深川不動堂
さて、場所を移動して「成田山 深川不動堂」に到着。「富岡八幡宮」のすぐ近くにあります。ご存知、千葉県成田市の「成田山新勝寺」の東京別院で「深川のお不動様」として親しまれています。こちらも詳しくは以下の記事をご参照下さい↓
旧本堂前に、何故か”かかし”。
深川龍神
境内を入って左側にある深川龍神。「龍神願い札」を書いて、水に浮かべて祈願すると御札が水に溶けて、願い事が龍神に届くと云われています。
深川不動堂の花手水
そして「深川龍神」前の手水舎の「花手水」。ここも見応えのある出来栄えです!
手水鉢の中央に置かれた、透明の円柱形のオブジェが、氷っぽくて涼し気。まだ、5月なのに真夏日が続いたせいか、”涼”を感じます。
手水鉢に太陽の光が差し込み、花々を照らしている光景がいい感じ。癒されますね。
永代寺
さて、ここは「深川不動堂」参道の途中にある「永代寺」。山号は大榮山、高野山真言宗のお寺です。うっかりすると通り過ぎてしまうような”小さなお寺”ですが、雰囲気の良いお寺なので、参道をぶらり散策しながら、立ち寄るのが楽しいかと。
永代寺の花手水
ありました!「花手水」。
赤系の花々でまとめたラグジュアリーな雰囲気の「花手水」ですね。
木漏れ日が「花手水」を照らして、ちょっと幻想的。
和菓子屋さんの入口に置かれた「花手水」を発見。
パステルカラーっぽい雰囲気が可愛らしい「花手水」。
商店街にもうひとつ、手水鉢を発見。やはり、開店前だとほとんどの店舗が設置していませんね。
最後に訪れた日本料理屋さん。まだ、お店は開店前ですが、玄関先に手水鉢が置いてありました!
ここはイベント期間中、終日、玄関先に置いてありそうです。
猫おみくじ・犬おみくじ
おまけ情報。
「深川不動堂」で引いた”猫おみくじ”と”犬おみくじ”。わんことにゃんこのおみくじとの事で、留守番中の2匹の為に引いてしまいました。残念ながら、大吉は引けず。
『深川花手水』のイベントは、昨年、2022年10月から始まったばかりの”花手水イベント”で、今回が第3回目。過去の開催は、2022年10月と今年の2月で、今後も季節ごとに開催されるのかどうか、期待したいところです。
基本情報
〇富岡八幡宮
・住所:東京都江東区富岡1-20-3
・電話:03-3642-1315
〇成田山東京別院 深川不動堂
・住所:東京都江東区富岡1-17-13
・電話:03-3641-8288
〇永代寺
・住所:東京都江東区富岡1-15-1
・電話:03-3641-4015
アクセス
-東京メトロ東西線
「門前仲町駅」下車
富岡八幡宮⇒深川不動堂⇒永代寺