ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【HANA・BIYORI】よみうりランドに隣接する”新感覚フラワーパーク”へ行こう!

こんにちは。東京都稲城市の「よみうりランド」に隣接し、よみうりランドが運営するフラワーパーク『HANA・BIYORI』の散策に行ってきました。
日本最大級のフラワーシャンデリア、花とデジタルが融合したアートショーなどが見どころの”新感覚のエンタメ型フラワーパーク”と紹介されており、園内に様々な映えスポットが用意されていました。

「京王よみうりランド駅」から続く「よみうりV通り」と呼ばれる坂道を上っていくと、頂上付近に『HANA・BIYORI』の入口看板が見えてみます。

駐車場

『HANA・BIYORI』の立体駐車場。
駐車場の上を行き来するゴンドラは、「京王よみうりランド駅」から遊園地を結ぶスカイシャトルです。
「よみうりランド」の所在地は東京都稲城市になっていますが、実はこれは本社の住所で、実際の敷地の多くは神奈川県川崎市だったりします。ちなみに『HANA・BIYORI』の駐車場は稲城市の飛び地。なお、遊園地「よみうりランド」の駐車場とは別になるので注意。

ジャイアンツ球場

立体駐車場からは、隣接する巨人の練習場・イースタンリーグのホームである「ジャイアンツ球場」が見下ろせるんですね!

入園口

券売所と入場口。
入場料は大人(中学生以上)1,200円。公式オンライン価格のほうが200円安く、1,000円。但し「よみランCLUB」への会員登録する必要があります。(2023年5月時点)

案内図

『HANA・BIYORI』のエリアは、大きく分けて3つ。
メイン施設の「HANA・BIYORI館」、ガーデン散策を楽しむ「彩りの小路」、そして、お堂などの文化財が並ぶ庭園「聖なる森」の3ヶ所です。まずは「聖なる森」から見学して行きます。「聖なる森」は、「よみうりランド」開業時から「聖地公園」と呼ばれていたエリアで、『HANA・BIYORI』をオープンするにあたり、改称した模様。

珪化木

2000万年前の植物化石で、日本で最も大きい珪化木らしい。1965年から「よみうりランド」に設置されているとの事。

花手水

散策路には3ヶ所に「花手水」がありました。順番に観賞。

ここは”狛犬と花手水”のコーナー。

手水舎もあり、立派な花手水をしばし観賞。

これは「竹灯籠」と「竹毬」。期間限定の”ナイト入園”の時には、あかりが灯るのだそうです。

聖門

京都御所にあったとされる高麗門。

門をくぐると斜め正面に「聖池」。

八祖師像

弘法大師や親鸞聖人など仏教の主な宗派を開いた祖師たちの像。

多宝塔

17世紀に創建されたらしい「多宝塔」。屋根の上にはゴンドラが行き来しています。

よみうりランド観音

子供の頃、何度か「よみうりランド」には行った記憶はありますが、「よみうりランド観音」があるなんて知らなかった。そもそも遊園地内に「聖地公園」があった事自体、初めて知りました。

「多宝塔」前には”和傘の飾り”。これもナイト入園の時には、ライトアップされるようですね。

妙見堂

妙見菩薩像を奉安する「妙見堂」。

釈迦如来殿(パゴダ)

「妙見堂」から、さらに階段を上ると「釈迦如来殿(パゴダ)」があります。

まずは、塔のまわりをぐるりと回って、色々な角度から観賞。

内部を覗くとこんな感じ。周りをガラスで覆われた中に「仏舎利」と「聖髪」が安置されています。「仏舎利」は現スリランカ、「聖髪」は現バングラデシュの寺院に安置されていたものを寄贈されたらしい。案内板によると「仏舎利」「聖髪」の両方が安置されているのは、世界的にみても貴重なのだそうです。

聖門から随分と高い所まで上がってきたので、ゴンドラがかなり近くに見えます。

「パゴダ」前から「多宝塔」を見下ろします。ゴンドラからの景色も気持ちいいでしょうね!

スロープを下って「HANA・BIYORI館」へ向かいます。

HANA・BIYORI館

「HANA・BIYORI館」に到着。
この中にフラワーシャンデリアと「スターバックス よみうりランドHANA・BIYORI店」があります。

入口前の花々のディスプレイを観賞。もうアジサイが咲いているんですね!

「HANA・BIYORI館」前の庭は、世界的に有名なガーデン・デザイナーの一人、ピィト・アゥドルフ氏がデザインしたガーデン。

館の扉を開けると、『HANA・BIYORI』の見どころのひとつである天井いっぱいの「フラワーシャンデリア」がお出迎え!

ベゴニア、ペチュニア、ゼラニウムなど300を超える「フラワーシャンデリア」は日本最大級なのだとか。

パラボラッチョ

フロアの中央に、何やら巨大な木が置かれていますが、「パラボラッチョ」と言う名前の樹齢推定400年にもある古木らしく、『HANA・BIYORI』のシンボルツリーなのだそう。

ショップのぬいぐるみが、皆、お尻を向けているのが面白く、写真を一枚。最初は、恐竜かと思いましたが、どうやら、ここで飼育されている”コツメカワウソ”のぬいぐるみのようです。

記念撮影用”映えスポット”その1。

記念撮影用”映えスポット”その2。

アジサイを使ったドレスのような形をしたオブジェ。見事ですね!

館内中央は、観葉植物やテラリウムも販売しているショップも。

スターバックス

そして、「スターバックス よみうりランドHANA・BIYORI店」。
ここでしか見れないであろう草木の緑でつくられたお店の看板が映えます。”花と緑と水に囲まれたカフェ体験”がお店のコンセプトみたいです。たぶん、植物園の中にあるスタバって、ここが初なんでしょうね。

「スタバ」看板の下のアクアリウムも雰囲気がいい!水槽の向こう側に樹木や花々が見えるので”花xアクアリウム”のコラボなんですね。

アジサイが綺麗な席です。座る場所によって、花や樹木、アクアリウムなど様々は景色を楽しめるようになっています。

この席も目を引きますね~。何とも可愛らしいディスプレイです。

ここは亜熱帯っぽい席。こんな樹木に囲まれて、ゆっくりお茶するのもいい!

夏限定Ver.「花々が彩る夏物語」

そして、プロジェクション・マッピングを使用した「花とデジタルアート」のコラボ。1日4回、1回の上映は約10分程度で、観覧は無料です。

パラボラッチョの木やフラワーシャンデリアにも映像を投影し、花とデジタルアートのコラボを行います。解像度も高いので見応えがありますよ。

彩りの小路・四季の庭

最後に「彩りの小路」へ。「HANA・BIYORI館」の反対側にある入口は「スタバ」の入口になっているんですね。小花たちが咲くガーデンが綺麗です。

スカイシャトルやらジェットコースターやら、すぐ向こうが「よみうりランド」です。

お花畑の映えスポット。

壺から花が流れ出てきたような”映え花壇”。

色々なベンチと飾り付けをした撮影スポットがたくさんあります。

コツメカワウソ

何故か、コツメカワウソが飼育されており、見学できるエリアがあります。見たところ結構な頭数を飼っているようです。表情が愛らしく、癒されますね。
『HANA・BIYORI』の敷地にはホタルも生息しているらしく、6月にはホタル観賞会「ほたるびより」が開催されます。夜の『HANA・BIYORI』の雰囲気も良さげですね。

基本情報

・名称:HANA・BIYORI
・住所:東京都稲城市矢野口4015-1
・電話:044-966-8717
・営業時間:10~17時
 ※イベント時10~21時の場合もあり
・休館日:平日木曜日
・入園料:大人1,200円(中学以上)
     シニア1,000円(65歳以上)
     小人600円(3歳~小学生)
 ※公式オンライン価格の場合、割引有
 ※よみうりランドとの連絡入園券あり
    ※2023年5月時点
・駐車場:あり(有料)
 ※HANA・BIYOWRI利用者は2時間無料
  以降30分300円、当日最大1500円
 (2023年5月時点)
・アクセス
 -京王線「よみうりランド駅」徒歩10分
 ※無料シャトルバスあり