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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【東京都文京区 牛天神北野神社】『夏詣』するにも暑すぎる日の参拝(神社巡りのお散歩)

こんにちは。うだるような暑さが続きますね。今回はワクチン接種のために都内に出かけた時、立ち寄ってみた東京都文京区にある『牛天神北野神社』。 
「夏詣」の提灯が飾られていましたが、あらためて「夏詣」について調べてみると、2014年に「浅草神社」から提唱されたものだそうです。神社の台所事情を考えると、年末年始だけでは厳しいから、特に大きなイベントの無い7~8月に参拝してもらえれば…と言う事なのでしょう。神社好きの方には、「夏詣」向けのディスプレイが見られる等、なかなか良い風習かと思います。しかし、やはり”猛暑日”の昼頃の参拝は、暑すぎて落ち着いて参拝できないので、あまりお勧めできません。”かき氷”でも食べる等しないと、少しツライ。

御祭神

・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

ご由緒

元暦元年(1184年)に源頼朝公により創建。鎌倉時代、源頼朝公が当地にあった岩に腰掛け休息したとき、夢に牛に乗った菅原道真公が現れ「二つの喜びがある」と告げられ、翌年その喜びがあり、頼朝公が、その岩を祀ったのが始まりとされている。
(引用元:牛天神北野神社HPより)

参道入口に咲き誇っていた一輪の大きなヒマワリ。この日、東京は35℃近い気温。しかも無風状態で、とにかく暑い。駅から10分程度歩いてきただけで、汗ぐっしょりになりました。ヒマワリは、そんな事はものともしないような涼し気な表情で参拝者を見降ろしているみたいです。

参道入口

「牛天神」と書かれた丸い小さな提灯が飾られた鳥居?が目を引きます。

「夏詣」についてHPがあり、以下のように定義が書かれています。

「夏詣」とは?
我々日本人は大晦日に「年越しの大祓」で一年の罪穢れを祓い清め、翌日の元日は新しい年に始まりとして、その年の平穏を願い神社・仏閣に詣でる「初詣」を行います。

その始まりから六ヶ月、同じく罪穢れを祓い清める「夏越しの大祓」を経て、過ぎし半年の無事を感謝し来る半年の更なる平穏を願うべく、年の半分の節目として、七月一日以降にも神社・仏閣に詣でます。

(引用元:夏詣HPより)
  https://natsumoude.com/

「夏詣」開催期間は、神社によって異なるようですが、7/1~7/7もしくは7/1~7/31間の開催が多いようです。『牛天神北野神社』は、「夏詣」のHPを見る限り、特に開催期間の表示もなく、筆者が参拝した8月上旬も期間中だったのかと。

境内までは少し長い階段があります。

階段を上り切ったところに鳥居。 

鳥居正面に「おみくじ結びどころ」。牛の形にくり抜かれているのが趣があります。

手水舎

ちょっと変わった形の手水舎です。平成14年に菅公昇神1100年記念に奉納されたものらしい。コロナ禍なので、水は流れておらず、柄杓もありませんでした。

狛犬

狛犬に照り付ける太陽の光が眩しくて、目が痛い感じです。狛犬も辛かろう。

社殿

境内はあまり広くはありません。拝殿前にも「夏詣」の看板がありますね。8月いっぱいくらいなのだろうか。ちなみに参画している神社仏閣は2021年7月末日時点で、全国294社寺だそうです。 

撫で牛

拝殿の左右にある「撫で牛」。なお「撫で牛」の奥に「なで岩」と呼ばれる撫でると願いが叶うと云われる石が祀られています。

御神木

樹齢100年超のモッコク(木斛)。枝ぶりが見事ですね。モッコクは常緑樹で、テカテカした光沢のある葉っぱなので、太陽に照らされて輝いており、生き生きしているように見えます。この御神木に、真剣に願い事をすると必ず叶うと云われているとか。

中島歌子の歌碑

あまりに暑いので逃げるように木陰へ。『牛天神北野神社』の見どころのひとつでもある明治時代の歌人・中島歌子の碑の前で、涼をとります。碑は、歌子の死後、明治42年(1909年)に門下生によって建てられたものだそうです。

これにて参拝は終了。この後、冷房の効いたコンビニに駆け込む事にしました。 

基本情報

・名称:牛天神北野神社
・住所:東京都文京区春日1-5-2
・電話:03-3812-1862
・公式HP:http://ushitenjin.jp/

アクセス

〇JR/東西線/南北線/大江戸線/有楽町線
『飯田橋駅』より徒歩10分
〇三田線/大江戸線
『春日駅』より徒歩10分
〇丸ノ内線/南北線
『後楽園駅』より徒歩10分

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