ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【神奈川県藤沢市 白旗神社】藤が見頃! ”湘南エリア”の古社参拝

こんにちは。今回は、神奈川県藤沢市に御鎮座する『白旗神社』を参拝します。
相模一ノ宮「寒川神社」の分霊を勧請して祀った古社ですが、源義経を祀っている事でも知られています。
また、『白旗神社』は、藤の名所でもあり、毎年、5月のゴールデンウィークの頃は、「義経藤」「弁慶藤」と呼ばれる藤の花が、境内を彩ります。

鳥居と社号標

国道1号のすぐ近く、「白旗神社」交差点にど~んと立つ鳥居。日本初のグラスファイバー製の鳥居だそうです。交通量も多い道路沿いに御鎮座しています。

〇主祭神
・寒川比古命(さむかわひこのみこと)
・源義経(みなもとのよしつね)
〇ご由緒
創建年代は不詳。鎌倉時代より以前から、相模国・寒川神社の神様・寒川比古命を祀り、同じ名前の寒川神社と呼ばれていたとの事。文治五年(1189年)奥州平泉の衣川館において、自害した源義経の首が鎌倉に送られ、身元確認後、この地に葬られ、その後、源頼朝の指示により、義経公を神様として祀ることに。白旗が源氏の旗であったことから、白旗明神として祀り、のちに白旗神社と呼ばれるようになった。

お馴染み、干支を描いた大絵馬。これが設置されていると写真を撮りたくなりますね。通常、いつ頃まで飾るものなのだろうか。

境内の鯉のぼり

この時期の境内は、鯉のぼりがいっぱい!100匹くらいは居るか知れません。青空を泳ぐ鯉のぼりは、心が和む風景ですね。

源義経と弁慶像

令和元年、源義経公没後830年を記念して、建立された義経公と武蔵坊弁慶の銅像。
弁慶は”大男”のイメージなのですが、この像の弁慶はちょっと小さめに見えなくもない。

手水舎

手水舎には”亀の石像”。社殿の立つ小山がカメの形に似ているので「亀形山」と呼ばれているそうですが、恐らくそれに関係あるのかと。

参道

木々が生い茂る「亀形山」。長くはありませんが、自然豊かな静かな参道。

新緑に覆われた気持ちいい参道です。ベンチがあったので、しばし森林浴してから、参拝する事に。

竹を使った趣のある絵馬掛所。

源義経公鎮霊碑

社殿へ行く階段脇に、義経公810年祭で建立された碑。誰の首かを確認をする「首実検」後、棄てられた義経公の首が、この付近まで流れつき、首を洗い清めて葬られたと云われています。色々な云われがあり、義経公と弁慶の首が空を飛んできて、この地に降り立ったと言う云われも。

狛犬

表情がにこやかな狛犬。阿吽ともにリラックスした雰囲気。

社殿

天保六年(1835年)建立の社殿。亀形山の頂上?気の良い場所に御鎮座しています。

拝殿に施された彫刻が、なかなか見事。

義経藤

参拝を終え、藤の花を見に行きます。まずは、白い藤「義経藤」。社務所前の藤棚に咲いています。参拝した5月2日時点、満開。

源氏のカラーである白の藤を「義経藤」と名付けたんですね。白い藤もあまりお目にかかれないので、とても新鮮です。

弁慶藤

「義経藤」よりも先に咲き始めた紫の藤「弁慶藤」。割と規模が大きめな藤棚で咲いています。

だいぶ散り始めていますが、まだ満開の部分もあり、じっくり観賞。1mくらいはありそうな長い花房が、そよ風に揺られて優雅な雰囲気。今日はいいものを見ました!

毘沙門天みくじ

今回は、社務所が開いている時間帯での参拝になったので、”おみくじ”を引く事にしました。『白旗神社』は藤沢七福神の毘沙門天を祀っているので、「毘沙門天みくじ」にチャレンジ!ちょっと奮発しました。1回500円。

結果は、なんと”大吉”!
先月に引き続き、2回連続の”大吉”です。
商売の項目を見ると「ひそかにすれば吉」と書いてありますが、どういう意味なんだろうか。隠れて副業するわけにもいかないしなぁ。

基本情報

・名称:白旗神社
・住所:神奈川県藤沢市藤沢2-4-7
・電話:0466-22-9210
・駐車場:あり(境内駐車スペース)
・HP:http://www.shirahata-jinja.jp/

アクセス

〇小田急線
『藤沢本町駅』より徒歩7分

Google Map