ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【大井ふ頭中央海浜公園】緑と水辺のある公園の「パブリックアート」巡り

こんにちは。今回は、東京都品川区、京浜運河沿いに広がる『大井ふ頭中央海浜公園』に設置されたパブリックアートを鑑賞しながらの散策です。
公園は大きく二つのエリアに分かれており、一つは野球場、テニスコート、陸上競技場などの施設がある「スポーツの森」とBBQや釣、野鳥観察などが出来る自然のエリア・「なぎさの森」。2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場として、ホッケー場が新設される等、大きな公園なのですが、現在は、大会終了後の撤去・復旧や改修により、あちこちで工事中。パブリックアートは、主に「なぎさの森」の散策路に設置されており、こちらは利用可能です。

案内板

道路を真ん中に挟んで、京浜運河側の水辺と森のエリアが「なぎさの森」、反対側が「スポーツの森」です。

新緑

緑豊かな公園です。朝日に照らされた新緑が清々しいですね。今年のゴールデンウィーク前半は、ぐずついた空模様が続きましたが、その合間、晴れた日の散歩。

公園の猫ちゃんたち

パブリックアート鑑賞前に、偶然に出会った猫ちゃんを観察。管理事務所前に4~5匹集まっていました。公園を住処とする猫ちゃんたちで、恐らく、毎日どなたかから貰えるエサを待っているのだろう。皆けっこう”ふっくら”としており、栄養状態は良好のよう。

「三人三様」

掛井五郎 作

本日、最初のパブリックアート。公園管理事務所近くの森の中の「彫刻広場」と呼ばれる場所にあります。
個性的な三つの彫刻を合わせて「三人三様」と言う一つの作品です。

擬人化された三つの彫刻の中で、一番、人間に近い形をしていますね。インパクトがありすぎ!

ひょろ長い体と腕、これは、ロボットかな。

おせんべいのお菓子「星たべよ」を連想してしまいます。星なのか、ヒトデなのか、それとも宇宙人なのか…。

大井競馬場と東京モノレール

森から、水辺のエリアへ移動します。
京浜運河の向こう岸に見えるは、「大井競馬場」、手前に走る電車は「東京モノレール」です。「大井競馬場」に行った事はありませんが、一度、夜の”トゥインクルレース”に行ってみたい。

「南の空へ」 

加藤昭男 作

鳥につかまり、飛び立とうとする姿が、力強さを感じる彫刻。青空に映えますね。

彫刻の質感がいいですね。アップで見るとすごいダイナミック。彫刻の反対側へまわって見ると、朝日を浴びて、影になっている感じが実にいい!

「HELIX]  

脇田愛二郎 作

公園のはずれにあるパブリックアート。この作品が、ジョギングの折り返し地点になっているようで、数人のランナーの方が、作品のまわりをぐるりと回って、もとの道に戻って行きました。「HELIX」は”らせん状のもの”と言う意味。

観察壁と干潟

「HELIX」のすぐ隣りにある観察壁。ここで散策路は行き止まり。
観察壁に設けられた小さな窓から、向こう側を見て見ると、干潟が広がっています。干潟に来る色々な鳥たちに、人の姿が見えないように壁をつくり、警戒心を与えないようにして、小窓から鳥たちの生態を観察するみたいです。

「碧翔」 

一色邦彦 作

水際に立つ大きなポールの上に”鳥に乗る天女”のような像。「碧翔」この難しい漢字は、”へきしょう”と読み、意味は青空。

天女のような女性像の”手つき”が興味深く、この鳥を操っているようにも見えますね。青空に飛び立とうとしているポジティブなイメージが伝わってくる作品です。

「波貌(はぼう)」 

建畠覚造 作

BBQエリアに設置されているパブリックアート。今、このエリアは工事中で、作品の近くまでいけない為、遠くから鑑賞。
いつも思うのですが、このような鏡面の外観の作品に夕日があたると綺麗なのでしょう。同じ作品を時間帯を変えて、鑑賞してみたいですね。

「翻(ほん)」  

多田美波 作

「スポーツの森」近くの駐車場付近に設置された作品。東京都生活文化スポーツ局のHPによると、東京湾をわたってくる風をイメージしたパブリックアートのようです。
”ふ頭をわたる風”なんて、何だか、ユーミンみたいですね。

基本情報

・名称:大井ふ頭中央海浜公園
・場所:東京都品川区八潮4-1-19
・電話:03-3790-2378
・開園時間:見学自由
・駐車場:あり(有料)

アクセス

〇東京モノレール
『大井競馬場前』より徒歩8分
〇京浜急行線
『立会川駅』より徒歩14分

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