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『六本木ヒルズ 毛利庭園』紅葉散歩~都心のおすすめ紅葉スポット

こんにちは。東京・港区の『六本木ヒルズ』にある池泉回遊式の日本庭園『毛利庭園』の紅葉狩りのご紹介です。
「六本木ヒルズ森タワー」と「テレビ朝日本社ビル」の間にあり、テレビ朝日の天気予報が、よくここから中継しているお馴染みの場所ですね。もともとは江戸時代に大名屋敷の庭園として造られた歴史があります。現在は、春は桜、秋は紅葉が美しい、都会のオアシスとして人気があります。

毛利庭園

「六本木ヒルズ」ヒルサイドから『毛利庭園』を眺望。コンパクトにうまくまとまっている印象を受ける庭園です。
『毛利庭園』は、もともと慶安3年(1650年)建造された、毛利秀元の上屋敷の庭園。
「毛利甲斐守邸跡」と呼ばれる史跡でもあり、「忠臣蔵」の赤穂浪士のうち10名が切腹した場所なのだそう。
明治時代には、中央大学・創始者の増島六一郎氏の自邸となり、昭和初期になると、ニッカウヰスキーが買収、1970年代には、テレビ朝日の所有となり、六本木六丁目地区の再開発事業により、「六本木ヒルズ」がオープンした際、現在の『毛利庭園』が誕生しました。

高層ビルが立ち並ぶ都心の真ん中に、こんなに紅葉した木々が密集しているのが不思議です!上の写真の中央にそびえるビルが、現時点で、日本一の高さ330mの「麻布台ヒルズ森JPタワー」。その右横には、お馴染み「東京タワー」。

六本木ヒルズ森タワー

『毛利庭園』から「六本木ヒルズ森タワー」を見上げます。もみじの色づきが想像していたよりも状態がいいです!

「六本木ヒルズ」のクリスマスイベントとして、『毛利庭園』でも毎年イルミネーションが点灯されます。2023年は”DIOR”を絡めた特別イベントのようです!観覧は無料。

池泉回遊式庭園に置かれた二つのオブジェ。ライトアップされる夜も綺麗なんでしょうが、紅葉とのコラボも絵になりますね!

ディオールツリー

2023年期間限定展示の「ディオールツリー」。夜はライトアップされるのかな。(2023年12月17日迄)

「Kin no Kokoro」

ジャン=ミシェル・オトニエル作

このハート形の金の数珠のようなオブジェは、常設展示のパブリックアート。六本木ヒルズと森美術館の10周年を記念して設置されたのだそう。

池の正面から反対側の紅葉を観賞。この池、現在は「毛利池」と呼ばれているようですが、ニッカウヰスキーの工場の時代には「ニッカ池」と呼ばれていたらしい。

紅葉の散策路

池のまわりをぐるりと散策します。『毛利庭園』の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬。2023年は色づきが少し遅れた為に、12月中旬くらいまでは楽しめるかも。

もみじの木立の中に入ると、ここが六本木とは思えませんね!都会の喧騒からしばし離れられる空間です。青もみじの頃も良さげ。

『毛利庭園』に隣接している雰囲気の良い休憩スペース。テイクアウトとイートインができるお店もあり、『毛利庭園』を見ながらランチしたり、イルミネーションを観ながら散策した後、あたたかい飲み物を飲んだりできるかと。

今回は紅葉が綺麗な秋の『六本木ヒルズ 毛利庭園』の散策でした。

基本情報

・名称:六本木ヒルズ 毛利庭園
・住所:東京都港区六本木6-10-1
・電話:03-6406-6000
・入園:見学自由
・駐車場:あり(有料)
・HP:六本木ヒルズ - Roppongi Hills